レモン(特徴や育て方)
樹木の特徴
高木
常緑樹
花が咲く
実(食用)
香り
育て方
日なた
水やり不要
鉢植え可
耐性/難易度
風
弱い
暑さ
強い
寒さ
やや弱い
虫
やや多い
栽培難易度
易しい
おすすめ栽培エリア
関東以南
育て方カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け |
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剪定 |
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肥料 |
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収穫 |
開花 |
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レモンの木の特徴
花言葉は『愛に忠実』『心からの思慕』『熱意』『誠実な愛』。 香りや酸味を楽しめる柑橘系の植物で、輸入用の果実は、農薬の問題(厚生省非認可の残留農薬)で皮ごと食べることがためらわれますが、自家製なら皮まで安心してお召し上がり頂けます。レモンの皮はジャムや甘く煮てパンに混ぜ込んで焼くとおいしくいただけます。レモンは葉っぱも香りが付いているので紅茶に入れるとレモンティーにしてお楽しみいただけます。 レモンは収穫時期が長く、9月頃の青切りレモンは香りが楽しめ、10月以降の収穫時期はほんのり色づき始めたら室内に置いて、好きなタイミングでお召し上がりください。黄色いレモン色に着色するには12月頃まで枝につけておきましょう。収穫するタイミングを逸すると果汁の少ないスカスカの果実になってしまいます。また、木が疲れてしまいますので、葉20〜30枚に1果残す程度で収穫してしまいましょう。 上手に栽培すれば一本の木に≪200個以上≫なんてこともあります。花も周年開花で、素晴らしい香りの淡い紫色の花が楽しめます。木の生長を促すために(少しもったいないですが…)花も実と同様に、こまめに摘むようにしてください。開花・結実までの期間が長く、少し、害虫や病気に罹りやすいですが、手をかけて育ててあげると食卓をにぎわしてくれること間違いなしです。
レモンの木の育て方・注意点
【植え付け時期】
3月〜4月の寒さが落ち着いたころに、冬でも陽だまりになるところに植えて下さい。
【気温】
寒さにやや弱く(最低気温が氷点下3度くらいまで)、栽培できる地域は限られてしまいますが、実がなるまで育つと秋口から冬までの、長い期間果実を楽しむことができる植物です。
【用土】
用土はそれほど選ばない品種です。が、レモンは乾燥や過湿に弱いのが特徴で、水はけの悪い土だと過湿になって根腐れを起こしてしまうことがあります。日当たりと水はけのよい場所に植えてください。また、細かい根をびっしりと出す性質がありますので、土が乾いたら水を十分に与えて下さい。肥料は3月・5〜6月・10〜11月の年に3回、固形肥料を施します。四季咲き性を考えて少し多めに施してください。
【注意点】
栽培時の最大の天敵はカイヨウ病です。カイヨウ病は風で葉っぱや果実がこすれあい、傷ができるとそこから細菌が入ってきて感染する病気です。葉や果実に水ぶくれのような斑点ができて、それがかさぶたのようになり、葉っぱや果実が落ちることもあります。防風と殺菌剤の散布がおもな予防対策です。また、アオムシ・アブラムシ・カイガラムシ・ハダニなどの害虫もつきやすく、特にカイガラムシは薬剤が効きにくいので、こまめに剪定を行って葉の風通しを良くしておくとつきにくくなります。
剪定は数年かけて苗のバランスの良い樹形に仕立てなければなりません。春の暖かくなって芽吹く前の、3月頃に行ってください。2〜3年し、樹形ができた後は、枝の若木を頻繁に剪定してあげてください。剪定の時期は2月〜3月です。あまり枝が伸びすぎると、花が咲かなかったり、実を着けるまで少し時間がかかってしまいます。樹形を保ちながらこまめに剪定を行い、気長に育ててあげてください。
- 植栽の名称
- レモン
- 形態(もしくは園芸分類)
- 常緑高木
- 分布エリア
- 南関東以西
- 原産地
- インド北部
- 樹高
- お届け時:0.8m 最大:約3m
- 開花時期
- 5月中旬〜6月
- 科目(分類)
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科: ミカン科 Rutaceae 属: ミカン属 Citrus 種: レモン C.limon