キンカン(特徴や育て方)
樹木の特徴
低木
常緑樹
花が咲く
実(食用)
育て方
日なた
水やり不要
鉢植え可
耐性/難易度
風
ふつう
暑さ
強い
寒さ
ふつう
虫
少ない
栽培難易度
易しい
おすすめ栽培エリア
本州以南
育て方カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け |
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剪定 |
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肥料 |
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収穫 |
開花 |
キンカンの木の特徴
キンカン類は耐寒性が強く、栽培も容易でお庭に植えるにはとても向いている種類です。さらにキンカンは、冬の寂しくなりがちなお庭を黄色い果実で明るくしてくれる絶好の素材です。また、実をつける期間が1年を通してとても長く、常緑性ですので、お家のシンボルツリーにもとてもおススメです! 果実は枝先に集まってつくので、形がよく大きなものを残し、ほかは摘み取りましょう。 1枝に1〜2個を目安に、1樹あたり10〜15個をならせてあげてください。摘花や摘果をせず、たくさんの果実を着けさせると木が弱り、次年度に収穫できなくなってしまいます。果実の数を管理して、連年結実を目指してくださいね。 また、砂糖とハチミツを加えたキンカンジャムは、とても簡単!一度作ってしまうと保存が効きますので、収穫の出来ない春から秋にかけても、一年中楽しめます。是非お子様とご一緒に作られてはいかがでしょうか?その他には甘露煮等に利用されますが、生果で食べてもとても美味しいですよ。 キンカンは他の柑橘類と違い、甘みが果皮に集中していますので、最初はとても甘く、中の果肉に酸味があり、そのままかじると甘酸っぱいキンカン独特の風味が味わえます。 1個10〜20g程度の黄色の果実を多数つけ、みかんやレモン等の柑橘類とは少し違った特性を持っています。特に、果皮に柑橘特有の苦みが少なく甘いことから、皮ごとまるかじりできる唯一の種類です。忙しい方でも、朝食代わりに2〜3個召し上がると、風邪の予防や抗ストレスに効果的と言われているビタミンCやカルシウムが摂取出来ますので、ご出勤前などの一口としてもおすすめです。 花言葉は「思い出」。 お子様の健やかな成長とともに、植栽の生長をご家族で楽しんで頂きたく思います。
キンカンの木の育て方・注意点
日光を好みますので、庭植えの植えつけ場所・鉢植えの置き場とも日当たり良好な場所を選んであげてください。キンカンを含む柑橘類の栽培では、春から夏にかけての果実の成長期に水切れさせると、落果や落葉の原因となってしまいます。植えつけ直後や空気が乾燥している時は、十分に水やりしてあげてください。
11月下旬頃から、果皮に甘みがのり、全体的に黄色から黄橙色に変わっていきます。黄橙色になったものから順次、ハサミで果梗を切って収穫しましょう。
成熟期に当たる10〜12月は、土を乾かし気味に管理した方が、果実の色づきが早くなり甘い果実が出来ますので、「少し乾燥しているかな?」と思う位でも大丈夫です。
庭植えは2月と10月に、鉢植えは2月、5月、10月に、有機質肥料や速効性化成肥料を施します。庭植えのキンカンは、一般の柑橘類より開花が遅いので、熟すのも遅く、早く食べると酸っぱいですが、3月〜5月頃に食べると大変おいしいので、是非試してみてくださいね。
- 植栽の名称
- キンカン(金柑、別名:キンキツ)
- 形態(もしくは園芸分類)
- 常緑性低木
- 分布エリア
- 全国各地
- 原産地
- 中国
- 樹高
- 1.5〜2.0mほど
- 開花時期
- 花 7〜8月 実 11〜5月
- 科目(分類)
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界: 植物界 Plantae 門: 被子植物門 Magnoliophyta 網: 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目: ククロジ目 Sapindales 科: ミカン科 Rutaceae 属: キンカン属 Fortunella