高低差のある道路側には、塗り壁とフェンスをご提案いたしました。既存塀の安全性を考慮して、一歩内側にレンガの角柱と塗り壁で囲いを設置。繊細な装飾と重厚な質感のアイアン調フェンスで、クラシカルな雰囲気にまとめました。ストレートのラインからアールラインに変わる切り替え部分には、レンガの角柱を配置して自然な流れを演出。コーナーはアールラインを取り入れ、敷地の隅切り部分に発生する角の違和感を和らげています。

お施主様のご要望により、和室前に和風の坪庭を配置いたしました。以前お住まいのご自宅にあった灯篭を用いて、しっとり落ち着いたお庭に。艶やかな植栽や重厚感のある石など、眺めているだけで心が安らぐ憩いの空間に仕立てました。四季折々の木や草花が、日本ならではの季節の移り変わりを美しく演出。門まわりの華やかさとは違う、日本ならではの荘厳な雰囲気をお庭でお楽しみいただけます。