犬走りとは
犬走り(いぬばしり)とは、建物の周囲に沿って、コンクリートや砂利などを敷いた部分をさします。諸説ありますが、犬が通れる程度の細い道という意味で犬走りと呼ばれるようになりました。
現代では雨樋があるため、犬走りは必要ないという方もいらっしゃいますが、泥跳ね防止以外にもメリットがあり、犬走りを設置する方も多くいらっしゃいます。
建物と敷地の境界に距離ができることで建物基礎部分の保護に繋がったり、ゴミ出しやお庭への移動時に建物の周りを歩いて移動できたりするなど、様々なメリットがあります。
犬走りは必要か、また、どのような犬走りが良いか悩んだら、ぜひガーデンプラスにご相談ください。
犬走りを施工する3つのメリット
1 建物まわりの雑草対策になる
建物まわりを土のままにしておくと雑草が生えてきたりと、手間もかかかり、美観性を損ねてしまいますが、犬走りを設置することで雑草が生えることを防止できます。
砂利敷きの犬走りでもある程度は雑草対策になりますが、より徹底した雑草対策にしたい場合はコンクリート舗装した犬走りがおすすめです。
2 建物まわりの地面が整い、歩きやすくなる
建物まわりの犬走りにコンクリートや砂利を敷くことで、雨天時も地面がぬかるむことがなく、歩きやすくなります。特に、建物裏に物置があるなど、建物まわりを歩く必要があるお家の場合、犬走りを設けることで行き来しやすくなります。
3 砂利敷きすることで防犯対策になる
砂利敷きの犬走りを設置することで、歩くたびに足音が発生するため防犯対策に繋がります。特に門や塀のないオープン外構のお家は、犬走りへ簡単に侵入できてしまうため、砂利敷きの犬走りで防犯対策することをおすすめします。通常の砂利でも音が鳴らないわけではないですが、より音が発生しやすい防犯対策用の砂利も売られているので、そちらを敷設することをおすすめします。
犬走りの設計ポイント
1 犬走りの用途や目的から舗装材を考える
犬走りによく使われるのはコンクリートと砂利ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
雑草対策、防犯対策、コストダウン、おしゃれさ等、何を優先したいかによって、適する舗装材は変わってきます。
どのような用途や目的で犬走りを使用するかイメージし、ガーデンプランナーと相談しながら後悔のない舗装材を選びましょう。
2 犬走りの幅を考える
犬走りの幅の大きさに決まりはなく、自由に決められますが、一般的には40~60cm程度の幅が多いです。
外壁への泥跳ねを防止する幅、人がすれ違うことができる幅、室外機や給湯器などをおける幅、など必要な幅はお家によって変わってくるのでよく検討し、犬走りの幅を決めましょう。
3 土壌環境が整っているか確認する
犬走りに水が流れるよう傾斜をつけるなど(水勾配)、しっかり排水されるように施工する必要があります。
しっかり排水されないと、コケやカビが発生する原因になったり、蚊などの虫が増える原因になったりします。
また、犬走りにコンクリートを打つ場合は地中に配管などが通ってないかを確認してください。
万が一の際に、コンクリートを撤去する必要が生じ、余計な費用が発生してしまう可能性があります。
自分では判断しかねる場合は、一度営業担当までご相談ください。
犬走りの関連エクステリア商品
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ストックヤード
勝手口や裏口に設けたスペースに設置する屋根や目隠しパネルがついた商品。物置やゴミの一時保管場所として最適です。
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物置
普段使わない物を収納することが出来る倉庫。デザインや大きさも幅広くあるので、お住まいや外構のデザインにあった商品を選べます。
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砂利
砂利を敷くことで泥跳ねを防ぐことができます。大きさや色が様々あるため、テイストや用途に合わせて選べます。
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化粧砂利
様々な色や模様の入った美しい砂利です。普通の砂利より美観性が高いので、よく目に触れる場所の砂利敷きにおすすめです。
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防草シート
日光を遮る特殊なシートで、雑草の生長を抑制します。劣化を防ぐためシートの上に砂利などを敷いて使用することが多いです。
犬走りの施工事例
No. | 25460 |
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完了月 | 2025年4月 |
施工地域 | 奈良県 生駒市 |
施工場所 | 新築外構一式 |
施工金額 | ¥1,600,000 |
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駐車スペースは土間コンクリートに伸縮目地を入れて仕上げ、シンプルながらもすっきりとした印象に整えました。駐車時の使いやすさはもちろん、無駄のないデザインが外観全体とよく調和しています。玄関前には木調の枕木材を並べ、外壁の温かみある色合いとリンクさせることで、ナチュラルでやさしい雰囲気を演出。オレンジのポストがアクセントとなり、目を引くポイントです。機能門柱としても役割を果たしながらも玄関ドアを開け閉めする際に道路側からの視線をさりげなくカットできます。犬走りの境界部分にはメッシュフェンスを設置し敷地を区切ることで安心感を確保しました。地面には防草シートと砂利を敷設し、雑草の発生を抑制してすっきりとした仕上がりに。お手入れの手間を減らし、長く美しい状態を保てるよう配慮しています。デザイン性と実用性をバランスよく取り入れた外構工事で、日々の暮らしに心地よさをプラスする仕上がりとなりました。
お客様の声・口コミ
No. | 25461 |
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完了月 | 2025年4月 |
施工地域 | 埼玉県 飯能市 |
施工場所 | 新築外構一式 |
施工金額 | ¥1,600,000 |
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駐車スペースに土間コンクリートを打設し、お車の出し入れがしやすい広々とした空間を確保しました。シンプルな設計の中にも実用性がしっかりと盛り込まれ、日常使いにとても便利な仕様です。玄関ポーチの階段はブロックにタイルを貼り、落ち着いた色味で高級感を演出しました。階段横にはブラックの手すりを設置し安全性を確保。小さなお子様が上り下りする際もしっかりとサポートします。玄関前に設置した門柱はスリムでスタイリッシュなデザインをセレクトしました。郵便物の受け取りや来客対応がスムーズに行えます。犬走りには防草シートと白砂利を敷設し、雑草対策をしつつすっきりとした見た目を叶えています。
お客様の声・口コミ
No. | 25456 |
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完了月 | 2025年4月 |
施工地域 | 神奈川県 鎌倉市 |
施工場所 | 駐車スペース |
施工金額 | ¥1,700,000 |
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駐車スペースに土間コンクリートを打設し、スリット部分には既存のタマリュウを植え替えて整えました。緑のスリット目地が全体に柔らかい印象を与え、無機質になりがちなコンクリートの表情に優しいアクセントを加えてくれています。また、土間コンクリートは雑草が生えず、お手入れが簡単なところも魅力です。犬走りには防草シートと白砂利を敷設しました。雑草対策として機能するうえ、白砂利の明るい色味が外壁の色と調和し、清潔感のある仕上がりとなっています。玄関前の隣地境界には目隠しフェンスを設置。木目調デザインが外観に温かみを添え、しっかりとプライバシーを確保しています。さらに、お庭仕事やお車の洗浄などに便利な二口仕様の立水栓も新設。玄関先の限られたスペースにスマートに収まり、日常の使い勝手がぐっと良くなりました。玄関アプローチ部分はインターロッキングブロックを使用し、落ち着いた色合いの舗装で仕上げています。歩きやすさはもちろん、ブロックの並びが作り出すリズム感がアプローチに表情を与え、全体の雰囲気を引き締めました。全体を通して、見た目の美しさと実用性を兼ね備えた仕上がりとなり、毎日の暮らしがより快適になる外構工事となりました。
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