境界・外周とは
隣地や前面道路との境界を区別するために外周に設置する、ブロック塀やフェンス。道路側では、フェンスやコンクリートブロックなどを使って、目隠しや敷地を守る目的で設置します。
レンガや化粧ブロック、木目調フェンスを使うとデザイン性もアップ。隣地境界部分で設置する場合は、メッシュフェンスなど圧迫感がなく通気性の良いものが人気です。また高低差のあるところには型枠ブロックを使って土留め塀を施工します。現在販売されているフェンスやブロックには、機能性やデザイン性に富んでいる商品が多数あり、ご自宅のデザインや目的に応じて、外周や境界にぴったりのアイテムをお選びいただけます。
ガーデンプラスでは、建物やお庭のデザイン、お客様のご要望内容から、最適なフェンスやブロック塀をご提案いたします。
境界・外周を施工する4つのメリット
1 敷地の境界線を明確にする

フェンスを設置することで、敷地の境界線が明確になり、ご自宅側はもちろんお隣さんのプライバシーにも配慮することができます。
縦格子フェンスやメッシュフェンスは比較的安い値段で設置可能なので、外構工事のご依頼もたくさん頂いております。
2 外部から、人や動物などの侵入を防ぐ

外周部分にコンクリートブロック塀や高さのあるフェンスを設置することにより、外部からの人や動物の侵入を防ぐ効果が期待できます。
腰までの高さであっても、私的な敷地を目で確認できるため心理的な防犯効果が期待できます。よりセキュリティ性能を高めたい場合は、手足のかけにくい形状のものを選んだり、センサー付き照明を一緒に設置するといった方法もあります。
3 転落や飛び出しの事故を防ぐ

敷地と道路や隣家との間に高低差がある場合は、フェンスを設けることで転落や落下事故などを防ぐことができます。
また交通量の多い道路に面したお庭の場合、ブロック塀を設けておくと、敷地からの飛び出し事故はもちろん、通行車両の越境や車両同士の事故の際も、ご家族の安全を守れます。最近では強風などの影響も鑑みて、ブロック塀+アルミフェンスの組み合わせがスタンダードです。
4 目隠しで快適な住空間をつくる

外周や境界部分に目隠しフェンスやブロック塀を設置することで、外からの目線をカットすることができます。
お庭で過ごす際はもちろん、リビングなどの室内でも、外からの目線は気になるもの。プライベート空間を確保することで、家族団らんのお時間を楽しんでいただけます。また洗濯物を干すスペースなどでも、目隠しの設置はおすすめです。塀やフェンス以外にも樹木や角柱などを配置し、アイストップ効果を持たせることで、風通しや閉塞感を緩和する方法もございます。
境界・外周の設計ポイント
1 設置したい目的や用途が何かを考える

まずは、外周や境界にどのような悩みがあるのか、具体的に考えてみましょう。隣家や道路との境界線を区切るだけなら、コンクリートブロック等を数段設置して対応できますが、防犯や目隠し目的であれば、目隠しやフェンスの設置が必要になります。
また土留めの場合は、どれくらいの高さの土を留めるかで施工方法が変わりますので、予算も十分検討しましょう。目隠しの場合は、どこにいるときに、どの方向からの目線が気になるのか、イメージを膨らませながら、目隠しの設置サイズや位置を決定します。
2 場所や高さに応じて設置するフェンスやブロックの種類を選ぶ

擁壁上にフェンスを設置する場合は、高さや種類に制約があります。ブロック塀の場合も、境界部分の高低差や塀の高さによって、型枠ブロックと呼ばれる強度を高くできるコンクリートブロックを使用しなければならないケースがあります。
その他、市の条例や地域の建築協定等で、境界部分へのフェンスやブロックの設置に制約を設けている場合があります。景観を守りつつ安全性の高いブロック塀やフェンスを設置するよう、プランナーによく相談してください。
3 干渉する要素が無いか、最後に確認する

敷地境界付近や建物外周は、建物の内側と違って敷地外からの様々な干渉物があり、工事には配慮が必要です。
例えば角地に目隠しフェンスを施工した結果、道路の見通しが悪くなる可能性が。隣地の近くにブロック塀を作ると、風の通り道や日光を遮ることもあります。また土中に排水管やガス管などが埋設されているケースも。施工前に建物の図面や周囲の状況などを確認しましょう。特に日光や風通しなどは、設置後にトラブルに発展することもあるので、工事前にお隣さんと相談しておくことも大事です。
境界・外周の関連エクステリア商品
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フェンス

視界を妨げずに、圧迫感を感じさせないスタンダードな境界・外周用フェンスです。
比較的価格帯も安く、バリエーションが豊富です。 -
目隠しフェンス

目隠し機能のついたフェンスの総称で、プライバシーの保護に最適。
金属カラーから木目調デザインまで種類も豊富です。 -
コンクリートブロック

頑丈なコンクリート製ブロックで、内側に鉄筋やモルタルを入れながら積見上げます。
表面にタイルや塗装を施すことで、デザイン塀にすることもできます。 -
化粧ブロック

コンクリートブロックの表面に様々な模様や着色等を施したブロックです。
人目に付きやすい外周フェンスや土留め、門柱などに使われます。
境界・外周の施工事例
| No. | 27384 |
|---|---|
| 完了月 | 2025年9月 |
| 施工地域 | 福岡県 柳川市 |
| 施工場所 | 新築外構一式 |
| 施工金額 | ¥2,600,000 |
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新築外構を一式でご依頼いただき、暮らしやすさとデザイン性を両立した外構へと仕上げました。駐車スペースは土間コンクリートと伸縮目地でシンプルにまとめ、2台用カーポートを設置して乗り降りしやすい快適な動線を確保。屋根材は熱線遮断ポリカーボネートで、日差しを和らげ車内温度の上昇を抑えます。庭まわりは真砂土で整地し、掃き出し窓前にはステップを設置して外への行き来をスムーズに。物置も配置し、屋外収納も十分に確保しました。道路側は境界フェンス、庭側には目隠しフェンスを組み合わせ、プライバシーと開放感のバランスを整えています。使いやすさがしっかり備わった、シンプルで暮らしに寄り添う外構プランです。
お客様の声・口コミ
| No. | 27343 |
|---|---|
| 完了月 | 2025年9月 |
| 施工地域 | 神奈川県 秦野市 |
| 施工場所 | 目隠しフェンス |
| 施工金額 | ¥900,000 |
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お庭入り口に、落ち着いた雰囲気をつくる目隠しフェンスと門扉を設置しました。元々はコンクリートの階段がそのまま露出したシンプルな状態でしたが、境界部分に目隠しフェンスを取り入れることで、お住まいの外周に優しい区切りが生まれ、プライベート感のある空間へと変わりました。フェンスはシックな木目調で、横スリットのラインが程よい抜け感を演出してくれる仕上がりです。合わせて取り付けた両開きの門扉はステンカラーとの組み合わせが美しく、動線を確保しながらスッキリとした印象を保てるデザインとなりました。フェンスの基礎はジョリパット仕上げで整え、全体が自然に馴染む明るい表情に。素材と色味のバランスが優しく、お庭全体が引き締まるような落ち着いた門周りが完成しました。
お客様の声・口コミ
| No. | 27334 |
|---|---|
| 完了月 | 2025年9月 |
| 施工地域 | 群馬県 前橋市 |
| 施工場所 | 駐車スペース |
| 施工金額 | ¥1,100,000 |
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駐車スペースに、落ち着いたブラックのカーポートを設置しました。フラットな屋根にブラックマットのポリカーボネート屋根を合わせることで、光をほどよく遮りつつ、重たくなりすぎない洗練された雰囲気に仕上がっています。お車を優しく守りながら、建物外観とも調和し、日常の景色に上質さを添える存在感です。また、お庭の敷地境界には横板タイプの目隠しフェンスを設置して視線をカットしながら転落事故を防止。遠くまで抜ける眺望を楽しみながら、プライベート感も確保された心地よい空間が完成しました。
お客様の声・口コミ
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