豪雪・凍結前の対策 カーポート・サイクルポート

耐積雪強度を確認する

カーポート・サイクルポートは、全ての製品が豪雪地帯を前提として設計されているわけではありません。一般的なカーポートの耐積雪性能は、約20㎝までの積雪に耐えられるように設計されています。ただし、メーカーによっては、積雪を意識した製品を提供しており、約30㎝から50㎝の積雪に対応しています。また、豪雪地帯向けの仕様では、約100cmから200cmに達するような積雪に耐えられる製品もあります。
お使いのカーポート・サイクルポートの耐積雪強度を確認してみましょう。
また一般的にポリカ―ボネート素材のカーポート・サイクルポートに比べ、スチール折板の方が強度が高いので、購入を検討する際にスチール折板の屋根材を検討することをおすすめします。

補助柱をつける

カーポートの耐積雪強度が低い場合、片流れ型のカーポート(片側のみに支柱があるタイプ)では、片側の支柱が雪の重みで曲がる可能性があります。
補助柱を設置してカーポートを補強しましょう。補助柱は屋根を均等に支える補助となり、取り外し可能な着脱式のものが一般的です。設置方法はメーカーによって異なりますが、一般的には屋根の梁にフックをかけ、地面に固定用の金具を使用します。

雪下ろしの道具を準備する

カーポートの雪下ろしには専用の道具が必要です。一般的なスコップや手短な木材を使用すると、屋根に傷がつく恐れや塗料の剥がれが生じる可能性があります。そのため、「雪下ろし棒」と呼ばれる専用の道具がおすすめです。ヘッドに近い部分が曲がっており、低い位置から屋根の奥まで届きやすい形状で出来ています。ヘッド部分にはゴム製のエッジがあり、雪をかき出しやすく、屋根やパネルに傷をつけにくくなっています。ホームセンターなどで入手可能です。

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