豪雪・凍結後の対策　立水栓

気温が氷点下を下回る地域では、水道管が凍結し、立水栓が使用できなくなることがあります。
水抜きなどの対策を事前に行い、凍結を防止することが望ましいですが、凍結してしまった場合は以下のように対処してください。

水道管が凍結したら

無理に蛇口をひねらないでください

凍結した水道管は圧力がかかり、無理に蛇口をひねると管やパッキンが破損する可能性があります。

タオルを巻き、ぬるま湯をかけてください

凍結した箇所にタオルを巻き、ぬるま湯をかけます。徐々に氷が解け、水が流れるようになります。
急激な温度変化は水道管の破裂の原因となるため、沸騰したお湯の使用は厳禁です。

水道管が破裂したら

元栓を閉めてください

まず、水漏れを止めるために、水道の元栓を閉めましょう。これにより水の供給が止まり、被害を最小限にします。ただし、元栓が閉めにくい場合は無理に閉めないようにし、専門業者に依頼しましょう。

破裂部分をタオルで覆い、テープで止める

破裂した箇所にタオルを巻き、テープでしっかりと覆います。これにより一時的な応急処置を行います。

水道専門業者に修理を依頼する

専門業者に修理を依頼しましょう。破裂した水道管の交換や修理は周囲の建物にも影響を及ぼす可能性があるため、専門資格があり、且つ、水道局指定の工事店でなければ作業をすることはできないと法律で定められています。きちんと指定を受けている専門業者に依頼しましょう。

火災保険の特約が適用されないか確認する

凍結による水道管の破裂は、基本的に火災保険の補償対象にはなりません。
ただし、「水濡れ補償」や「水道管凍結修理費用保険」といった保険をかけている場合など、契約内容によっては補償対象になることもあるため、保険契約書を確認し、適用条件や手続きを確認しましょう。

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