高低差のある土地のため、駐車スペースとお庭の間に擁壁がありましたが、壁の上までウッドデッキで覆うように設計。そこに転落防止と目隠しを兼ねて、ウッドデッキを貫通する形で目隠しフェンスを設置しています。これにより、15～20cmほどお庭の有効幅を広げることが出来ました。ウッドデッキが二つのお部屋のテラスをつないでくれるので、家族みんなで寛いだり、遊んでいただけるお庭です。

アプローチの階段には壁に取り付けるスマートなタイプの照明を追加して、省スペースで足元を安全に照らしてくれます。またデッキ上にも人感センサー付きのガーデンライトを設置して、夜間も安心して楽しめる空間を目指しました。日中外出することが多いご家庭の場合は、日が暮れてから帰宅したときや室内から夜のお庭を眺めるときに、明かりが必ず目に入るはず。足元を照らしてケガを防いでくれるほか、防犯にも役立つガーデンライトは、ぜひ外構工事をする際に設計に取り入れていただきたいデザインポイントです。