静謐な白と黒の空間に緑が息付く和風庭園リフォーム

No. 17474

2022年6月施工 / ひょうごけんこうべしきたく兵庫県神戸市北区　S.S.様邸

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No.17474 静謐な白と黒の空間に緑が息付く和風庭園リフォーム[施工後]

施工場所	花壇・菜園・芝生	施工金額	￥2,100,000

施工ポイント

和のお庭を演出する白い玉砂利

北面裏庭:防草シート + 玉砂利

和風庭園のイメージに近づけるために、建物と植栽との間には、白い玉砂利を敷設しました。日本庭園の代表格である枯山水の庭園では、砂利の上に紋様をつけて水面を表現しますが、植栽スペース沿いの園路に岸辺のようにゆるやかなカーブを取り入れることで、玉砂利が川のように感じられるように設計しています。砂利の下は防草シートを敷いてで、雑草を防ぐ役割も持たせました。

川を渡るように飛び石を配置

飛び石:アイシンバサルトストーン乱杭石 + 志賀石飛石

瓦敷:オンリーワン遊瓦桟型

飛び石まわり:防草シート + 化粧砂利アイシン黒玉石

石灯篭:タカショー和風ライト月雫

植栽:タマリュウ,下草寄せ植え

建物側から園路への動線には、円形の飛び石や延べ石を配置して、川を渡るようなイメージに。まわりに黒い化粧砂利を配置してコントラストを効かせ、場所の移動を意識させるようにしました。石のまわりにもツワブキやギボシ、タマリュウなど緑の濃い植栽を配置し、石灯篭型のライトや瓦を埋めてアクセントをつけています。

植栽をゆったり眺めて歩く乱形石の園路

園路:乱形石ユニソンクレモナストーンブラック

園路照明:タカショー和風ライト粋パススタンドライト2型

お気に入りの庭木を眺めながら移動できる園路は、格式高い黒の乱形石貼りにしました。カーブを連続させてお庭に川のほとりのような自然なシルエットを作り出すと共に、ゆったりとした奥行きを感じられる小径に。パスライトとして、行灯や灯篭を思わせる角形の照明を設置しています。

主庭は天然芝を再施工

南・東面主庭:天然芝

タイルデッキを設置された南側から東側にかけてのL字型のお庭は、植えられていた芝生が枯れてしまったとのことで、再度天然芝を張り直しました。定期的な刈込や散水が必要ですが、植物ならではの明るい緑を楽しむことができます。

水はけもよくなる犬走りの雑草対策

西側犬走り:防草シート + 砂利

お庭のリフォームと共に、犬走りも雑草対策を行いました。防草シートの上に敷設した砂利は、石と石の隙間に水をためてくれるため、水たまりやぬかるみの発生も抑えてくれます。

この施工について

高台の敷地で、南・東面にも広いお庭がありましたが、お気に入りの庭木を植えられた裏庭を和風庭園にしたいとご依頼をいただきました。雑草対策も兼ねて中央には美しい白の玉砂利を敷き、庭木に沿って黒の乱形石を貼った園路をレイアウト。庭園の入り口となる建物から園路への間には、足を停められるように飛び石を設け、お庭のビューポイントを作り出しました。植栽の四季折々の美しさや色味が際立つよう、舗装材やエクステリアは白と黒のみで構成しています。モノトーンと変化する緑、無機物と有機物といった対称性を楽しむ庭園が完成しました。

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