駐車スペースを快適なスペースへと生まれ変わるカーポート。存在は知っていても検討されない方も多いのではないでしょうか。しかしカーポートは駐車スペースの利便性を大きく向上させる力を秘めている画期的な商品。お車の使用頻度にかかわらず、多くの方が利用されています。そんなカーポートを設置するメリットと施工手順をまとめました。
メリット1 雨の日の快適性が格段に向上
カーポートを付ける最も多くの理由が雨を防ぐこと。雨の日の車の乗り降りや傘をさすのは意外と大変ですよね。お子様連れやスーツや制服で通勤される方はなおさら気にされるのではないでしょうか。カーポートはそんな雨の日のストレスから解放してくれる商品。服だけでなく足もとも汚れにくくなります。
メリット2 夏の日差しや汚れを防ぐ
カーポートは利便性だけでなく、大切なお車を守る役割も担います。夏の強い日差しや紫外線を和らげ、鳥の糞による汚れや雹などの飛来物による損傷を防ぎます。自宅の駐車スペースに停めていたのに被害にあってしまった…そんなことが起きないように、カーポートがあなたの大切なお車を守ります。
メリット3 冬の雪、霜対策
冬の寒い朝、雪や霜で車が覆われてしまうと雪かきしたり、凍結した霜を溶かしたり…一番忙しい朝に時間をとられてしまいます。カーポートを付ければ、お車の霜を防ぎ、車体への積雪も防ぎます。寒い朝もカーポートさえあれば快適に出発できるので、朝から忙しい方には是非おすすめです。
カーポートの最適な大きさ
カーポートを選ぶ際に一番悩むのがサイズ感。まったく見当がつかない場合は駐車スペースのサイズから試算するのがおすすめです。例えば大型車1台分が余裕をもって停められる駐車スペースの大きさは幅3m、奥行6m、軽自動車では幅2.5m、奥行5mほどです。そのサイズに近い少し小さめのサイズのカーポートから試算すればおおよそのサイズ感がつかめるでしょう。また高さも重要なポイントのひとつ。ハイルーフ仕様の柱を選択すれば大型のキャンピングカーなども駐車可能です。今の状況だけでなく、今後のご家族のライフプランを見据えたサイズの選定が重要です。
カーポートのデザイン
カーポートのデザインは屋根の形状や支柱の位置、駐車台数などにより幅広いデザインがございます。基本的にカーポートを選ぶ際は建物の屋根の形状や窓枠の色と支柱の色を合わせれば、全体的にまとまった印象に仕上げることができます。駐車まわりのデザインを引き立たせたい場合はトラスデザインが美しい三協アルミの「M.シェード」など意匠性の高い商品もございます。こだわりのポイントがございましたら是非弊社スタッフまでお申し付けください。数あるデザインの中からご希望に沿った商品をご提案させていただきます。
カーポートの施工手順
1. 柱を設置する穴を掘る。
カーポートは柱を立てるための穴を掘るところから作業が始まります。既存のコンクリート敷きの駐車スペースに設置する場合はコンクリートを切る必要が出てきます。その際には一時的ですが大きな音が発生いたします。穴の大きさや深さは専門スタッフがメーカーや弊社の基準に応じて、施工いたします。2. 柱を立てる。
柱を穴に立てます。穴の底には砂利を敷き詰め、周りをコンクリートで固めます。コンクリートが固まるまでは、柱やカーポート全体を支え木と呼ばれる仮の柱で固定します。3. フレームを組み立てる。
屋根材を貼るための前枠や垂木などのフレームを設置していきます。駐車スペースの形状等に合わせるため切り詰めを行う場合は、フレームを組み立てる際、合わせて部材の切断作業を行います。4. 屋根材を貼り付ける。
フレームの組み立てが終われば、いよいよ屋根材を設置していきます。屋根材の設置が終わり、柱のコンクリートが固まれば支え木を外して工事が完了いたします。カーポートのお手入れについて
目詰まりやすい雨樋は定期的に清掃をしてください。
カーポートで最も汚れやすいのが雨樋。家の雨樋よりも細いタイプが多いので落ち葉やゴミが溜まりやすくなっています。雨樋はあくまでも水を流すための物ですので、ごみを無理に流そうとせず、大きなごみは直接取り除くようにしてください。また縦樋にはエルボキャップという蓋がついているタイプがあります。縦樋が詰まらないよう定期的にキャップを外してゴミを取り除いてください。
屋根は水洗い、必要に応じて中性洗剤を使用してください。
カーポートの屋根材の多くはポリカーボネートを使用しています。硬いブラシでは傷がついてしまうため基本は水洗いをしてください。取れにくい汚れは中性洗剤を使用し、手が届きにくい場所は柔らかいモップなどを使用してください。
カーポートの施工に関するQ&A
Q. フラットと曲線、どちらのデザインがおすすめですか?
建物のデザインに合わせて選んでいただくと調和のとれたデザインに仕上がります。また柔らかくカジュアルな印象にしたい場合は曲線、スタイリッシュでモダンな印象にしたい場合は直線のデザインがおすすめです。また直線デザインのものは柱を建物側に寄せた後方支持と呼ばれるタイプのものもございます。見た目もすっきりし、駐停車もしやすくなります。
Q. 積雪基準の選び方を教えてください。
カーポートは一般的な物で20センチまでの積雪に耐えられ、多くのエリアでは利用が可能です。東北の太平洋側や山間部など積雪が多い地域では50センチまで対応のものを、北陸など日本海側の豪雪地域では100センチ以上耐えられるタイプを選択ください。またガーデンプラスは各エリアに精通したスタッフが工事を担当いたしております。雪の状況が不明な場合はお気軽にお尋ねください。
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