ウッドデッキの工事解説

「お庭をもっと快適に使いたい」そんなご要望に応えてくれるのがウッドデッキです。ウッドデッキの設置場所や、基礎の状況などをしっかり確認したうえで、お客様のライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案します。工事の手順やメンテナンスのポイントを知っておけば、ウッドデッキ工事前や完成後も安心。ぜひ参考にしてください。

ウッドデッキとは

住まいと庭をつなぐ屋外テラスとして設置されるウッドデッキ

ウッドデッキとは、住まいと庭をつなぐ屋外テラスとして設置されるエクステリアアイテム。素材は大きく「天然木」と「再生木(樹脂木・人工木)」に分かれます。近年では約9割以上のお客様が再生木を選ばれています。
再生木は、木粉と樹脂を組み合わせた複合素材により、木の温もりを感じられながら、色あせやささくれが起こりにくく、防腐剤なども不要。小さなお子様やペットにも安心してお使いいただけます。
加工の自由度も高く、斜めや曲線など敷地に合わせたデザインが叶います。家族の時間を楽しむ場所やペットの憩いの場としても活躍するウッドデッキを、ぜひ暮らしに取り入れてみませんか。

ウッドデッキ工事の現場調査時の確認ポイント

家族で安心して利用できるウッドデッキ

基礎の確認

ウッドデッキの設置工事において、傾斜地は平地に比べて土台づくりが難しく、束石を置いただけでは安定しない場合があります。そのためガーデンプラスでは、土地の状況を丁寧に確認し、必要に応じて束柱を地中深くに埋め込むなどの工事手順で、しっかりと固定された基礎を設計いたします。どのような立地条件でも安心してお使いいただけるウッドデッキとなるよう、ひとつひとつの工事手順を大切にしています。

桝の位置(雨水枡、下水桝、水道メーターなど)

ウッドデッキの設置前には、雨水桝や下水桝、水道メーターの位置をしっかり確認し、現場の状況に合わせた最適なプランをご提案します。桝がある箇所では、点検口の設置やデッキ形状の調整をいたします。なお、水道メーター付近は検針や点検の都合上、デッキを設置できない場合もございます。お住まいごとの条件に寄り添う工事をガーデンプラスでは心がけております。

既設設備との干渉(エアコン室外機、立水栓など)

ウッドデッキを設置したい場所に室外機や立水栓など既存の設備がある場合もご安心ください。ガーデンプラスでは、移設が必要なケースやデッキ上に乗せる場合にも対応可能です。基礎を強化したり配置を工夫したりと、暮らしに合った最適なウッドデッキ設置工事をご提案いたします。

デッキの広さと配置の確認

ウッドデッキは、ただ設置しただけでは「思ったより使わない…」というケースも少なくありません。だからこそ、ご家族でどう過ごしたいか、日常の中でどう使いたいかを工事前にしっかりイメージしておくことが大切です。使い方に合わせてサイズや配置を検討することで利用機会がぐっと増え、暮らしに本当に役立つ空間となります。ガーデンプラスは、お客様ひとりひとりの生活スタイルに合わせたプランニングを大切にしています。

ウッドデッキの工事手順

床下を工事する

 床下を工事する

ウッドデッキの床下の防草シートや砂利敷き、土間コンクリートの打設など床下の基礎工事を行います。地面が土の場合には、平板や束石を設置して基礎を安定させ、コンクリートの地面であればそのまま基礎として活用できます。こうして基礎が整うことで、デッキを支える束柱の設置が可能となり、安心して長く使えるウッドデッキへとつながります。さらに束石や束柱はデッキを水平に保つためにも重要な部材。全体にゆがみが生じないよう丁寧に計測しながら工事します。
電動工具の使用や清掃等のため、工事期間中は電気や水道をお客様宅からお借りすることが一般的です。電気が使用できない場合は発電機を使用して対応しますが、その場合は大きな音が生じる場合があります。

束柱・根太を設置する

 束柱・根太を設置する

床下工事と束石の設置が整ったら、いよいよウッドデッキの部材を組み立てていきます。束柱を直接地中に埋め込まない場合は、まず束柱の上に床板の基礎となる根太といった部材を水平に取り付けます。ビスでしっかり固定しながら水平を確認し、最後に束柱をビスで固定していきます。

 床板を張る

 床板を張る

束柱や根太などの柱部分が完成すれば、いよいよ床板を張ります。ウッドデッキが規格外のサイズや形状の場合は、カッティングしながら工事を進めます。ウッドデッキの床板は、太陽光により多少伸縮するため、必ずメーカー指定の隙間をとりながら並べていきます。

オプションを取り付ける

 オプションを取り付ける

組み上がったウッドデッキに、幕板やコーナーキャップを取り付けて端部を美しく整えます。デッキ用のフェンスやステップなどのオプションをプラスすればウッドデッキ設置工事の完成です。

完工後の点検・清掃

 完工後の点検・清掃

工事の仕上げにウッドデッキの各部を確認し、周囲を整えてからお引渡しいたします。

ウッドデッキ工事中ご案内

ウッドデッキ工事中ご案内

ウッドデッキの設置工事にあたっては、現場の寸法に合わせて部材を切断する際に、一時的に作業音が発生する場合がございます。できる限り配慮して作業いたしますので、何卒ご了承ください。

ガーデンプラスの安心サポート

ウッドデッキ工事後のご案内

残土やガラの処分は適切に処理いたします

ウッドデッキ設置工事で発生する残土やガラは、当社が責任をもって回収し、適切に処理いたします。安心して工事をお任せください。

ガーデンプラスのアフターサービス

ウッドデッキの設置工事が完了した後も、ご不明な点や、万が一不具合や調整が必要な場合にはお気軽にご相談くださし。末永く安心してウッドデッキをお使いいただけるよう、ガーデンプラスが責任を持ってサポートさせていただきます。

ウッドデッキのメンテナンス

ウッドデッキの掃除用具

簡単な拭き掃除でウッドデッキはグッと長持ちします

工事後のウッドデッキは雨や紫外線の影響で少しずつ経年変化が進みますが、定期的な拭き掃除で寿命を延ばすことができます。普段のお手入れは水拭きや水洗いで十分。油汚れなどが気になるときは、薄めた中性洗剤で優しくケアすれば、気持ちよく過ごせるウッドデッキが楽しめます。

天然木は定期的に防腐剤等の処理を行ってください

天然木ウッドデッキは、樹木の種類にもよりますが、基本的には腐敗やシロアリの防止のための防腐剤を定期的に塗る必要があります。短いものでは1年に1度ですが、高耐久のウリンと呼ばれる木材では防腐剤が不要とされるものもあります。

工事のお客様全員に「お庭のハンドブック」をプレゼント

ガーデンプラスでは、工事を終えたお客様に「お庭のハンドブック」をお渡ししています。ウッドデッキのお手入れ方法や外構の簡単なメンテナンス方法をまとめているので、外構工事が初めての方でも安心してお庭や外構を美しく維持していただけます。

お見積り・現場調査のご依頼はこちらから(無料)

全国無料でお伺いいたします。お気軽にお申込みください。
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