1.プランナーが考える、ガーデニングが楽しめるお庭とは?

まずはガーデニングが楽しめるお庭の設計ポイントをご紹介します。ガーデニングできる場所はあるけれどやめてしまったというお客様のお話やリフォーム事例を数多く見てきたガーデンプランナーに、花壇をプランニングする際のポイントを聞きました。

写真:水田 俊

Point.1
管理する場所・しない場所を決める

水田 俊 ガーデンデザイナー
管理する場所・しない場所を決める

花壇を作りたいというお客様にまずおうかがいしているのが、ガーデニングの経験値。やはりガーデニングには毎日の作業や手間がつきものなので、どれぐらい時間をかけられるか、どれぐらいの広さならお手入れができそうかを考えていただきます。その上で、花壇はサイズを決め、他は管理しなくても大丈夫なよう舗装するといった、ガーデニングだけに集中できるメンテナンス要らずのお庭なら、無理せずガーデニングを続けていただけますよ。

写真:大磯 裕子

Point.2
目の届きやすい場所に作る

大磯 裕子 ガーデンデザイナー
目の届きやすい場所に作る

リビングに限らず、キッチンのカウンターや和室など、家の中のどの場所で過ごす時間が長いかを想像し、その場所からの眺めの中に花壇を配置するようご提案しています。眺望の良さだけでなく、目につくところ、すぐ出られるところで植栽を育てることで、気軽に「手入れしようかな」と思っていただけるのが狙いです。こまめなチェックやお手入れで、お花も健康に育ちます。

写真:大西 次郎

Point.3
エクステリアがあればもっと楽しめる

大西 次郎 ガーデンプランナー
エクステリアがあればもっと楽しめる

植える場所があれば始められるガーデニングですが、水やりに欠かせない立水栓や、休憩場所として便利なウッドデッキなど、エクステリアとの組み合わせでもっと簡単で楽しくなります。花壇だけでなく、エクステリアとトータルでプランニングすることで建物とお庭の統一感も生まれますよ。

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