シンプルフェンスと植栽が空間を独立させるナチュラルモダン外構

No. 17262

2022年5月施工 / かながわけんよこはましつづきく神奈川県横浜市都筑区　T.O.様邸

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No.17262 シンプルフェンスと植栽が空間を独立させるナチュラルモダン外構[施工後]

施工場所	玄関アプローチ	施工金額	￥2,800,000

既存の壁や階段を化粧しなおしたアプローチ

アプローチ階段:既存躯体 + タイル貼リヴィエラフィオラクォーツ

既存擁壁:下地モルタル補修 + 塗装仕上げ

高低差のある道路から玄関までのアプローチは、既存の擁壁と階段をリフォームしました。擁壁は下地となるモルタルで補修をしたあと、ライトグレーカラーで塗装。またアプローチ階段は、天然石の石目模様を模した大判タイルを貼って仕上げています。レイアウトや幅は変わりませんが、両側に設けた植栽スペースの瑞々しい緑とも相俟って、高級感とモダンさを感じられるアプローチ階段となりました。

木目調タイルを使った門柱

門柱:ブロックベース + コンクリートブロック + タイル貼タカショーセラウォールRC杉板 + 一部塗装仕上げ

表札灯:LIXIL シンプルラインライト

表札:(お客様支給)設置のみ

ポスト・宅配ボックス:ユニソンヴィコDB(お客様支給)設置のみ

インターホン:(お客様支給)設置のみ

アプローチまわり:防草シート + 化粧砂利メイクランドファイングラベルホワイト

道路に面した窓の目隠しも兼ねた幅の大きな門柱には、杉板目を写し取ったRC擁壁風のタイル「セラウォール」を使用しました。単調になりがちな大きな壁面ですが、タイルによって再現された木目によってデザイン性を感じられる仕上がりです。

空間を区切って引き締めるシンプルなフェンス

植栽:イロハモミジ,オリーブ,低木・下草

境界フェンス:YKKAP ルシアスLite A01型

既存擁壁に沿って設けた植栽スペースはオープンな玄関と外を区切る役目を果たしていますが、更に空間を区切っているのが一本の黒い線で表現された「YKKAP ルシアスLiteフェンス」です。ボリュームのある植栽に、更にラインが入ることで開放感を維持しつつ引き締める効果を持たせました。

基礎の石塀を隠す植栽スペース

道路側植栽スペース:ブロックベース + 化粧ブロック東洋工業リブラート

植栽:低木・下草

擁壁の基礎は間知石が積まれていましたが、お客様から綺麗にしたいとご依頼をいただいたので、解体せずに植栽スペースで隠すご提案をしました。擁壁のカラーと同じグレー系の化粧ブロックを積み、カラーリーフを中心に植栽を入れています。擁壁上の植栽スペースと重なるような景観は、お庭の奥行きや高さを感じさせます。

中央にモミジを植えたウッドデッキのお庭

ウッドデッキ:YKKAP リウッドデッキ200 セピアグレー + 段床1段 + 独立式リウッドステップ

主庭花壇:東洋工業プラーガボーダー

目隠しフェンス:土新建材エコモックオリジナルグレージュ

デッキ側花壇:ブロックベース + コンクリートブロック + タイル貼 LIXIL セラヴィオ

主庭・デッキ下:防草シート + 砂利

主庭は隣地境界に木目調の樹脂フェンスを取り付け、大きなウッドデッキを設けました。メーカーは別ながら、カラーも同じグレージュ系に揃えて統一感をもたせています。また全面ウッドデッキではリビングからの眺めも単調になってしまうため、中央にはボーダータイルを貼った花壇を設け、季節によって姿を変えるイロハモミジを植えました。

この施工について

お住まいを建て替えされ、アプローチまわりもリフォームしたいとご相談をいただきました。既存の大きな擁壁やアプローチ階段は解体せずに、再塗装やタイルを貼ることで美しくリフレッシュ。またアプローチまわりは大きな柑橘の木や瑞々しい植栽を植え、道路からの視線を遮ると共に、オープンなエントランスを独立した空間になるよう設計しました。植栽のみでは隙間やボリュームでぼんやりとしていましたが、そこにシンプルなライン状の黒いフェンスをプラスして、空間を引き締めています。植栽とエクステリアが互いを補い合い、オープン外構に高級感を添えるナチュラルモダンな外構リフォームです。

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