レンガの門まわりのリフォーム工事

こんにちは。ガーデンプラス福岡の佐々木です。

今回はレンガ門柱とお庭のリフォームをご紹介いたします。
リフォームの場合はお庭の一部を新しくするので、既存のエクステリアとの差異が目立ってしまいがちですが、今回の施工例は既存物ともうまく調和した仕上がりにすることができました。

まずは完成写真をご覧ください。

自分から申し上げるのもなんですが、一見しただけでは「どこを直したのかな」と思っていただける出来ではないでしょうか？

お客様からのご要望は、
①「門柱横のウッドフェンスが傷んでしまったので既存門廻りに合わせてリフォームしたい。
②お庭の天然芝を撤去してメンテナンスを少なくしたい。
という2点をいただきましたので、門まわりと主庭のリフォームを施工させていただきました。

それでは施工前と施工後のお写真を並べながら、ご紹介させていただきます。

こちらが施工前の門まわりのお写真です。
画面右手の矢印のあたりに少し木の破片が残っているのがお分かりになりますでしょうか？
この角に傷んでしまった木製フェンスがあったようで、フェンスがなくなってしまうとお庭や玄関が丸見えになってしまっています。植栽も高さをあまり出さないよう刈り込まれていました。

そこで、門まわりは門袖を新たに作るご提案をいたしました。
施工後のお写真がこちらです。

既存門柱のレンガと同じ種類のレンガタイルを貼った塀を作り、アクセントで既存門扉と同種の鋳物フェンスを取付けました。ポストは、以前はアメリカンポストタイプで前入れ・前出しでしたが、口金タイプに取替えて内側から郵便物を受け取れるように変更しました。またポストの足元の花壇は既存の花壇は乱形の石貼りにして、郵便物を投函しやすいようにしています。

既存レンガ門柱の方は経年による味わい深い色味になっていましたが、新たに貼ったタイルもアンティークな雰囲気を醸し出して、あまり違和感なくなじんでいます。
また門扉と鋳物フェンスとで色味の差が出てしまうので、既存門扉もフェンスに合わせて塗り直しました。ダークな色味で、レンガと合わせても格式高いヨーロピアンテイストに仕上げられました。

施工前の主庭は、芝生が敷かれていました。門扉から入ってアプローチすぐ横にあるお庭です。
お客様からは「天然芝を撤去し、メンテナンスを少なくしたい」とのご要望をいただきました。

施工後のお写真がこちらです。

玄関横ということもあって使い易さと見た目を考慮し、乱形石貼りのサークルとレンガのステップを敷設。まわりは防草シートと砂利を敷いて雑草対策をしました。
サークルにも乱形石を貼り、床面にポイントができました。

固定されていなかった既存花壇のレンガも、モルタルで固定して綺麗なラインに整えました。土も流れ出すことがなく、すっきりとしています。
花壇の中も防草シートを敷いた上に砂利を敷きました。頻繁に植え替えをしない花壇であれば、防草シートでマルチングのように雑草を生やしたくない場所を覆うことで、雑草の成長を抑えつつ、水は通してくれて草むしりの手間が減らせます。

いかがでしたでしょうか？
リフォームは、既存物との調和も重要なポイントです。
すべて解体して新設してしまうのもひとつの方法ですが、今回のように一部を解体して調和するデザインもご提案できますので、お気軽にご相談ください。