照明で映える「SCカーポート」の魅力

こんにちはガーデンプラス姫路の井内健三です。今回はLIXIL社のカーポートSCの施工事例をご紹介します。縦連棟で、かつ天井部分に照明をつけることで夜の外構と建物が引き立つようになりました。

お客様からのご要望は

・カーポート部分の床はコンクリートで、カーポートをつけて玄関に入るときに雨に濡れないようにしたい。

・スタイリッシュなカーポートにしたい。

・スペースがないが2台入れたい。

とのことでした。

スタイリッシュなカーポートとのことで、LIXILのカーポートSCをご提案しました。

SCカーポートの特徴は

・屋根材の厚みが薄くてスタイリッシュ

・天井があるので、見た目が美しい。

・天井に照明ダウンライトを埋め込める。

・天井カラーの選択ができる。

・竪樋が見えない

などがあります。

道路の手前に設備配管があり、車の出し入れにこまっておられました。砂利敷のため道路に砂利が出てしまっています。

何度も出し入れを繰り返すと、砂利にも凹凸ができてしまいます。

今回はカーポートだけでなく、奥まで土間コンクリートも打設します。

またカーポートは建物の庇の下に入るような高さに調整していきます。

上の写真はカーポートの柱周りに止め型枠を組んでコンクリートを流し込む前の状況写真です。天井に照明を組み込むので、下準備の配管をしているところです。

普段なかなか見れない写真です。

SCカーポートのおしゃれな特徴の一つで、「竪樋がない」ということがあげられます。

実は柱の中に収納されていて、上の写真は竪樋の端末オプション材です。

これは偏心基礎用の金物を柱に取り付けている写真です。

通常、柱は基礎の中央に来るように立てるのですが、このように柱を敷地境界ぎりぎりに建てる場合は柱基礎の大きさが取れないので、このような金物を使います。

完成したカーポートSCです。木目調の庇の下に屋根を潜り込ませるように設置したので、雨に濡れないだけでなく、建物とも一体感のある演出ができました。

コンクリートも奥まで打設していますし、雨水枡やウォーターボックスもぴたりと打設面に高さが揃っています。

カーポートSCの特徴であるオシャレな天井です。今回は柱も天井材もブラックです。すごく落ち着いた感じで、スタイリッシュに仕上がりました。シルバーの屋根材にブラックの柱といったツートンカラーも人気ですが、最近では屋根材に木目調カラーも選択できるようになりました。軒天に木目を使われたお住まいにもぴったりです。

SCの魅力の一つが、照明のダウンライトが天井に埋め込めることです。

丸く見えるのがダウンライトです。天井材の中に配線を通してしまうので、余計なものが全く見えません。透明なポリカーボネート製の屋根ではできない演出です。人感センサーで点灯します。

この写真の、柱の横にある小さな棒に人感センサーがついています。

夜間のダウンライト点灯時の様子です。

愛車がライトに照らされて、昼間とは違った雰囲気を醸し出しています。

いかがでしたでしょうか？

目隠しフェンスやパネルとも相性がよく、スタイリッシュなカーポートをお探しの方にはまずおすすめしたいアイテムです。

ぜひご検討ください。