ウッドデッキの選び方をサイズごとの実例でご紹介！初めての方にもおすすめです

お庭の新設、リフォームを考えられている方に人気なのが人口木のウッドデッキ。メンテナンス頻度も少なくて済み、様々な用途でお使いいただけ、さらには他のエクステリアと比べて比較的リーズナブルなことからガーデンプラスのお客さまにも非常に好評な商品です。そんなウッドデッキの設置を検討される中でお問合せいただくのがウッドデッキのサイズについて。特に新築の場合は家自体まだまだ工事中で適切なサイズが見当もつかないという方もいらっしゃいます。そんな時は実例を基にウッドデッキのサイズを決めるのがおすすめです。ガーデンプラスおすすめの用途に合わせたウッドデッキのサイズや形状をご紹介いたします。

ウッドデッキを含め外構工事をご検討の方は価格からサイズを決めてしまう方も中にはいらっしゃいますが、注意が必要です。価格を優先するあまりに使い勝手が悪くなったり、そもそも使わなくなったりしてしまうと元も子もありません。設置の際はまず「どんな使い方をしたいか」を考えてからウッドデッキのサイズを決めるのがおすすめです。例えばこんな使い方はどうでしょうか？

●ウッドデッキの上にビニールプールを設置して子供の遊び場にしたい！広々と遊べるお庭にしたい！

●ウッドデッキとテラス屋根を組み合わせて洗濯物を干すスペースにしたい。お庭との上り下りをなくして負担を最小限にしたい！

●ウッドデッキにガーデンファニチャーを並べてゆったりくつろげるスペースにしたい！

●家族や友人を呼んでウッドデッキでバーベキューなどを楽しむスペースにしたい！

実際にガーデンプラスのお客様からよくいただくのが上記４つのご希望です。ではそれぞれの用途に合わせたおすすめのウッドデッキのサイズはどれくらいでしょうか？

こどもの遊び場として最低限確保したいサイズは1.5間×7尺です。例えば幼稚園くらいのお子様が大好きなビニールプールをウッドデッキの上で使用することを想定した場合。一般的に２人用ビニールプールは直径が120ｃｍあります。周囲には転落防止と通路を兼ねて50～70cmの幅を設けるとすると最低限上記のサイズが必要になります。もちろん子供がもっと走り回れる大きさにしたいという場合は、お部屋とお部屋をつなぐ回廊のような使い方も考慮して2間以上の幅を持たせる方法も対応可能です。また転落防止のフェンスを付ける場合は出幅をあと1尺追加すればより快適にご利用いただけます。

子供の遊び場向けウッドデッキの最適サイズ

フェンスなし　オープンタイプなら　1.5間×7尺（約2.65m×約2.1m）
フェンスあり　クローズタイプなら　1.5間×8尺（約2.65m×約2.4m）

毎日のお洗濯にも大活躍のウッドデッキ。日本家屋は湿気を逃がし、地震にも耐えられるようコンクリートの基礎を打つことが一般的ですが、この基礎が建物と地面に大きな段差を生み出し、お庭への出入りの負担になってしまいます。特にお洗濯を干す際は出入りの回数が多くなり、小柄な方やお年寄りにはそれだけでも体の負担に感じてしまいます。ウッドデッキはこの段差を解消することができるので、お洗濯の負担も軽減、快適に出入りができるようになります。そんなお洗濯のウッドデッキにおすすめのサイズが2.0間×6尺です。物干しの長さはおよそ3m。両端から洗濯物をかけることを考えると2.0間（約3.6m）の幅は欲しいところです。さらに物干しは何本も並行で設置するのが一般的。ハンガーは40cm、パラゾルハンガーなら80cmの幅があるので、物干しは最低でも40cm、可能なら80cm程度の間隔は設けたいところ。80cmの間隔に両サイド50cmの幅を設けたサイズが6尺（1.8m）となります。フェンスを設置する際は洗濯物がフェンスに触れないようさらにもう１段階ずつ広げておくと安心です。

お洗濯を干すためのウッドデッキの最適サイズ

フェンスなし　オープンタイプなら　2.0間×6尺（約3.6m×約1.8m）
フェンスあり　クローズタイプなら　2.5間×7尺（約4.4m×約2.1m）

お庭でくつろぐ上質の時間。お庭づくりをするにあたってそんな生活をしたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。家の中とはまた違った外気に触れた優しいひとときは、他の何物にも代え難い時間ですよね。そんなくつろぎの時間を生み出してくれるのがガーデンファニチャー。ウッドデッキに並べようとすると、いったいどれほどの広さが必要なのでしょうか。ガーデンファニチャーとして折り畳み式のイス２脚、丸テーブル１台を置き、通路などを考慮するなら少なくとも3畳は確保したいところ。人気のアームチェアタイプのイスや、少し大きめのテーブルを設置するなら4畳は必要でしょう。室内の3畳にあたるのが1.5間×6尺のサイズ。4畳なら2.0間×6尺になります。実際に設置したいと思う家具を並べてみて、縦横のサイズを測ってみて検討ください。もちろんイスを引いて座る前のサイズにしないと、実際使う際に転落してしまうのでご注意ください。

ガーデンファニチャーを並べた快適空間のウッドデッキの最適サイズ

折り畳み式ファニチャーなら　1.5間×6尺（約2.65m×約1.8m）以上
据え置き型大型ファニチャーなら　2.0間×7尺（約3.6m×約2.1m）以上

ウッドデッキの上でバーベキューを楽しみたい！という方は多くいらっしゃいますが、実は注意が必要です。人口木の大敵となるのが油汚れ。一度吸収してしまうと汚れやシミの原因になってしまいます。また火にも弱いので炭火などを使用する際は、小さいタイプのものや、灰受けに水を貯められる屋内で使えるタイプのもの、ホットプレートなどを使用するといいでしょう。大型のコンロを使いたいなら、コンロはウッドデッキの下に、床もコンクリートなど火に耐えられる素材を選んでください。4人掛けの食事用テーブルセットを置くなら、幅、奥行とも3.2ｍは欲しいところ。ウッドデッキのサイズでは2.0間×11尺があれば十分に対応できるようになります。またコンロを庭側に置くならそもそもウッドデッキなんかいらない！と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしバーベキューの時は室内との出入りも頻繁におこるもの。また縁側のように座れるウッドデッキは、人数が増えたときのイスとしても活躍します。小さめのサイズにステップなど取り付ければ大活躍すること間違いありませんのでぜひご検討ください。

お庭での食事、バーベキューを楽しむウッドデッキの最適サイズ

4人掛けイステーブルセットの設置なら　2.0間×11尺（約3.6m×約3.3m）以上
庭部分でバーベキューを楽しむ際も　1.0間×4尺（約1.8m×約1.2m）程度の設置がおすすめ

ちなみに「ウッドデッキ置くほど大きなスペースがない！」とお考えのお客様に是非ともご覧いただきたいのがこちら。スペースとしては限られていますが、全面ウッドデッキにすることでスペースを100％活用した事例です。ウッドデッキのいいところは様々な形状のスペースにもカットすることで対応できる点でもあります。「お庭は広くないと使えない」という考えは捨て、「小さなスペースでもウッドデッキで全力で活用する」方法を考えれば、生活のスペースがより豊かになりますよ！ウッドデッキを使って是非素敵なお庭づくりを考えてみてください。

今回ご紹介したウッドデッキのサイズについて、動画でも実例と合わせてご紹介しています。

サイズ以外にも、ウッドデッキを最大限活用するためのポイントを解説しているので要チェックです！