職人さんがよく使う建築用語「GL、はつる、ばちる」の意味とは?
知っておくと外構工事がもっと分かる!現場で飛び交う専門用語を解説

皆さん、こんにちは。ガーデンプラスです。
8月も終わりに近づきましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
日差しの強さは夏そのものですが、夕方になると少しずつ日が短くなり、季節の移り変わりを感じる頃になってきました。
そんな暑さが残る中でも、外構工事の現場では職人さんたちが日々作業を進めています。
さて、外構工事のお打合せや施工中に、聞き慣れない言葉を耳にしたことはありませんか?
「GLを基準にして……」
「ここは少しはつって……」
「境界と建物がばちっているから……」
なんとなく話は分かるけれど、「GL?」「はつる?」「ばちる?」と、言葉の意味までは分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私たちプランナーや職人さんが外構工事の現場でよく使う建築用語の中から、「GL」「はつる」「ばちる」の3つをご紹介します。
意味を知っておくと、お打合せや工事中の説明もぐっと分かりやすくなるはずです。
それでは、一つずつ見ていきましょう!
外構工事で使われる建築用語とは……?
外構工事では、駐車スペースやアプローチ、門まわり、フェンス、お庭など、さまざまな場所を施工します。
そのため現場では、高さや勾配、建物との位置関係、既存のコンクリートの状態などを細かく確認しながら工事を進めていきます。
そんなときに使われるのが、職人さんやプランナーの間で共有されている建築・外構ならではの用語です。
専門用語と聞くと難しく感じるかもしれませんが、一つひとつの意味は意外とシンプル。
今回は、知っていると外構工事が少し身近に感じられる3つの言葉をご紹介していきます。
「GL」とは?
まずご紹介するのは「GL」。
読み方は、そのまま「ジーエル」です。
GLは「Ground Level(グラウンドレベル)」を表す言葉
GLは一般的に「Ground Level(グラウンドレベル)」の略として使われ、地盤面の高さを示す言葉です。
外構工事では、地面や仕上がりの高さを考えるうえで基準となる重要な要素のひとつです。
たとえば、お住まいの玄関と道路との間に高低差がある場合、その高さをどのようにつないでいくのかを考えなければなりません。
階段を何段設けるのか、アプローチにどの程度の勾配をつけるのか、土留めが必要なのかなど、外構のプランにも大きく関わってきます。
なぜ外構プランでGLが重要なの?
外構工事では、見た目のデザインだけではなく「高さ」を考えることがとても大切です。
たとえば駐車スペースをつくる場合、道路や建物との高さを確認しながら、水が適切な方向へ流れるように勾配を設けます。
また、お庭と室内との段差が大きければ、ウッドデッキやステップを設けて出入りしやすくすることもあります。
特に敷地内の高低差が大きいお住まいでは、お打合せの際にもGLという言葉が登場することがあります。
「GL=地面の高さに関係する言葉」と覚えておくだけでも、図面やプランナーからの説明がぐっと理解しやすくなりますよ。
「はつる」とは?
次にご紹介するのは「はつる」です。
これは外構工事の施工現場でも、とてもよく使われる言葉のひとつ。
職人さん同士で、
「ここはもう少しはつってほしい」
「どこまではつったらいい?」
といった会話をすることがあります。
「はつる」はコンクリートなどを削る作業
「はつる」とは、すでに施工されているコンクリートなどを削ったり、壊したりする作業を指します。
作業そのものを「はつり」「はつり工事」と呼ぶこともあります。
外構リフォームでは、既存のコンクリートやブロックなどを部分的に撤去して、新しい設備や舗装を施工するケースも少なくありません。
そのような場面で必要になるのが「はつり」です。
外構工事ではどんなときにはつるの?
たとえば、すでに土間コンクリートが施工されている場所に新しく柱を設置する場合。
そのままでは柱を埋め込むための穴をつくれないため、必要な部分のコンクリートをはつって施工スペースを確保することがあります。
そのほかにも、既存のコンクリートを一部撤去したい場合や、リフォームに伴って不要になった構造物を取り除く場合など、さまざまな場面ではつり作業が行われます。
外構リフォームでは既存物を活かしながら新しいものを施工するケースも多いため、「はつる」「はつり」という言葉を耳にする機会も多いかもしれません。
「コンクリートなどを削ったり壊したりする作業」と覚えておくと分かりやすいですね。
「ばちる」とは?
最後にご紹介するのは「ばちる」です。
「境界と建物がばちっている」
「こことここがばちっている」
などと使われることがあります。
私も最初に聞いたときは意味が分からず、「方言なのかな?」と思ったほどです。
「ばちる」は平行や直角からずれている状態
「ばちる」とは、線や位置関係が平行・直角などからずれている状態を表す、現場で使われる言葉です。
図面だけを見ると、建物と敷地境界線がきれいに平行になっているように思えるかもしれません。
しかし実際の敷地では、境界線に対して建物が少し斜めに配置されていたり、道路と敷地がきれいな直角になっていなかったりすることがあります。
こうした状態を現場で「ばちっている」と表現することがあります。
数センチのずれも外構工事では重要!
外構工事は、数センチ、場合によっては数ミリ単位で位置や高さを確認しながら進めていきます。
そのため、一見すると平行に見える場所でも、実際に寸法を測ってみると少しずれていることがあります。
たとえば、建物に沿ってタイルや平板を並べたところ、境界側へ進むにつれて少しずつ隙間が広がっていく……ということも。
最初はわずかな差でも、距離が長くなればなるほど、そのずれが目立つ場合があります。
「本当に平行なのか」「直角になっているのか」「ばちっていないか」を確認することは、美しく納めるためにも大切な工程なのです。
まだまだある!外構工事ならではの専門用語
今回ご紹介した「GL」「はつる」「ばちる」以外にも、外構工事の現場ではさまざまな専門用語が使われています。
普段の生活では聞き慣れない言葉でも、職人さんにとっては作業内容や状態を簡潔に伝えるために欠かせない言葉です。
もちろん、お客様がこうした専門用語をすべて覚えておく必要はありません。
しかし、意味を少し知っているだけでも、工事の内容や職人さんが何を確認しているのかが分かりやすくなり、お庭や外構が完成していく過程をより興味深く見ていただけるのではないでしょうか。
おわりに | 外構工事はガーデンプラスへお任せください!
いかがでしたでしょうか。
今回は、職人さんやプランナーが外構工事でよく使う「GL」「はつる」「ばちる」という3つの建築用語をご紹介しました。
普段はなかなか耳にしない言葉ですが、それぞれの意味を知っておくと、お打合せや施工中の説明がより分かりやすくなり、外構工事を少し身近に感じていただけるのではないでしょうか。
ガーデンプラスでは、外構のプロがお客様のご希望やお住まいの敷地条件を丁寧に確認しながら、使いやすさはもちろん、デザインやご予算にも配慮した外構・お庭づくりをご提案しています。
新築外構から、駐車スペースやアプローチ、お庭などのリフォームまで幅広く承っておりますので、「こんなお庭にしたい」「今の外構をもっと使いやすくしたい」とお考えの方は、ぜひガーデンプラスへご相談ください。
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