愛着ある生垣のお庭・アプローチ・駐車スペースのオールリフォーム工事

こんにちわ。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、新築から25年経過したお庭のオールリフォームです。経過年数とともに、ご家族の庭や駐車スペースの利用目的や使い方が変化し、お施主様から南側の庭を広くしてバーベキューをゆとりを持ってしたいことや、「玄関前のアプローチをおしゃれにしたい」、「駐車スペースを広くしカーポートを大きく取りたい」とのご要望がありました。

南側の庭には化粧ブロックが生垣に沿って設置されていまして、お客様のご要望であるお庭の拡張をするには、解体撤去のうえ新しくする必要がありました。

今回は一部の解体にとどめ、化粧ブロックをのこしたまま普通ブロックをジョイント延長することにしました。

こちらが施工後のお庭です。生垣足元のブロック塀の形が変わったのがお分かりいただけますでしょうか？

化粧ブロックとともに新しく積んだコンクリートブロックにもモルタルを下地材として塗り込みをかけ、お客様から選んでいただいたお好きな色を塗装して仕上げを行いました。既存のブロック塀との境目が分からず新設したような印象ですね。

お施主様からは、明るい仕上がりにとてもご満足いただけました。

化粧ブロックの延長に伴い、ブロック沿いに仕立てられていた生垣や植栽も移植することに。

トキワマンサクは、お施主様ご自身で植えられご愛着のある樹木であり、赤花と白花を交互に植えられていました。

生垣のトキワマンサクは剪定を行い、移植の準備のため掘り上げて仮植えして保管。工事の最後に真竹と白木の生垣支柱施工と移植を行いました。

慎重に移植の準備をしましたが、数本が根の状態が移植に困難な状態にありましたので、お施主様へ説明を行いやむなく処分しました。

しっかり剪定していますので、また若い枝が伸びるに従い根も増えて、樹勢を取り戻してくれることと思います。

こちらは玄関まわりの施工前の写真です。

化粧ブロックが玄関前まで積まれており、植栽が植えられていたので、玄関と戸外を行き来する際には塀を回り込む必要がありました。

足元も芝生なので、雨の日などはぬかるみや水たまりにも悩まれたことと思います。

こちらは施工後のアプローチです。

アプローチはレンガ調のインターロッキング素材で仕上げました。玄関から道路まで最短距離で行き来できます。

アプローチの横には独立型ポスト（YKKAP フィッテ）を新しく設置しました。青いカラーが爽やかで、門まわりのアクセントとなっています。

駐車スペースにつきましては、今まで1台用のカーポートと一部限定で打設された土間コンクリートという仕様でした。所有されているもう1台のお車は雨ざらしの状態でした。

こちらが施工後の駐車スペースです。今回のリフォームでは、既存カーポートを解体処分し、4台用収納できるYKKAP レイナツインポートグラン縦連棟を設置しました。奥の物置まで届く大きな屋根付きスペースができ、ご来客時にも安心です。

床の工事につきましては、道路から少し高低差がありましたので、入口から約1m程度で地抜きの目地により勾配を変化させて、カーポート内の勾配がゆるやかになるよう工夫しました。また床の表情にアクセントをつけるために、コンクリート表層を洗い出し施工を2箇所行いました。

お施主様からは、工事期間中に車の移動などご協力いただきましたが、予定になかった物置の移動などサービスに努め、大変ご満足いただけました。

時代が代れば庭も変わる。皆さまも現在のライフスタイルにあったお庭のリフォームをご検討されませんか？