終の棲家で手間がかからないお庭づくり

みなさんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、ご高齢になられ剪定や草取りなど、手間がかかる庭の管理を最小限度に抑えたご提案事例です。

お庭での草花などで楽しまれていた日々が、少しづつ苦に感じられるようになられたときに、ガーデンプラスにご相談がありました。毎年樹木の剪定や除草作業を定期的に行われておられまして、少しでも労力や経費を抑えたいとのご希望でした。

こちらが施工前の奥の植栽スペースです。綺麗にお手入れされていましたが、先ず、高木類のキンモクセイなどの手間がかかる樹木を伐採・抜根して、ご自身で剪定が出来る柑橘類などの中木を数本残すことにしました。

限定し残された樹木の根株周囲に御影ピンコロ石により縁取りを行い、雑草対策のため周囲の土を整地して防草シートと砕石敷きを施工しました。

草花がお好きなので、今まで南側全体に植えられていた草花を整理して、3箇所に分けて御影ピンコロ石で縁取り、手が届きやすく植え替えがしやすい状況をつくることといたしました。

施工後がこちらです。こちらも雑草対策として周囲を防草シートと砕石敷きを施工しました。大事な草花は、事前にご用意いただいた鉢に移し替えて、移動可能な状態にしてお好きな場所に置いていただきました。御影ピンコロ石の色選びに時間をかけられまして、ご満足できる色をご選択されました。

実は、お施主様は2回目施工のリピーター様で、2年前に庭のご相談がありました時は、門柱・塀のリフォーム工事に合わせ、製品工事として門扉・カーポートの交換やウッドデッキの新設などのご注文でした。大変お喜びのご感想をいただきまして、今回のご依頼につながりました。

経年劣化による外構やエクステリア製品の老朽化は避けられず、リフォームやお手入れは時間経過と共に必要になります。また、今回のように樹木の生長や寿命、利用する側の高齢化により使い方も変化するものです。

皆様もご参考にされては如何でしょうか？