おしゃれな駐車場には人工芝を！土間コンクリートの目地デザインのご参考に♪〜前編〜

こんにちは。ガーデンプラス名古屋南の林です。

ドラえもんを愛してやまない保育士の友人が、小さな子どもはまるいものが好きだと教えてくれたことがありました。そう言われてみると、幼児のアイドル的存在であるアンパンマンもマルの集合体！カドのない「まぁるい形」は、幼い子の目にも優しく映るものなんだ、と妙に納得しました。

さて今回は、シンプルモダンな中に優しい曲線を描くデザイン外構を、施工の様子にクローズアップしながら、前後編に分けてご紹介いたします！
ポイントは、駐車場に人工芝を取り入れたデザインです♪

是非最後までご覧ください！

こちらが施工前の様子です。

今回のお施主様は、カーポート・門柱・物置・ウッドデッキ・立水栓の施工をご希望でした。

3台分の車をゆったり停められる広々とした駐車スペースには、耐久性の高いスチール折板屋根カーポートを設置。
さらに、コンクリートで仕上げる土間部分には、やわらかな曲線と人工芝を組み合わせた目地デザインをご提案しました。

掃き出し窓から出入りできるウッドデッキを降りると、そこにはふかふかの人工芝。
その人工芝とつながるように、駐車場の目地部分にも同じ人工芝を使用することで、デザインに統一感が生まれます。

それでは、工程ごとに見てまいりましょう！

最初の工程は型枠の設置です。
図面に沿って丁寧に枠を組み、やわらかくリズムのある曲線をつくっていきます。
直線的な外構もシャープで魅力的ですが、曲線を取り入れ、人工芝を敷くことで、よりやさしく自然な雰囲気に。

外構工事の中でも占める面積が広い駐車スペースは、最初に考えていきましょう！
まずは、何台停める予定か…そしてカーポートや車止めを設置するならどんなデザインがよいでしょうか？洗車がしやすい位置に立水栓を配置することもできますよ。

ご家族のカーライフのイメージを膨らませてみてください♪

コンクリートを広い面積に打設する際に欠かせない “目地” 。
目地はコンクリートを分割することでひび割れを防ぐ重要な役割を果たしますが、デザイン性にも大きく関わってきます。

一定間隔に木を挟み込み、目地の幅が同じになるように型枠を組んでいきます。
今回は、この目地に人工芝を敷設。この方法は見た目が美しいだけでなく、雑草対策にも効果的です♪

次に行うのはワイヤーメッシュの設置です。
コンクリートの強度を増すためのワイヤーメッシュを敷いていきます。

施工中に少し持ち上げ、コンクリートの中央にくるように位置を調整することで、最適な強度が確保されます。
見えない部分こそ、丁寧な施工が安心につながりますね。

いよいよコンクリートの打設です。
コンクリートはとてもデリケート。天気や気温、湿度に合わせて水の配合を調整し、その日のベストな状態に仕上げます。

柔らかいうちに、お子様の手形やペットの足跡を残すお客様も。
日々の暮らしの中で、ふとした瞬間に目にする「家族のしるし」は、きっと素敵な思い出になりますよ♪

こちらは目地に人工芝を入れる前の様子です。

コンクリートはその無機質な質感を魅力とする一方で、場合によっては少し味気なく感じられることもあります。

また、アプローチ部分は洗い出しコンクリート仕上げで、表情を加えています。

洗い出しコンクリートについては、後編のブログで詳しくお伝えしたいと思います！

駐車場の目地には人工芝を敷き、デッキ前の人工芝とつながる明るいグリーンが、外構全体の印象をぐっとやわらかく仕上げています。

駐車場の人工芝には「ラインターフ」を採用。目地サイズにカットされている、土間コンクリートなどの目地専用の商品です。耐久性の高いポリエチレンとポリプロピレン製でできている人工芝で、へたりにくく、水はけがいいのがポイントです。
ナイロン製はふんわり柔らかいことが魅力ですが、駐車場で使用される場合は耐久性が低いため、おすすめしません。

新緑を思わせる明るいグリーンは、落ち着いた色味の外構デザインのアクセントにもなり、遠くからでも目を引きますね。

このほかにも、目地部分にはお好みの砂利を敷いたり、レンガやピンコロ石を並べたり、タマリュウなどの植物を植えたりすることもできます。区切り方のデザインもお好みでできるので、ぜひこだわってみてください♪
ここまでが前編の内容です☺︎

いかがだったでしょうか？
次回後編は、”洗い出しコンクリートのアプローチ”  にクローズアップしながら、使用している他の商品についてもご紹介してまいります。お楽しみに♪