樹木ってなにがいいの？

こんにちは、ガーデンプラス仙台の下舘です。

新緑が美しい季節になりました。ライトグリーンの葉が清々しさを感じさせてくれます。

最近の傾向としてローメンテナンスのお庭が好まれますが、樹木を添えることにより住宅も美しく見せることができます。

私も時折、美しい木立の中にある佇まいの住宅に足を止めることがあります。

一般的に庭に植える樹木には、落葉広葉樹・常緑広葉樹・針葉樹があります。他にもヤシなどの南国系の特殊樹があります。

落葉広葉樹は、新緑から紅葉、そして落葉するまで四季を通じて変化を楽しめます。また成長が遅いもの、葉付きが密集しないものなど植栽でもローメンテナンスに相応しいものもあります。

常緑広葉樹は、落葉しないと思われがちですが1年を通じて葉が生え変わるため落葉します。ただ冬場も葉が茂っていますので、視線を遮りたいような場所や生垣に植えるのが最適です。

針葉樹はコニファーとも呼びます。北欧風の住宅にとても合うと思います。

今回の仙台店のブログでは、庭に植えるシンボルツリーとして四季を楽しめる落葉広葉樹を紹介していきたいと思います

近年、シンボルツリーとして植えられる多くは「株立ち」といって根元から数本の幹が出てる樹形の庭木が主流です。

1株でもボリュームがあって、雑木林のような自然な佇まいは視覚的にも美しいとされています。

最も人気があるのがアオダモの株立ちです。野球がお好きな方は、木製バットの材料としておなじみではないでしょうか。

ここ仙台の気候にもよく合い、当店でもお勧めしています。

小ぶりな葉が風にそよぐ姿が美しいです。成長が遅いので玄関周りによいでしょう。

ちょうど4月～5月の今の季節は、小さな房状の花も咲かせます。

アオダモに似た樹木にアオハダがあります。葉色がアオダモより明るめで綺麗です。

ただ土壌が合わない場合もあるので、注意が必要です。

ヒメシャラは比較的温暖な地域に向いてますが、仙台でも大丈夫です。

赤褐色の幹肌が美しく、初夏に白い椿のような花が咲くツバキ科ナツツバキ属の一種です。

株立ちは、自然に樹形が整います。秋の紅葉も綺麗です。アオダモより成長が早いので広めの庭が適してると思います。

西日が強くなく、風通しの良い半日陰が環境的には良さそうです。

ヤマボウシは枝が直線的に伸びるところがハナミズキに似ています。

丈夫で手間も比較的にかかりません。ちょっと大きめな葉は秋には鮮やかに紅葉します。

やはり自然樹形が美しくシンボルツリーとして人気がある樹です。

ハナミズキの花が一通り終わった初夏の6月ぐらいから白い花が咲き、秋には実をつけます。

食べられないことはありませんが、野鳥に譲ってバードウォッチングを楽しむ方がおすすめです。

管理する注意点として、

＊葉先が茶色くなったときは、水不足なのでたっぷり水をあたえてください。

＊周りが芝の場合、芝用の雑草除草剤を撒くと樹木が枯れてしまいます。

他にも、エゴノキ・ナツハゼなどの樹木もおすすめですので、管理方法やご予算と共にお気軽にご相談ください。

今回はシンブルツリーとして代表的な庭木を紹介させていただきました。

5月の相談会のお知らせをいたします。

5月14日（土）・5月19日（木）・5月28日（土）

詳しくはこちらをご覧ください。