2月の相談会のお知らせ＆バイクの動線を考えた外構

こんにちは、仙台店の下舘です。

新しい年がスタートしましたね。

今年もどうぞよろしくお願いします。

1月前半は例年に比べ穏やかな日が続きましたが、後半になるとやはり寒気による寒さで冬らしくなります。

仙台店も後半の寒波で雪に覆われています。

雪以外のすべての色が黒く見えてしまう・・・冬のイメージです。

まあでも今年は暖冬傾向のようなので、穏やかな日も多くはなるのでしょう。

スキー場は大変でしょうけど。。。

さて、今回は昨年暮れに完成した外構プランをご紹介します。

こちらは、完成写真です。

入口より奥側の間口が広い変形した形の駐車場です。

3台駐車することも可能な広さになっています。

道路と建物の高低差レベルは型枠ブロックを使いしっかりと土留をしています。

このプランにあたりお客様が一番思案されていたことは、バイク用スロープを併設したアプローチを作ること。

また旋回する場所がないため建物裏の北西部分にも乗り入れ用のスロープを作り、どちらからでも出入りできるようにしたい…というご希望でした。

そして

理想的なアプローチ階段とスロープが出来上がりました！

こちらが施工前の現況です。

新築後、少し時間が経過していましたので土が歩道側に流れて出ていました。

完成後の画像から考えると、簡単そうにみえますよね？

ところが、簡単ではありませんでした。。。

この後何度も図面を作成してお客様と打合せを積み重ねていくことになったのです。

ハーブで隠れていますが、ある大きな問題個所があったのです。。。

これです！

350口径の雨水桝とその隣の汚水桝、さらに建物に近い部分にも同様な雨水桝があり、スロープ幅のスペースを確保できない現状でした。

雨水桝と擁壁の狭めの部分にお客様が300角の平板を並べて簡易的な階段にしています。

これをもとにバイク用スロープを横に作ってみたり、様々なプランを練ってみましたがなかなか現実的に使えそうなプラニングが出来ませんでした。

あるとき

ん？雨水桝動かしたらどうだろ！？

と思いつき(苦笑)　設備会社に現場を見てもらう事に！

そして…見てもらうと「これ、動かせますよ」と！

心の中で「マジすか！」と思いながらその場を離れ

新たなプランを作成し直しスタートすることになったのです。

はい、動かしました！

お分かりになりますか？

90度で結んでいた配管経路を45度で接続し直したのです。

これで2Mセットバックすることが出来ました。

バイク用スロープの勾配ですが、駐車場側を５％に上げることでバイクスロープを約30%にすることが出来ました。

ひとも何とか歩行可能な角度です。（京都には30％勾配の坂があるようですので）

また汚水桝は、高さを少し下げて階段の踏み面のなかに収めました。

スロープ・階段共に間口巾を約1000mm確保してますので昇降しやすくなっています。

お客様もとても納得されていたご様子でした。

建物の裏側の北西部分です。

電柱とその支線が気になります。

この部分は、擁壁が途中で切れており、法面のようになっていました。

擁壁の高さに合わせて、ブロックの土留を作り、バイク用の出入口を作ります。

既存の植栽は、一部撤去してあります。

これにより表からも裏からもバイクが出入り出来るようになりました！

いかがでしたでしょうか。

様々な問題点を、柔軟な思考で考えてお客様と納得できるプランを作り上げていく。

これがお客様にとっても満足できるものが出来上がり、私たちにとっても達成感のようなものが感じられます。

仙台店は今年も頑張りますよ！

ということで次のご案内を。

2月の仙台店の『お庭の無料相談会』のお知らせをいたします。

当店にて、10日（土）、15日（木）、24日（土）の開催となります。

雑草が生える前に対策しておきたい時期でもあります。

小さなお庭のリフォームから、新築外構のご相談まで何なりとお申し付けください。

またご紹介などのキャンペーンもございますので、ぜひお寄りください！

スタッフ一同、お待ちしております。