更新日：2021/12/10

投稿日：2021/12/10

シンプルの中にデザインを。外構の活用術*。

建物に対して、駐車スペースやお庭が南側に来る方は多くいらっしゃると思います。車も停めるけどお庭も活用したい。そんな思いを詰めたシンプルだけどデザイン性のある外構の完成です。

施工データ

施工日	2021年7月
施工場所	宇都宮市
施工仕様	【駐車スペース】土間コンクリート + スリットインターロッキングブロック【カーポート】 YKKAP エフルージュツインFIRST 【予備駐車スペース】土間コンクリート + グラスハイブリックボーダー（ブロック + 人工芝）【目隠しフェンス】 YKKAP ルシアスフェンスF04型カームブラック／キャラメルチーク
担当プランナー	大久明香（ガーデンプラス宇都宮）
総費用	256

プランニングのポイント

1駐車スペースの位置
2目隠しフェンスも片面カラーでコストダウン◎
3建物に合うスタイリッシュなライン

施工ポイント1

駐車スペースの位置

突然の来客用として、停めない時はお庭の一部として、+αができる便利空間をご用意しました。

3台並列は厳しいけど、予備の駐車場は欲しいなと考えていたので、満足しています。

施工前

さら地のこの場所に、素敵な建物とおしゃれな外構ができます…！

お土地を探す段階で、周りの建物やお庭はどんな感じだろう？
フェンスの高さはどのくらいにしているかな？
など、見渡してみると参考になるものや気に入るものが見つかるかもしれません。

施工後

こちらが施工後の全体写真です。
メインとなる2台分のカーポート付き駐車スペースのほかに、アプローチスペースも広く取りました。
建物やお土地の形によっても、2台+αの駐車場を並列で作るのは広さも必要とするので中々厳しいものです。
お庭としても活用できて、ご来客の時には駐車スペースにもなる横広スペースがとても重宝しそうです。

施工ポイント2

目隠しフェンスも片面カラーでコストダウン◎

ご希望の木目フェンスも、外側のみ木目にすることでコストダウンができます。

フェンスのすき間は約2センチありますが、十分な目隠しになりますね。

施工前

フェンス外側、木目調のデザインです。
ブロック上に建てるフェンスはH1200までの商品がほとんど。それ以上の場合は、ブロックより内側に太い柱を建てるなどをしていたのですが、YKK AP ルシアスシリーズよりH1400やH1600のフェンスが登場致しました。ブロック上にも設置でき、見た目もすっきりです。高さの選択肢が増えるのはとても嬉しいですね。

施工後

フェンス内側はシンプルに、フレームや柱のカラーと同じブラックです。
植栽も映え、見た目のバランスも良いのにコストダウンができる。フェンスの設置がまだの方はぜひご参考にしていただければと思います。

施工ポイント3

建物に合うスタイリッシュなライン

コンクリートの無機質さと人工芝は相性抜群です。

グリーンが映えるので明るいお庭になりとても良かったです。

施工前

施工途中の様子です。
駐車スペース「+α」の部分がこちらになります。
ちょっと珍しいのがこのボーダー状のブロック。並べるとスリットができる構造ですが、このスリットを使って天然芝やグランドカバープランツを植栽し、駐車スペースでも緑化ができる舗装材です。景観条例等で緑化率が決まっている地域にもおすすめですよ。

施工後

今回は手入れがしやすいように人工芝をスリットに敷きこみました。
無機質なコンクリートも、人工芝と一緒にするとおしゃれ度がアップします。さらにボーダーデザインでしつこさも感じず、スタイリッシュな仕上がりとなりました。
アプローチと駐車スペースが接する部分は斜めのデザインを入れ、雰囲気を馴染ませています。