ログハウスでの生活を愛犬と楽しむための新築外構

こんにちは。ガーデンプラス福岡の佐々木です。

今回ご紹介するのは、憧れのログハウスでの生活をスタートさせたお客様のお宅。アウトドアブームが日本でも再燃していることから、ログハウスにも注目が集まっています。木のナチュラルな雰囲気と三角屋根がとても素敵なこちらのお宅に合うようにと、外構工事をご依頼いただきました。

ご依頼いただいた施主様のご要望は、「ドッグランのあるお庭」。愛犬３匹＋愛猫３匹と暮らす施主様ご夫婦にとって、人だけでなくペットも快適に暮らせるようにとお考えでした。特に愛するワンちゃんが楽しくお庭で遊べるようにしてあげたいとのご希望でしたので、ドッグランのある外構プランをご提案させていただきました。

まずはご提案したパース図からご紹介いたします。

ログハウスのナチュラルな雰囲気を壊さないように、フェンスや手すりなどのエクステリアは木調デザインをご提案いたしました。フェンスでしっかり囲いを設けることで、お庭全体をドッグランとして活用できるようにプランを組んでいます。

そして完成した外構がこちらです。まずはお住まいの顔ともいえる門まわりから。

門まわりは白を基調とした塗り壁の門柱に木調の笠木を合わせ、ナチュラルながらも洗練されたデザインに仕上げました。門柱にはあえてポストを埋め込まず、独立した赤いポストを立ててかわいらしい要素も取り入れています。門扉は繊細な装飾と優美なディテールの鋳物風のエクステリアを使い、階段のレンガや白塗りの門柱など少し南欧テイストも感じさせるデザインです。

門柱の足元には植栽スペースを作り、四季折々の植栽で季節感を出せるようにしています。レンガや丸みのある赤いポスト、赤い植栽で色味をプラスしてかわいらしく仕上げました。

門扉を開けた先には広々とした芝生のお庭が広がります。

完成が真冬でしたので芝生が茶色になっているのが残念ですが、暖かくなる頃には全面グリーンの美しいお庭になります。アプローチには土間コンクリートを打設し、アクセントとしてレンガを入れるに留め、芝生の美しさをより引き立てるデザインにしました。お庭の正面に見える木はケヤキ。今は小さなケヤキですが、生長とともにお庭の彩りとして、夏場の涼を感じるための木陰として、安らぎを与えてくれます。

こちらはお住まい側から見た主庭です。

お庭がかなり広々としているので、ワンちゃん３匹で遊ぶには十分な広さですね。お庭にはケヤキの木の他にオリーブやシマトネリコ・カツラの木を植えました。フェンスの高さはワンちゃんの体格や運動能力を考慮して、80ｃｍの高さに設定しています。これだけ広いお庭だと、フェンスによる圧迫感を感じませんね。

角度を変えて、お住まいの裏手をご紹介いたします。

建物の裏手には土間コンクリートを打設して駐車スペースを配置しました。よく見ていただくと、スリットの所々に緑の植栽が見えます。この緑はタマリュウ。葉が生長すると落ち葉などのゴミが溜まりやすくなりますが、ランダムに配列したことで落ち葉などがとどまらないようにしました。

さらに、施主様宅は冬場は暖房として薪ストーブを使用されていますので、薪の搬入の労力を少しでも軽減できるように、建物側にも砂利を敷いてお車を乗り入れ出来るようにしました。建物ギリギリまでお車で寄せられたら、少しは薪運びが楽になりますね。

そして駐車スペースの一角にカーポートを設置しました。

正面から見るとアルファベットの「Ｙ」に見える、Ｙ合掌タイプのカーポートをセレクト。柱の本数を少なくすることで、駐車スペースの自由度を効かせました。

開放感のある駐車スペースはお車を停めるためだけでなく、バーベキュースペースとしても活用できます。これからのアウトドアの楽しみが広がりますね。

最後にファサードをご紹介いたします。

外周フェンスや手すりには木目調の板材を使い、木の薫りが漂いそうなログハウスのナチュラルなイメージと一体感を持たせた外構に仕上げました。一見テイストの合わなくなりそうな鋳物風の門扉とも違和感のないように、ブラックのフレームや柱で統一感を持たせています。

施工後、お客様からは「予算の範囲内で出来ることが他の業者さんより多く、デザインに忠実でとても満足しております。細かいところまで丁寧に美しく仕上げていただき、こちらにお願いして本当に良かったと思っています。」とありがたいお言葉を頂戴しました。これからのガーデンライフを、ご家族や大切なペットと一緒に楽しんでくださいね。