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かんたん庭レシピNo. RCP87800外構・お庭の基礎知識

posted by  ガーデンプラス浜松

新築するなら考えたい!家庭菜園をしやすいお庭づくりのポイントを外構のプロが解説します

家庭菜園をしやすいお庭に!新築時に考えたい畑の配置と外構づくりのコツ

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新築するなら考えたい!家庭菜園をしやすいお庭づくりのポイントを外構のプロが解説します

新築するなら考えたい!家庭菜園をしやすいお庭づくりのポイントを外構のプロが解説します

みなさんこんにちは!ガーデンプラス浜松です。

 

「新しい家では、お庭で野菜を育ててみたい!」
「家族みんなで家庭菜園を楽しめるスペースがほしい」

 

そんな方におすすめなのが、新築時から家庭菜園のスペースを計画しておくことです。
家庭菜園をしやすいお庭をつくるには、日当たりや畑の広さだけでなく、水やりのしやすさや作業動線なども考えることが大切です。
新築時に計画しておけば、駐車スペースや玄関アプローチとのバランスを考えながら、使い勝手のよいお庭に仕上げられます。

 

自分で育てた野菜を収穫したり、お子様と一緒に成長を観察したりと、家庭菜園には日々の暮らしを豊かにしてくれる魅力がたくさんあります。

 

そこで今回は、家庭菜園をしやすいお庭づくりのポイントを外構のプロ目線で解説! 畑の広さや野菜の配置、使いやすい畑に仕上げるコツなどをご紹介します。

 

これから新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【家庭菜園をしやすいお庭づくり①】新築時の段階から考えましょう!

広々とした菜園スペース

広々とした菜園スペース

家庭菜園のスペースは、お住まいが完成してから考えるよりも、新築時の外構計画とあわせて検討しておくのがおすすめです。

 

新築時であれば、建物の配置や日当たり、敷地全体の使い方を考慮しながら、畑・駐車スペース・玄関アプローチ・物干しスペースなどをバランスよく配置できます。限られた敷地でも、それぞれの用途に合わせてスペースを確保することで、家庭菜園をしやすいお庭づくりにつながります。

 

例えば、計画段階では次のようなポイントを確認しておきましょう。

 

日当たり: 野菜の生育に必要な日光を十分に確保できるか
水やりのしやすさ: 立水栓から畑までの距離が近く、無理なく水やりができるか
収納スペース: 土や肥料、スコップなどの園芸用品を保管する場所があるか
作業動線: 畑の周囲に、収穫や日々のお手入れをしやすい通路を確保できるか
将来の使い方: 育てる野菜の種類が増えたときに、畑を広げられる余裕があるか

 

家庭菜園は、野菜を植えて収穫するだけでなく、水やりや草取り、土づくりなど、日常的なお手入れが欠かせません。
特に、畑が立水栓から遠かったり、作業するための通路が狭かったりすると、毎日のちょっとした作業が負担になってしまうこともあります。

 

また、家庭菜園のスペースを後から設けようとすると、すでに舗装した場所を撤去したり、ほかの用途に使っているスペースを見直したりする必要が生じる場合もあります。

 

そのため、野菜が育ちやすい環境を整えることはもちろん、育てる人にとっても使いやすいお庭を計画することが大切です。
新築時から家庭菜園を暮らしの一部として取り入れることで、日々のお手入れがしやすく、長く楽しめるお庭を目指せます。

【家庭菜園をしやすいお庭づくり②】日当たりが成功のカギ!

お庭に実ったきゅうり

お庭に実ったきゅうり

野菜づくりで特に重要なのが、日当たりのよさです。

 

多くの野菜は、太陽の光を浴びて光合成を行い、成長に必要なエネルギーをつくり出します。
そのため、日照時間が不足すると、茎や葉が十分に育たなかったり、花が咲いても実がつきにくくなったりすることがあります。

 

家庭菜園をしやすいお庭をつくるためには、育てたい野菜に適した日照条件を知り、日当たりのよい場所を優先して畑を配置することが大切です。

 

野菜に合わせて日当たりを考える

野菜によって、必要な日照条件や育てる際の注意点は異なります。特に、実を収穫する夏野菜は日光を多く必要とするものが多いため、栽培する場所を慎重に選びましょう。
ここでは、家庭菜園で人気の野菜について、それぞれに適した日当たりと栽培のポイントをご紹介します。

 

◇ナス
日当たりのよい場所を好む代表的な夏野菜です。
日光を十分に浴びることで生育が促され、実のつき方にもよい影響を与えます。また、水分を多く必要とするため、特に夏場は土の乾燥に注意し、こまめな水やりを心がけましょう。

 

◇ピーマン
日当たりと風通しのよい場所で育てるのがおすすめです。
成長すると枝葉が広がるため、株同士の間隔を適切に確保することがポイント。十分な日光が当たる環境を整えることで、健康な株に育ち、長期間の収穫も楽しめます。

 

◇キュウリ
日当たりのよい場所を好み、つるを伸ばしながら成長する夏野菜です。
栽培には支柱やネットが必要になるため、畑の広さだけでなく、高さ方向のスペースも考慮しましょう。つるが伸びる方向や周囲の野菜への日陰にも配慮すると、より育てやすくなります。

 

◇ネギ・ニラ
日なたから半日陰程度の場所でも比較的育てやすい野菜です。
特にニラは、株が充実すれば繰り返し収穫を楽しめるのが魅力。日当たりのよい場所をほかの野菜に優先して使いたい場合にも、栽培場所を検討しやすい種類です。

 

◇玉ねぎ
日当たりと水はけのよい場所を好む野菜です。
一般的には秋に苗を植え付け、翌年の春から初夏にかけて収穫します。冬を越して育てるため、夏だけでなく冬場の日当たりも考慮して栽培場所を選ぶことが大切です。

 

◇キャベツ
日当たりのよい場所で育てるのが基本です。
成長すると葉が大きく広がるため、株同士が密集しないよう、十分な間隔を確保しましょう。風通しをよくすることで、蒸れによる病気のリスクを抑えることにもつながります。

 

◇大根
日当たりのよい場所を好み、地中深くまで根を伸ばす野菜です。
十分な日光を確保することに加え、根がまっすぐ伸びるよう、深さのある柔らかい土を用意することがポイント。土の中に大きな石や硬い塊があると、根が分かれたり変形したりする原因になるため、土づくりにも注意しましょう。

 

◇ニンニク
日当たりと水はけのよい場所で育てるのがおすすめです。
一般的には秋に植え付け、翌年の初夏頃に収穫します。過湿に弱いため、雨が降った後も水がたまりにくい場所を選ぶことが大切です。

 

※必要な日照時間や栽培条件は、品種・地域・季節によって異なります。特にナス・ピーマン・キュウリなどの実を収穫する野菜は、十分な日光を確保できる場所を優先しましょう。

 

外構計画では「建物の影」に注意!

家庭菜園の日当たりを考える際は、敷地の方角だけでなく、建物や周囲の構造物によってできる影にも注意が必要です。
例えば、南向きのお庭であっても、隣家の建物や高い塀、カーポート、庭木などの影響によって、思っていたほど日光が当たらない場合があります。

 

また、太陽の高さは季節によって変化するため、夏には十分な日差しが届いていても、太陽の位置が低くなる冬には、畑が長時間日陰になってしまうことも。
特に玉ねぎやニンニクなど、秋に植え付けて冬を越す野菜を育てたい場合は、冬場の日照条件も確認しておくと安心です。

 

そのため、新築時の外構計画では、建物や周囲の構造物がつくる影を考慮し、できるだけ長い時間、日光が当たる場所に家庭菜園のスペースを確保することがポイントです。

 

さらに、日当たりだけでなく、水はけや風通しにも目を向けましょう。
雨水がたまりやすい場所では根腐れの原因になることがあり、反対に強い風が吹き抜ける場所では、野菜の茎や葉が傷んでしまうこともあります。

 

このように、家庭菜園をしやすいお庭づくりでは、育てたい野菜の特徴と敷地の環境を照らし合わせながら、栽培に適した場所を見極めることが大切です。

【家庭菜園をしやすいお庭づくり③】育てたい野菜によって変わる広さ

家庭菜園の広さは、育てたい野菜の種類や収穫したい量、家族の人数などによって異なります。

 

「せっかくなら、いろいろな野菜を育てられる広い畑がほしい!」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最初から広い畑をつくると、土づくりや水やり、草取りなどのお手入れに時間がかかり、管理が負担になってしまうこともあります。

 

そのため、家庭菜園をしやすいお庭をつくるには、育てたい野菜の種類だけでなく、無理なくお手入れできる広さを考えることが大切です。

 

特に家庭菜園が初めての方は、コンパクトなスペースから始め、慣れてきたら少しずつ栽培する野菜を増やしていくのもおすすめです。

 

おすすめは、幅90〜120cm程度の畝

畝を整えた菜園スペース

畝を整えた菜園スペース

畑の中で野菜を育てるために、土を細長く盛り上げた部分を「畝(うね)」といいます。
畝をつくることで、野菜を植える場所と人が歩く通路を分けられるほか、土の水はけを改善する効果も期待できます。

 

家庭菜園では、畝の幅を90〜120cm程度にすると、両側の通路から手を伸ばして作業しやすくなります。
畝の中に足を踏み入れずに植え付けや収穫、草取りなどができるため、土を踏み固めにくく、野菜の根が育ちやすい環境を保つことにもつながります。

 

ただし、畝の片側からしか作業できない場合は、奥まで無理なく手が届くよう、幅を狭めに設定するとよいでしょう。

 

また、畝の高さは一般的に15〜30cm程度を目安とし、土質や水はけに合わせて調整します。
雨が降った後に水がたまりやすい場所では、畝を高めにするだけでなく、周囲の排水計画もあわせて検討することが大切です。

 

家庭菜園の広さの目安

程よい広さの菜園スペース

程よい広さの菜園スペース

家庭菜園に必要な面積は、栽培する野菜の種類や株数によって変わります。
これから畑づくりを始める方は、次の広さをひとつの目安にしてみましょう。

 

◇約2〜3㎡:家庭菜園初心者の方におすすめ
少量の野菜を育てたい方や、初めて家庭菜園に挑戦する方に適した広さです。
ネギやニラ、リーフレタスなどの比較的コンパクトな野菜を育てたり、栽培する株数を絞ってミニトマトやピーマンなどに挑戦したりと、限られたスペースでも野菜づくりを楽しめます。

 

◇約4〜6㎡:複数の野菜を育てたい方におすすめ
ナスやピーマンなどの夏野菜に加え、季節に応じて葉物野菜なども育てたい方におすすめの広さです。
野菜ごとに栽培スペースを分けやすくなり、収穫時期の異なる野菜を組み合わせることで、季節ごとの家庭菜園を楽しめます。

 

◇約8〜10㎡以上:本格的に家庭菜園を楽しみたい方におすすめ
さまざまな種類の野菜を育てたい方や、収穫量を増やしたい方に適した広さです。
夏野菜から秋冬野菜まで、季節に合わせて栽培計画を立てやすくなるほか、同じ場所で同じ科の野菜を続けて育てることを避ける「輪作」も取り入れやすくなります。

 

※上記は畑として使用する面積の目安です。実際に栽培できる野菜の種類や株数は、品種や栽培方法によって異なります。

 

また、畑の広さを考える際は、野菜を植えるスペースだけでなく、作業するための通路や園芸道具の置き場所も確保しておくことがポイントです。

 

畝の間に通路を設けておけば、野菜を踏まずに移動でき、収穫や日々のお手入れもスムーズになります。
さらに、将来的に育てる野菜を増やしたい場合は、畑の周囲に拡張できる余裕を残しておくと安心です。

 

家庭菜園をしやすいお庭づくりでは、畑の面積を広くすることだけにこだわらず、栽培スペースと作業スペースのバランスを考え、長く使いやすい配置にすることが大切です。

【家庭菜園をしやすいお庭づくり④】野菜を効率よく育てるための配置計画

家庭菜園では、野菜を植える場所や配置を工夫することも、元気な野菜を育てるための大切なポイントです。

 

野菜は種類によって、成長したときの背丈や葉の広がり方、根の伸び方などが異なります。そのため、好きな場所に自由に植えるだけでは、野菜同士が重なって日光を遮ってしまったり、収穫やお手入れがしにくくなったりすることもあります。

 

家庭菜園をしやすいお庭をつくるためには、それぞれの野菜の特徴を理解し、日当たりや成長後の大きさを考慮して配置することが大切です。

 

背の高い野菜は、ほかの野菜に影を落としにくい位置へ

きゅうり

きゅうり

ナスやピーマンは、成長すると茎が伸び、枝葉も大きく広がります。また、キュウリはつるを伸ばして育つため、支柱やネットを設置するスペースも必要です。

こうした背の高い野菜や支柱を使う野菜を、背の低い野菜の南側に配置すると、日光を遮ってしまうことがあります。
特に、日当たりを好む野菜同士を近くに植える場合は、成長後の高さや葉の広がり方まで想定しておくことがポイントです。

そこでおすすめなのが、背の高い野菜を北側に、背の低い野菜を南側に配置する方法です。
南側からの日光をできるだけ遮らないようにすることで、それぞれの野菜に日差しが届きやすい環境を整えられます。

また、畝を南北方向に設ける方法も、時間帯による日光の当たり方を考えるうえで有効な選択肢のひとつです。
ただし、実際の日照条件は建物の位置や敷地の形状、季節によって異なるため、お庭の環境に合わせて配置を調整しましょう。

 

おすすめの畑の配置例

お庭で育てたピーマン

お庭で育てたピーマン

例えば、南側から日光が当たるお庭では、野菜の背丈や育ち方に合わせて、次のような配置が考えられます。

 

◇北側:背の高い野菜・支柱を使う野菜
キュウリ
ナス
ピーマン

 

成長すると背が高くなったり、枝葉が広がったりする野菜を配置します。
特にキュウリは支柱やネットを使って立体的に育てることが多いため、ほかの野菜への日陰を考慮し、畑の北側などにスペースを確保するとよいでしょう。

 

◇中央:根菜類・葉物野菜
大根
キャベツ

 

大根やキャベツなど、地面に近い位置で葉を広げる野菜を配置します。
大根は根が深く伸びるため、土の深さを確保することが重要です。また、キャベツは成長すると葉が大きく広がるため、隣の野菜との間隔にも注意しましょう。

 

◇南側:背の低い野菜・管理しやすい野菜
玉ねぎ
ニンニク
ネギ
ニラ

 

比較的背丈を抑えて育てやすい野菜を中心に配置します。
南側に設けることで、背の高い野菜の影響を受けにくくなり、日光を確保しやすくなります。
ただし、ネギやニラも品種や成長段階によって草丈が変わるため、周囲の野菜とのバランスを考えて植え付けましょう。

 

※こちらは南側から日光が当たる敷地を想定した配置例です。実際の草丈や必要な栽培スペースは品種や育て方によって異なります。また、野菜ごとに栽培時期も異なるため、季節に応じて配置を見直すことが大切です。

 

長く家庭菜園を楽しむなら「連作障害」にも注意!

不作の家庭菜園

不作の家庭菜園

家庭菜園を計画する際は、野菜の配置だけでなく、翌年以降の栽培についても考えておくと安心です。
同じ場所で同じ科の野菜を繰り返し育てると、土壌中の病原菌や害虫の影響などによって生育が悪くなる「連作障害」が発生することがあります。

 

例えば、今回ご紹介した野菜は、次のように分類されます。

 

ナス科: ナス・ピーマン
ウリ科: キュウリ
アブラナ科: キャベツ・大根
ヒガンバナ科: 玉ねぎ・ネギ・ニラ・ニンニク

 

連作障害の起こりやすさは野菜の種類によって異なりますが、特にナスやピーマンなどは、同じ場所での連続栽培を避けることが推奨されています。

 

そのため、あらかじめ畑をいくつかの区画に分け、翌年は異なる科の野菜を育てる「輪作」を取り入れるのもおすすめです。
栽培する場所を計画的に入れ替えることで、連作障害のリスクを軽減し、長く野菜づくりを楽しみやすくなります。

 

家庭菜園を快適にするお庭づくりでは、野菜の成長に合わせた配置だけでなく、季節ごとの植え替えや将来の栽培計画まで考えておくことがポイントです。
新築時から畑を区画分けしやすい形に整えておけば、さまざまな野菜を育てながら、家族で家庭菜園を楽しめる空間を目指せます。

【家庭菜園をしやすいお庭づくり⑤】使いやすい畑に仕上げるコツ

畑の位置や広さが決まったら、次は日々のお手入れや収穫がしやすい環境を整えていきましょう。

 

家庭菜園は、野菜を植えて終わりではなく、水やりや草取り、肥料の追加、収穫など、日常的な作業が必要です。
そのため、畑そのもののつくりだけでなく、周囲の通路や水栓、収納スペースなども使いやすく計画しておくことが大切です。

 

家庭菜園をしやすいお庭を実現するために、外構工事で取り入れたい4つのポイントをご紹介します。

 

①畑の周囲に通路を設ける

通路を設けた菜園スペース

通路を設けた菜園スペース

家庭菜園では、野菜のお手入れや収穫をスムーズに行えるよう、畑の周囲に通路を確保しておくことが大切です。

 

人が歩くだけであれば、幅40〜60cm程度がひとつの目安になります。ただし、収穫した野菜を入れるかごや園芸道具を持って移動する場合、車輪付きのカートを使用する場合などは、さらに余裕のある幅を確保すると作業しやすくなります。

 

また、通路の舗装方法によっても、歩きやすさやお手入れのしやすさが変わります。

 

砂利敷き: 比較的費用を抑えやすく、自然な雰囲気に仕上がるのが魅力。防草シートを併用することで、雑草対策にもつながります。
平板敷き: 足元が安定しやすく、畑との境界もすっきりと整えられます。デザインや色を選ぶことで、お庭全体の雰囲気に合わせやすいのも特徴です。
コンクリート舗装: 平坦で歩きやすく、土や泥で汚れても掃除しやすいのがメリット。ジョウロや園芸道具を持って移動する際にも便利です。

 

それぞれに特徴があるため、お庭のデザインや予算、使い方に合わせて選びましょう。
なお、畑の周囲は水やりや雨によって土が流れ出ることもあるため、通路の勾配や排水方向、泥はねにも配慮しておくと安心です。

 

②水栓は畑の近くに設置する

便利な立水栓

便利な立水栓

家庭菜園を長く楽しむうえで、意外と負担になりやすいのが毎日の水やりです。

 

特に夏場は土が乾燥しやすく、天候や野菜の生育状況によっては頻繁な水やりが必要になります。
畑から離れた場所にしか水栓がないと、長いホースを引っ張ったり、重いジョウロを何度も運んだりすることになり、日々の作業が大変になってしまいます。

 

そこでおすすめなのが、家庭菜園の近くに立水栓を設置することです。
畑の近くに水栓があれば、水やりはもちろん、収穫した野菜の泥を軽く落としたり、使用した園芸道具を洗ったりする際にも便利です。

 

また、新築時であれば、給水管の配管計画とあわせて水栓の位置を検討できるため、後から設置する場合に比べて、舗装の撤去や配管のやり直しを避けやすくなります。

 

水栓を設置する際は、ホースが畑全体に届くか、通路や作業動線の邪魔にならないかを確認しましょう。
さらに、水がたまりやすい場所では、排水設備や足元の舗装方法もあわせて検討することがポイントです。

 

③土や肥料を置く場所も確保する

家庭菜園の道具

家庭菜園の道具

家庭菜園では、野菜を育てるための土や肥料だけでなく、スコップ、ジョウロ、支柱、園芸用のはさみ、手袋など、さまざまな道具を使用します。
栽培する野菜の種類が増えるにつれて必要な道具も多くなるため、あらかじめ収納場所を考えておくことが大切です。

 

例えば、畑の近くに小型の物置や屋外収納を設けておけば、必要な道具をすぐに取り出せるため、作業のたびにお住まいの中や離れた物置まで取りに行く手間を減らせます。
また、使いかけの培養土や肥料などもまとめて保管できるため、お庭が散らかりにくく、すっきりとした景観を保ちやすくなるのもメリットです。

 

ただし、肥料や土は製品ごとの保管方法を確認し、雨や直射日光の影響を受けにくい場所に置くようにしましょう。
さらに、物置の設置場所にも注意が必要です。畑の南側などに背の高い物置を配置すると、野菜に必要な日光を遮ってしまう可能性があります。
収納の使いやすさだけでなく、日当たりや通路の確保も考慮しながら、適切な場所を選ぶことが大切です。

 

④畑とお庭の境界をはっきりさせる

境界を整えた菜園スペース

境界を整えた菜園スペース

家庭菜園のスペースを設ける際は、畑と周囲のお庭をしっかり区切っておくこともおすすめです。
畑と芝生、人工芝、砂利敷きなどの境界が曖昧なままだと、雨や水やりによって土が周囲に流れ出たり、芝生や雑草が畑に入り込んだりすることがあります。

 

そこで取り入れたいのが、レンガやピンコロ石、見切り材などを使って畑の周囲を囲う方法です。
例えば、レンガで囲えば、温かみのあるナチュラルな雰囲気に。ピンコロ石を使用すれば、石材ならではの風合いを楽しみながら、畑の輪郭をすっきりと整えられます。
また、畑の周囲を区切ることで、土が通路や人工芝の上に広がるのを抑えられるほか、家庭菜園のスペースが明確になり、お庭全体にメリハリが生まれます。
小さなお子様がいるご家庭では、遊ぶスペースと野菜を育てるスペースを分けることで、誤って畑に踏み入ってしまうことを防ぎやすくなるのもメリットです。

 

家庭菜園をしやすいお庭づくりでは、野菜の育てやすさだけでなく、お手入れのしやすさや見た目の美しさも大切なポイントです。
新築時から通路や水栓、収納、畑の境界まで計画しておくことで、毎日の作業がスムーズになり、家庭菜園を気軽に楽しめるお庭へと仕上がります。

【家庭菜園をしやすいお庭づくり⑥】レイズドベッドもおすすめ!

ブロックでつくった菜園スペース

ブロックでつくった菜園スペース

家庭菜園を計画する際は、地面に直接畑をつくる方法だけでなく、「レイズドベッド」と呼ばれるスタイルを取り入れるのもおすすめです。

 

レイズドベッドとは、木材やレンガ、ブロックなどで囲いをつくり、地面よりも高い位置に土を入れて野菜を育てる、花壇のような形状の畑のことです。
一般的な畑とは異なり、地面から高さを設けることで作業がしやすくなるほか、囲いの素材やデザインによって、お庭をおしゃれに演出できるのも魅力です。

 

レイズドベッドのメリット

レイズドベッドには、家庭菜園をより快適に楽しむためのさまざまなメリットがあります。

 

土の状態を調整しやすい: 囲いの中に野菜づくりに適した土を入れられるため、もともとの地面の土質に左右されにくく、栽培環境を整えやすくなります。
畑と周囲の境界がはっきりする: 土が周囲に広がりにくくなり、通路や芝生などとの区切りも明確に。お庭全体をすっきりとした印象に仕上げられます。
腰への負担を軽減できる: 作業する人に合わせて高さを設定することで、深くかがむ動作を減らし、水やりや収穫、草取りなどの日常的なお手入れをしやすくできます。
お庭のデザインになじませやすい: 囲いに使用する素材や色を工夫することで、家庭菜園を外構デザインの一部として取り入れられます。

 

例えば、ナチュラルな雰囲気のお庭には木材やレンガを使ったレイズドベッド、モダンなお住まいにはシンプルなブロックを使ったレイズドベッドなど、外構のテイストに合わせてデザインを選ぶのもおすすめです。

 

また、ウッドデッキの近くに設ければ、リビングからお庭へ出て気軽に野菜の成長を観察したり、収穫を楽しんだりすることもできます。家庭菜園としての使いやすさはもちろん、緑が映えるおしゃれなお庭づくりにもつながります。

 

ただし、レイズドベッドを設置する際には、いくつか注意点もあります。

 

高さのある畑は、その分多くの土が必要になるため、通常の畑よりも材料費や施工費がかかる場合があります。また、囲いには土の重さや雨水による影響に耐えられる強度が求められるため、使用する素材や構造を適切に選ぶことが大切です。

 

特に木材を使用する場合は、湿気による腐食への対策も必要です。
さらに、底面や周囲の排水が不十分だと、土の中に水分がたまり、野菜の生育に悪影響を及ぼすこともあるため、水はけにも配慮しましょう。

 

家庭菜園をしやすいお庭を目指すなら、作業のしやすさとデザイン性を兼ね備えたレイズドベッドも、ぜひ検討したい選択肢のひとつです。

まとめ | 家庭菜園をしやすいお庭づくりはガーデンプラスにお任せください

お庭で育てたトマト

お庭で育てたトマト

いかがでしたでしょうか。

 

家庭菜園をしやすいお庭づくりでは、日当たりや畑の広さだけでなく、水やりのしやすさや作業動線、収納スペースなどをバランスよく計画することが大切です。
畑のスペースを広く取りすぎず、ご家族がくつろぐ場所やお子様が遊ぶ場所なども確保することで、家庭菜園と日々の暮らしを両立した、使い勝手のよいお庭に仕上がります。

 

特に新築時は、建物や駐車スペース、玄関アプローチなどとあわせて計画できるため、敷地全体を有効活用しながら、理想のお庭づくりを進められる絶好のタイミングです。
自分で育てた野菜を収穫し、食卓で味わう喜びは、家庭菜園ならではの魅力。季節ごとの野菜の成長を楽しみながら、ご家族で過ごす時間もより豊かなものになるでしょう。

 

ガーデンプラス浜松では、敷地の形状や日当たり、ご家族のライフスタイルに合わせた外構プランをご提案しています。
「家庭菜園を始めたいけれど、どこに畑をつくればいいかわからない」「駐車スペースやお庭と両立できる配置を考えたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

家庭菜園の楽しさと暮らしやすさを兼ね備えた、理想のお庭づくりをお手伝いいたします!

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