門まわりを快適にするリフォーム工事

こんにちは。ガーデンプラス姫路の井内です。

今回は玄関まわりのリフォーム外構をご紹介します。

まずは施工前のお写真をご覧ください。

玄関扉と道路際に塀があり、埋込型ポスト・インターホンが設置してあります。塀は以前からありますが、建物は新しく建て替えされたとのことで、使いだしてくるとどうしても不便さを感じておられたようです。お客様からは「玄関側が高いので来客が塀越しで話するときは、見下ろすようになる。」「道路と50センチ程玄関側が高いので、ポーチからのポスト受け取り位置が低すぎる。」とご相談をいただきました。

またその他に、

・子供が自転車を乗るようになったので、自転車置き場を設置したい。

・塀が汚れて塗り替えたい。

・おしゃれにしてほしい。

とご要望をいただきました。

こちらが施工後の門まわりです。大きな門塀は玄関前だけの幅を残して解体し、機能門柱の組み合わせにリフォームしました。

正面向かって右手には駐輪スペースも設けられ、スペースを有効活用できます。

早速、施工ポイントを詳しくご紹介いたします。

まずは玄関前の塀です。

既存の大きな塀を一部解体しました。埋込型ポストを撤去して、塀の中に埋め込まれているインターホン配線も移動させました。

重圧感のある幅広の塀に輝きを添えるガラスブロックはそのまま残し、全体に補修して汚れていた塀をジョリパットで塗り直してリフレッシュさせています。

また、目隠し塀としてはやや高さが足りなかったため、既存塀の上に穴をあけて柱を埋め込み、三協アルミの目隠しフェンス「フィオーレ4型 H400」を設置しました。

この4型フェンスの特徴は、木調色で異なる格子＆色のランダムデザインで、4色使いで美しくコーディネートされています。

以前からあった塀とは思えないほど、高級感が出て目隠し機能もアップしましたね。

今までアプローチ出口が駐車スペースへの片方だけでしたが、奥にあった階段を利用してメインの入口として機能門柱を取付け、今まで低すぎたポストの取り出し口を解消しました。インターホンや表札機能も集約しています。

自転車置き場位置を、建物向かって右手の、今まで柱があって利用されてなかった場所に設置しました。

道路際のデザインポールは実は以前からあったものです。一部撤去して、その奥にLIXILのサイクルポート「カーポートSCミニ」を取り付けました。

お写真にもありますが、お子様を乗せる自転車が電動機付きということで、雨風をできるだけ凌げるようにしています。お子様の新しい自転車も、雨上がりにすぐ乗って遊んでいただけますよ。

また周囲に屋外コンセントが無かったため、SC柱に外部コンセントを取りつけました。後付けで照明を取り付けたり、バッテリーの充電にもお使いいただけます。

デザインポールの足元には自転車に邪魔にならないような、小さいですが植栽スペースを設けました。アプローチスペースに少し緑があると和みますね。

新しくできた門柱側のアプローチには枕木材（TOYO:ヴィンテージウッド）を敷き詰めました。既存アプローチに天然石を乱形貼りされておられますので、同じナチュラルな質感の枕木材がよく似合ってます。

駐輪スペースの土間コンクリートと枕木材の見切りは階段のようなデザインでレンガを3色使って可愛くおしゃれに仕上げました。

いかがでしたでしょうか？

門まわりやアプローチは毎日出入りがある場所なので、余裕をもった動線設計が大事です。また外からも見えるところなので、お掃除のしやすさやデザイン性もあきらめたくないですよね。リフォームしたときにも「綺麗になったな！」と満足できる場所だと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。