「平和」を意味する花言葉を持つ植栽３選

今日は国際平和デー！なんだか壮大なイメージの記念日ですね。この記念日は1981年にイギリスとコスタリカが9月第3火曜日の総会の通常会期が始まる日を「平和の理想を記念すると共に強化する日」として提案され、1981年に国連総会によって制定された記念日です。2002年からは9月21日に固定され、「世界の停戦と非暴力の日」として実施されるようになり、この日だけは敵対行為を停止するよう全ての国々に呼びかけるなどの活動が行われています。ニューヨークの国連本部では、毎年9月21日に国連事務総長の手で「平和の鐘」を鳴らす記念行事が行われているそうですよ。

そこで今回は国際平和デーにちなんで「平和」が花言葉の植栽をご紹介いたします。お庭の彩りに、平和を呼び込む縁起担ぎとしてもおすすめですよ。

①バラ

世界中から人気を集め、品種改良も盛んに行われているバラ。その品種は少なく見積もっても3万種類といわれています。花の大きさや形状、色も様々ですが、大きく分けると四季咲きの木立性タイプと一季咲きのつる性タイプに分類されます。

木立性タイプの魅力は、一年で何度も開花が楽しめること。自立してコンパクトに育つので、花壇や鉢植えでも育てやすいです。

一方のつる性の開花時期は一年のうちで春だけになりますが、一気に咲くのでその様子は豪華絢爛！アーチや壁面に沿わせたりもできるので、見せ方のバリエーションも豊富です。イングリッシュガーデンを目指す方にはつる性の品種を育てるのがおすすめです。一年に一度だけでいいので豪快に咲かせて欲しい！という方は木立性の一季咲きを選ぶという選択肢もあります。育てるのが難しいイメージのバラですが、ポイントさえ抑えれば大丈夫！気品に満ちた彩り溢れるお庭づくりにおすすめの植栽です。

②デイジー

和名でヒナギクと呼ばれるデイジー。小さく可憐でかわいらしいお花が人気の植栽です。元は多年草ですが暑さに弱く、高温多湿の日本では夏を越せないことから一年草として育てられるヒナギク。2月以降の開花時期に入ると次々と花を咲かせ、お庭がとっても華やかになります。デイジーだけの花壇でも十分見ごたえがありますが、背丈が低いのでシンボルツリーの根元など、背の高い植栽との組み合わせでも楽しめますよ。品種によって咲かせる花も違うので、お好みに合った品種を探してみてくださいね。育てやすく開花時期も長いので、お庭の彩りとしておすすめの植栽です。

③オリーブ

シンボルツリーとしても人気のオリーブ。自然と整う樹形の美しさと、日の光に照らされて銀色に輝く葉が魅力です。2本以上で育てると実もつき、楽しみ方のバリエーションが広がりますよ。旧約聖書に記されたノアの箱舟のお話の中では、ハトがくわえてきたオリーブの枝を見てノアは洪水が引いたことを知ったというエピソードがが知られ、そのことから平和を象徴する木として人気を呼ぶオリーブ。落葉せず一年を通して葉をつけるので、さみしくなりがちな冬のお庭の彩りとしてもおすすめです。

今回はお庭の彩りとしてもおすすめの植栽をご紹介しました。平和が花言葉の植栽をお庭に植えて、家庭にも安らぎと彩りを添えたいですね。