お庭で育てたい「サクラ」の風情を楽しめる庭木
大きくなるうえ管理も大変なサクラ。それでもお庭で楽しみたいという皆様へ、こんな木なら育てやすいですよ。
こんにちは、ガーデンプラスの中川です。
春になると待ち遠しいのがサクラの開花。今年は暖冬ということもあり、例年よりも早めの開花となりましたね。やはりサクラの季節には「お庭でサクラを楽しめないものかなあ」と思うもの。以前ブログにてサクラの種類と共に、お庭でのサクラの育て方もご紹介させていただきました(こちらのブログです)。
ですが、最近のお宅で植えられている風景はあまり見かけなくなりました。なぜなら桜の代表である「ソメイヨシノ」や「ヤマザクラ」は、とっても大きく育つからです。その勢いは基礎コンクリートに干渉するほど。広いお庭があるお宅でないと持て余してしまいます。またもうひとつの困ったポイントが、サクラは毛虫が大好きな木なのです…公園や学校などでも、花が終わって青葉の季節になる前に殺虫・消毒作業がされています。やはりサクラは、公園や遊歩道などしっかり木を管理されている場所で楽しまれるのがおすすめです。
それでもやっぱりお庭で楽しみたいなあ、という方のために、今回は個人のお庭でも楽しめる「サクラっぽい」庭木をご紹介します。なんだか申し訳ない紹介の仕方ですが、サクラが好きな方はきっとご紹介する花もお気に召していただけると思います。
まずは桜をおさらい
似ている植物というのは必ず観賞ポイントが重なっているものです。まずは「サクラっぽい植物」を探すために、サクラの代表品種・ソメイヨシノの特徴を抑えておきましょう。
ソメイヨシノの特徴は先端に切れ込みの入った柔らかい5枚の花弁、淡いピンクの色、えんじ色のガク、葉のない状態で咲くというところでしょうか? マニアックな方でしたら、ぎざぎざの縁取りと羽状の葉脈を持つ葉やごつごつした木肌などを見てもサクラだなと分かると思います。「桜色」や「桜吹雪」という言葉から推察するに、淡いピンクの色や柔らかい花びらは、やはりサクラらしさを語る上でメインとなるポイントですね。
ではサクラをしっかり思い描けたところで早速、サクラの雰囲気を楽しめる庭木をご紹介します。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。実家の近くには見事なソメイヨシノの大木を育てられていた広いお庭のお宅があり、毎年桜のトンネルが出来ていましたが、今は更地になって数戸分の分譲地になってしまいました…お庭の桜、とっても贅沢ですね。
ガーデンプラス本部 担当:中川知春
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