実は活発なマルチーズ!お庭での遊び方を紹介
動き回って遊ぶことが好きなマルチーズと、お庭遊びでコミュニケーションをとりましょう!

純白の被毛や愛嬌のある瞳が特徴的で、小型犬の中でも人気の高いマルチーズ。血統書を発行しているジャパンケネルクラブによると、2021年には8,886頭が登録されており、日本で9番目に多く飼われている犬種です。(≫2021年 犬種別犬籍登録頭数)
体重は大きくても3kg程度のため、マルチーズと暮らしている方は、まず室内環境を整えていることと思います。
一方で、活発でコミュニケーション好きという特徴があるマルチーズ。多くの運動を必要とはしないものの、ときには屋外で思い切り遊ぶことが、ストレス解消や健康維持にも繋がります。マルチーズが安心して遊べるお庭づくりが、お家をより一層楽しい空間にしてくれるでしょう。
そこでこの記事では、マルチーズの特徴を踏まえて、お庭で楽しめる遊びを中心にご紹介していきます。
穏やかで明るく、誰にでもフレンドリーなマルチーズ
愛らしい姿で多くの人を魅了するマルチーズ。ルーツは紀元前1500年頃まで遡り、この頃に地中海のマルタ島にやって来たと言われていますが、詳しい発祥は明らかになっていません。
中世ヨーロッパでは愛玩犬として人気があり、日本には1960年代にやって来ました。日本でもすぐ人気となり、当時では珍しく座敷犬と呼ばれ、室内で大事に飼われていたそうです。このように、マルチーズの歴史は長く、日本においても根強い人気を誇っています。
そんなマルチーズの性格は明るく素直。また、人懐っこく、子どもから高齢者まで誰にでもフレンドリーで、コミュニケーションを好みます。基本的にバタバタせずに落ち着いていて、動作が優雅な点も特徴です。「控えめな性格のため、一緒に過ごしていると落ち着く」という飼い主さんの声も多くあります。
抱っこされるのが大好きという甘えん坊な一面もあり、高齢者をはじめ、障がいをもつ方や病気の治療を必要とする方などに寄り添うセラピー犬としても、マルチーズは活躍しているのです。
活発なマルチーズのために、自由に遊べるお庭を!
マルチーズのお散歩は一日二回各10分が目安で、多くの運動を必要とはしないものの、ときには自由に遊ばせてあげることが大切。というのも、マルチーズは基本的に落ち着いた性格ではあるものの、本来は明るく活発で、動き回って遊ぶことを好むためです。愛らしい見た目と落ち着いた性格から、マルチーズに対して過保護になってしまうご家族様もいらっしゃいますが、賢くて物覚えが良く、飼い主さんと一緒に遊ぶことが好きなため、お庭遊びも伸び伸びと楽しんでくれると思います。
お庭に出るときは気温に注意!
お庭で遊ぶ際、マルチーズは寒さに弱い点に注意が必要です。もともと温暖な気候に適応してきた犬種で、シングルコートという被毛の構造になっています。マルチーズの被毛はふさふさと長く伸び続けて暖かそうに見えますが、保温のための被毛が備わっていません。急激な温度変化によって体調を崩さないように、暖かい時間帯に遊ぶ、服を着せるなどの寒さ対策が必須です。寒い時期には、温かくした室内での遊びもうまく取り入れましょう。
そのほか、関節が弱いわんちゃんが多く、過度な運動は怪我に繋がる恐れがあります。無理なく楽しく遊べるよう、愛犬が遊びたがっていても飼い主さんの判断で切り上げることが大切です。
では、マルチーズと一緒に楽しめるお庭遊びをご紹介します。
マルチーズとのコミュニケーションにぴったりのお庭遊び!
・ボール遊び
ボール遊びは、動き回って遊ぶことを好むマルチーズとのコミュニケーションにおすすめです。フェンス設置など脱走防止対策をしていれば、お庭で安心して遊ぶことができます。
誤飲の危険がある小さなサイズのボールではなく、愛犬がくわえられる程度のサイズを選びましょう。また、犬にボールを与えて後は自由に遊ばせる、という遊び方をすると、誤飲や怪我の危険があります。
飼い主さんとの触れ合いが大好きなマルチーズに寂しい思いをさせないためにも、「よくできたね」とコミュニケーションを取りながらボール遊びを楽しみましょう。
さらに、ボールを取りに行った先で、夢中になって物に飛び乗ることも考えられます。着地の際に関節などを怪我する恐れもあるため、できる限りよじ登れる場所や段差をなくすよう心掛けることが大切です。
・引っ張りっこ
引っ張りっこは、専用のロープやおもちゃさえあればできる遊びで、準備も手軽です。飼い主さんと一緒になって遊ぶことができるため、わんちゃんにも喜んでもらえます。子犬期の噛む欲求を満たすためにもおすすめです。
引っ張りっこを続けていると、徐々に犬が興奮してくることがあります。うなったり、おもちゃを振り回したりする前に、クールダウンの時間をしっかりと取りましょう。
・おやつ探し
賢く物覚えが良いマルチーズにとって、おやつ探しはぴったりの遊びです。お庭の中の数カ所におやつやお気に入りのおもちゃを隠し、愛犬に探してもらいましょう。
室内でも楽しむことができるおやつ探しですが、お庭で行うことで、日光を浴び、土や空気の匂いも楽しみ、室内よりも広く動き回れるなど、犬がもつ欲求をより満たすことに繋がります。
まとめ
室内だけでなくお庭でも遊べるようになれば、わんちゃんはこれまで以上に楽しく過ごせるのではないでしょうか。お庭で楽しく遊んだ日は、散歩時間を少し減らしてあげるなど工夫しましょう。
今回ご紹介した「マルチーズに合ったお庭での遊び方」のポイントをぜひご参考いただき、こんなお庭にしてみたいというご要望がありましたら、ガーデンプラスまでお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者:DogHuugy
お泊り予約サイト「DogHuggy」や犬とのライフスタイルマガジン
「DogHuggy Magazine」の運営を担当する犬のプロが記事監修を行っています。
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