外構DIY～オススメできないDIY＆オススメしたいDIY～【動画あり】

今回のテーマは、「外構DIY」について！

「節約のために、お庭はDIYで作りたい！」と考えている方、少なくないと思います。

最近では、YouTubeなどの動画でもDIYに関する情報はたくさん見られるので、簡単そうに見えて、楽しそう！やってみたい！と感じますよね。

勿論その気持ちは素敵ですし、チャレンジしてほしいと思います！…が、実際にはそれほど簡単ではなかったということも多く、最終的に「やっぱり専門業者の外構工事でなんとかしてほしい」とご相談にいらっしゃるお客さまも少なくないのが現実です。

そこでこのブログでは、業界最大級の施工実績を誇るガーデンプラスが、プロの目線で、オススメできないDIYとオススメしたいDIYを両方解説します！

まずは、絶対にDIYしないでほしい、オススメできない外構DIYトップ３を発表します！

整地は、地面を平らにする作業で、プロが行う場合には一般的に「転圧」という作業をします。これは土をしっかりと押し固め、平らに整える作業で、ある程度広い場所には転圧機という機械を使用します。人力でも不可能ではないですが、非常に重労働なため、オススメはしません。

転圧機を使用すると、効率的かつ美しく仕上がります。しっかりと整地された地面は、歩いてもでこぼこしにくいため、お庭を整える基盤となります。一方で、転圧をせずに、土を平らにしただけでは、すぐにでこぼこができてしまい、人工芝を敷いてもへこみができて水たまりができるトラブルなどが発生することもあります。

整地は、最終的にどのような舗装を施すにしても欠かせない作業です。地面をしっかり整えることで、その上に施工する素材も長持ちしやすくなります。しかし、見た目以上に難しい作業でもありますので、ここはプロの技術を頼るのが一番のオススメです。

1,2枚の簡易的なフェンスならDIYで取り付けることも可能かもしれませんが、油断せず、敷地の条件や環境などをしっかり確認することが大切です。

例えば、風通しの良い高台に目隠しフェンスを取り付ける場合、目隠しフェンスは風の抵抗を受けやすく、強度が不足していると強風で飛ばされる可能性があり危険です。置くだけで設置できるフェンスにして台風の際は移動できる仕組みや、モルタルなどでしっかりした基礎をDIYで用意することも考えられますが、それでもリスクは残ります。

広範囲にフェンスを取り付ける場合、難易度はさらに上がります。すべてのフェンスを水平に取り付けないと、完成後に不均一なラインができてしまい、見栄えが悪くなる可能性もあります。

このように安心安全に施工するには難しいポイントが沢山あるフェンスはプロにお願いするのがおすすめです。

ブロックはかなり重たく、職人でさえ頭より上での作業時には2人がかりで持ち上げることがあります。そのため、ブロック積みはDIYでできる人も限られますが、最も危険性が高い作業として第１位に選びました。特に、道路側の高い位置や土留めのためのブロック積みなど、敷地外に影響が及ぶ場所をDIYするのは危険です。例え2〜3段の高さでも、強度が不十分なブロックが崩れれば、けがや事故につながります。お庭の中で花壇のために1段だけブロックで囲むとか、レンガを2〜3段積む程度ならまだしも、それ以上の積み上げや敷地外に影響する箇所にDIY設置するのは避けましょう。安全性が何よりも優先されるべきです！

オススメできない外構DIY箇所について、ご理解いただけたかと思いますが、それでもできるだけコストは抑えたいですよね。

そこで、ここからは簡単にオシャレにDIYできる、おすすめの外構DIYベスト3をご紹介します！！

夏の強い日差しを遮り、お庭だけでなく室内の暑さ軽減にもなる日よけは、DIYに最適なアイテムです。置くだけで簡単に日陰を作れる大きなパラソルや、建物に立てかけて使用するタイプ、バルコニーに取り付けるタイプなど、取り付けが容易なアイテムがたくさん販売されています。

日よけは基本的に夏に活躍するアイテムで、雨の際には布を畳んでしまう必要もあります。また、経年劣化が進みやすいため、あえて手軽で簡易的なものを選んで、必要な時にだけ使用して、傷んだら買い替えるという考え方もいいと思います。ただし、最近では雨でも屋根を出しっぱなしにできるオーニングや、開閉式のスマートな屋根も登場しています。長期間使いたい、スマートな外観にしたいと考える方は、プロに依頼するのがオススメです。

お庭に敷く小道や通路を指す園路は、DIYで簡単におしゃれに仕上げることができるので、ぜひおすすめしたいDIYです。ホームセンターで手に入るレンガや平板も、実はプロが使用するものと大差ない品質のものが多く揃っています。

注意点として、レンガや平板をべったりと敷き詰めないことが挙げられます。水平に施工するのが難しく、水がたまりやすかったり、隙間から雑草が生えたりする可能性があります。オススメなのは、飛石風に平板を配置したり、ランダムにレンガを敷いたりして、その間に砂利を入れるデザインです。このデザインなら水平が完璧でなくても気になりませんし、砂利のおかげでナチュラルな雰囲気が演出できます。隙間にはハーブなどの植物を植えて香りを楽しむことも可能です。イングリッシュガーデンなど自然を感じられる素敵な庭を作りたい方には特におすすめです。

土のままだと雑草が生えてしまうし、砂利だと歩きにくいとお悩みの方は、レンガや平板を使った園路DIYで解決できるかもしれません。とにかく置くだけなので、挑戦してみる価値ありです！

ガーデンプラスで相談にいらっしゃるお客様にも、ついおすすめしてしまうほど、人工芝敷きはDIYに最適です！ガーデンプラスでは整地と防草シート敷きまではお任せいただき、その後の人工芝敷きはお客様自身で行うという流れが一般的です。

人工芝だけなら、ホームセンターやネットでも質の良いものが手に入ります。また、敷地の形に合わせてカットしてピンでとめていくだけなので、家族で楽しみながら手軽にDIYができます。明るい緑がお庭を素敵に演出し、変化を実感しやすいのも、人工芝がDIY向きである理由の一つです。

番外編として、ウッドデッキのDIYについて悩まれる方もいるので触れておきます。ウッドデッキのDIYがオススメかどうかは、使用する商品とあなたの技術次第であり、一概に「オススメ！」と言い切ることはできません。優れた商品が多く出回っているため、工作に自信がある方はDIYで作るのも良いでしょう。ただし、自信がないけれどもコストを抑えたいという方は、濡れ縁ぐらいの小さなサイズで置くだけのタイプを検討してみるのも一つの方法です。

ただし、DIYで作成したウッドデッキが経年劣化し、新しいものに交換したいというご相談をよく受けることも事実です。ウッドデッキは処分するのが大変なので、耐久年数や安全性、特にお子様が使いやすいかどうかなど、事前に確認することが重要です。

DIYは楽しむ範囲で行うのがおすすめです。どうしても自分で行いたい場合も、事前に計画をしっかりと立て、必要な情報を把握した上で挑戦すると良いでしょう。

もう一つ、今回ここまで触れなかったのは、植栽工事についてです。植栽ならホームセンターで手に入るし、簡単にできそうですよね。しかし、これまでガーデニングや植木に慣れ親しんでいない方は、注意が必要です。特に、高木の植え付けはDIYで行うのはオススメできません。大きな木は重たいため、小さな木や苗木を植えることになるでしょう。しかし、若くて小さい植木は病気や環境の変化に弱く、枯れやすい傾向があります。土を深く掘り、土壌改良し、水鉢を作り、風の強い場所では添え木も必要です。これらの作業は重労働であり、植え方次第では枯れてしまうことも考えられます。

高木以外であれば、低木や花などはもちろんDIYもおすすめです！趣味の一つにガーデニングがあるって素敵ですよね。植栽の組み合わせに悩んだときは、過去の動画をぜひ参考にしてみてください。このブログ最上部の動画の概要欄に、植栽関連の動画をまとめています！

いかかでしたか？

お庭のプランニングは、どんなデザインで、何をどこに配置するかを考える過程が楽しいですよね！理想のお庭に素早く近づくための一番良い方法は、最初にしっかりと計画を立て、その計画に基づいてDIYを進めることです。

とりあえずデッキを購入し、次に花壇を作り、空いたスペースに雑草が生えるから人工芝を敷いてみた…など、計画なしで少しずつ進めると、結局はまとまりのない庭になり、最終的にはプロに依頼するというパターンがよく見られます。

オススメの進め方は、最初に外構業者などのプロに見積もりを依頼し、プランを作成してもらい、予算に合わせてできるところはDIY！という方法です。これによって、無駄なく素敵なお庭づくりが実現できます。

ただし・・・究極のお庭の楽しみ方は実はDIYなのかもしれません。何年かけても、その作業自体を楽しめるなら、それは一つの素敵な趣味です。もし、みんながDIYでお庭づくりをしたら、ガーデンプラスの仕事はなくなってしまいますが…^^；

全てをDIYで作ることに自信がない方は、価格の相談も可能ですので、是非ガーデンプラスにご相談いただければと思います！

このブログの一番上にあるYouTube動画では、さらにたくさんの写真や画像でわかりやすく解説しています！ぜひご覧ください！

また、ガーデンプラスのYouTubeチャンネルでは、外構に関する様々な情報を発信しているのでぜひ見てみてくださいね。

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