変形敷地の外構工事

こんにちは、ガーデンプラス掛川の杉原です。

今回ご紹介するのは、敷地形状が特徴的な新築外構工事の事例です。

今回プランニングを行うにあたり、いただいたご要望はこちらです。

・駐車スペース2台分のコンクリート舗装とカーポートの設置

・土留めと目隠しフェンス

・建物廻りの防草シート+砕石敷き　お手入れを楽にしたい

・ウッドデッキとそれを絡めた芝張りの庭

・アプローチ

・支給品ポストの設置

・進入路の舗装

・植栽は極力少なくお手入れが楽に

以上の点についてご要望をいただきました。まずは施工前の様子からご紹介いたします。

施工前のお写真がこちらです。建物に対して主庭の南面が斜め形状ということが確認できます。こういった場合に砕石舗装や天然芝張りなどは比較的問題になりにくいのですが、素材のサイズが決まっている舗装材、例えば30cm角の平板舗装や2×10ｍロールの人工芝など、素材によっては切詰めなどによる「カットロス」がでてしまって、コストパフォーマンスの悪いお庭になってしまうことも考えられます。そつのない寸法でプランニングするなど、お客様のご要望を汲みながらの検討が必要となります。

こちらは施工中のお写真です。敷地南側との高低差を土留めブロックで処理をするところからスタートしていきました。工事が完成してしまうとわからなくなりますが、掘削を進めた際に雨天になっても土が崩れにくいようにブルーシートによる養生をしたり、隣地様の敷地を一時的にお借りすためしっかりとバリケードをして安全面に配慮しながら工事を進めていきます。

さらに工事は進みます。こちらは駐車スペースとアプローチのスペースの施工中の様子ですが、お客様が撮影した時期の週末にお引っ越しをされるとのことで、工事中の足元が悪いなかケガをされないよう、一時的に通路を確保して養生したところです。建設機械を使用して転圧し歩行しやすく、また両サイドはバリケードを設けて安全面に配慮をしました。こちらもあまり紹介する機会がありませんが、工事中は臨機応変にお客さまのご要望にお応えしながら工事を進めていきますのでご安心ください。

こちらが施工後のお写真です。手前側の旗竿の進入路部分は通行しやすい砕石舗装にし、駐車スペース場から奥はコンクリート舗装。メインのお車を停められる場所には、バリューセレクトのソリッドポートを設置しました。

こちらのお写真は機能門柱、コンクリート洗い出し仕上げのアプローチ、人工芝張りの主庭の様子です。建物に対してそれぞれ角度がついてるためアプローチは限られた面積を、駐車スペースを回避しながら極力自然な動線で玄関まで進んでいけるように計画し、お庭の人工芝はロール単位の材料のため極力切りムダの出ないレイアウトでご提案させていただきました。

いかがでしたでしょうか？

新築外構はもちろん、ご新築の際にプランナーと念入りにプランニングした外構プランも、住んでみると思っていた使い勝手と違ったり、お手入れに思いのほか時間をとられたりと予想外なこともあるかと思います。そんな時にはちょっとしたリフォームでメンテナンスフリーなお庭が実現できることもありますので、小さなお困りごとでもぜひガーデンプラス掛川にご相談ください。

ガーデンプラス掛川では、今月も店舗での相談会を予定しております。新築外構・カーポート・駐車場・ウッドデッキ・人工芝・雑草対策など、お庭に関わることは何でもご相談くださいませ。

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