アプローチを美しく魅せてくれる乱形石の施工方法をご紹介します
お庭に高級感をもたらしてくれる乱形石。今回は乱形石貼りの施工方法を、現場作業の様子とともにご紹介いたします!

こんにちは。ガーデンプラス亀岡の大北です。
最近アプローチのご注文でよく選ばれる乱形石の施工。やはり高級感もあり、明るく優しいイメージがあるからでしょうか。外から目に入りやすいアプローチは、デザインにもこだわりたい箇所ですので、乱形石の施工がおすすめです。
乱形石は天然石を割って隙間なく敷き詰めている舗装方法で、天然石ならではの高級感や石目の美しさが最大の魅力。様々な石目模様が織りなす優雅で気品溢れる光景は美しさの極みです。職人が一枚一枚手作業で割って敷き詰めるので、個性的に仕上がるのも人気の秘密ですよ。
今回は乱形石貼りの、現場作業の様子をご紹介いたします。
1 下地作り
乱形石はまず下地づくりから始まります。
下地は一般的な土間コンクリートと同じく、地面を掘って砕石層→ワイヤーメッシュ筋へと層を重ねていきます。乱形石の厚みを考慮した上で、仕上がりの高さになるように計算して施工を行います。
■乱形石の配置
2 乱形石の仮置き
下地ができたら、いよいよ石を配置していきます。大きさや色のグラデーションの出方など、バランスが大切ですね。石はそのまま貼るのではなく、現場で形を加工します。ハンマーで割ったり、角の直線部分はサンダーなどで切って形を整えます。そして乱形石の仕上がりの美しさは、目地の幅といっても過言ではありません。目地の幅が均一に仕上がるように、一枚一枚形を作りながら配置します。まずは仮置きして全体のバランスを見て、そこから接着に入ります。
4 目地の塗りこみ
石を配置したら、次は仕上げの目地です。乱形石を並べた後は、目地を塗り込みます。隙間のないように塗り込むため、ケーキのクリーム絞りの要領で丁寧に流し込み、目地ゴテでしっかり詰めていきます。目地を詰めることで石が固定され、フラットな舗装面に仕上がります。
この目地の塗り込みではどうしても乱形石表面にセメントがついてしまうため、最後は水で濡らしたスポンジや布でキレイにふき取り完成です。
■完成
こちらで完成です!
いかがですか?今回は優しい暖色系の石を使って仕上げました。石の濃淡がほどよいグラデーションを生み出し、美しくメリハリのあるアプローチになりましたね。セメント部分は季節や場所にもよりますが、2.3日で完全に乾きます。硬化するまでは、乗らないようご注意ください。
今回はレンガカラーの優しい色味の石を使いましたが、天然石は石の模様やカラーバリエーションが豊富です。白なら気品漂うエレガントな空間に、黒なら重厚でモダンな雰囲気に仕上がりますよ。人の手を使って割っていくので、世界にただ一つだけの仕上がりになるのも乱形石貼りの魅力。お庭の彩りとしてだけでなく、土を覆うので雑草対策にもなりますよ。これからお庭のリフォームや新築外構工事をご予定の方は、ぜひ取り入れていただきたい施工方法です。
ガーデンプラス亀岡店内では乱形石のサンプルもご用意しております。ぜひお気軽に足を運んでいただけると幸いです。

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ガーデンプラス亀岡
店長・ガーデンプランナー
大北明
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