戸建ての庭をもっと楽しむ！ガーデニングが映えるおしゃれ外構プラン

皆さんこんにちは！ガーデンプラス北大阪の小林です。

戸建ての庭をもっと楽しみたい方へ、今回は、ガーデニングを楽しめるように計画した新築外構の施工例をご紹介します。

おしゃれな舗装材の使い方や、植木の配置・素材選びのコツなど、“戸建ての外構と調和する庭づくり”のポイントをまとめました。

雑草対策もしっかり取り入れた、手間を減らしながら美しく暮らす外構デザインをぜひ参考にしてみてください！

お庭の計画では、花が美しく樹形に風情のあるサルスベリをシンボルツリーとして、庭の中央に配置しました。
一般的には塀沿いや隅に植えることが多いですが、あえて真ん中に据えることで、四季を通じて庭全体の主役として引き立ちます。

土間のデザインは、植木の位置を決めてから形状を計画。お客様のナチュラルな雰囲気がお好みとのことで、コンクリート平板（600×300角）を馬目地で施工し、植木まわりをジグザグに仕上げています。
規則的すぎないラインが、自然な温かみを感じさせながらもおしゃれな仕上がりになりました。

また、植栽周りは、レンガやブロックで囲うのではなく、割栗石をランダムに配置して柔らかく演出。植栽と素材の調和により、ガーデニングをしながら四季の変化を楽しめるお庭に仕上がりました。

外構で使用する素材は２～３種類で充分魅せることができます。

今回使用した素材はこちら
土間
石やタイルを多用すると費用が大きくなりますが、コンクリート平板を使うことでコストを抑えられます。平板でも大判サイズを選ぶと、高級感とダイナミックさを演出できます。

植栽
シンボルツリーを中心に、低木や下草を適度に配置。
緑が映えることで自然な立体感が生まれ、季節の移ろいを楽しめるお庭に仕上がります。

自然石
砂利でも代用は可能ですが、大きめの割栗石をランダムに配置することでより自然な雰囲気に。また、室外機前など植栽が難しい場所には割栗石を敷き詰めて雑草対策にも活用しています。

こちらのアプローチ階段には、庭の平板と同じ素材を使用しています。
素材を統一することで、アプローチとお庭が一体化し、空間全体につながりと広がりを感じられるデザインに仕上がりました。

階段には納まりの関係から300角の平板を採用。
蹴上（けあげ）部分を少し凹ませた浮き階段デザインとし、蹴上はモルタル仕上げ、踏面は平板を2～3cm前に出して立体感を演出しています。

また、敷地全体に高低差があるため土留め擁壁を設置していますが、硬い印象にならないよう、擁壁まわりにも割栗石や植栽を施し、自然な風合いをプラスしました。
構造的な安定性と、見た目のやわらかさを両立した外構デザインです。

割栗石を注文する際、ギリギリの数量では不足した場合に対応が難しくなるため、あえて余裕をもって手配しました。

今回は袋単位ではなくトン（t）単位の商品だったこともあり、余剰分を有効活用する形で、

当初モルタル仕上げの予定だった勝手口階段を石貼り仕様へ変更しています。

本来であれば階段のみを施工すると高額になりがちですが、お庭で使用した石材を活かしたことで、コストを抑えつつ外構のデザイン性を高めることができました。

道路に面した位置ということもあり、仕上がりの印象にもこだわった結果、お客様にも大変ご満足いただけました。

このように、お客様にはイメージパース図をお渡ししました。
花壇を囲うジグザグしたラインや、平板の色味によって変わる庭全体の雰囲気など、完成前にしっかりイメージしていただけるよう工夫しています。

図面を含め、外構のプロが“おしゃれな庭をつくるコツ”を踏まえてご提案いたしますので、「どんな雰囲気にしたいか」「ガーデニングを楽しみたい」など、まだ具体的なイメージが固まっていない段階でもお気軽にご相談ください。