【神戸店】広々とした駐車スペースで建物を主役にするシンプルな新築外構工事

こんにちは！ガーデンプラス神戸店の大西です。
お家を建てられたら必ずといっていいほど必要なのが駐車スペースですよね。
洗い出しコンクリートやスタンプコンクリート等、「コンクリート」といっても最近は多様化が進んでいますが、そんな中でもグレーのシンプルな土間コンクリートで仕上げることが多い印象です。
そしてその際に重要な役割を担うのが「目地（めじ）」です。
コンクリートの性質上、気温の変化などによって膨張・伸縮するためその体積変化を吸収するために目地を取り入れることで、ひび割れを防ぐことができます。

さて今回は、ご新築外構工事が完成しましたので、その中でも駐車スペースをメインにご紹介いたします。
是非最後までご覧ください。

お車4台を停めることができる広々としたこちらの駐車スペースは、コンクリート舗装+砂利目地で仕上げました。目地を駐車の際のガイドラインにできるようにデザインしています。

目地を入れる目安としては、駐車場1台分（約15㎡）に対して1か所です。ただコンクリートの形状や場所によっては入れるべき箇所を判断する必要があります。
例えば、階段などの他の造作物と面している箇所や設備まわりなど、特に割れやすい箇所においては目地が必要になることも。もちろんデザイン性を鑑みてあえて目地を増やし、お庭のアクセントにする場合もあります。

お写真に写っているのは2台分の駐車スペースで、十字になっているところが砂利目地となる箇所です。まずはコンクリートを流し込む型枠をつくっていきます。その後は砕石を入れ転圧作業を行い、鉄筋を設置。それからコンクリートを流し込む打ち込み作業をしていくのですが、目地の砂利は最後に入れるのでコンクリートと混ざらないようにしっかり区分けが必要です。

つづいて型枠にコンクリートを流し込みます。
こちらの写真は、職人さんがコテを使って表面を均している様子です。仕上げ方法としては「金ゴテ仕上げ」で施工しました。
他にもハケを使って表面に凸凹をつける「刷毛引き仕上げ」がありますが、金ゴテ仕上げの方がつるっと綺麗に仕上がります。
ちなみに夏場などは特にコンクリートがすぐ乾くので、流し込んでからがスピード勝負。素早く丁寧に仕上げる姿はまさに職人技ですね。

コンクリートが固まったら型枠を外して、目地に砂利を入れて完成です。
今回はホワイトやグレー系の砂利を使用しましたが、ピンクやイエローなどの化粧砂利にすると華やかでカジュアルな印象をつけることもできますよ。

シンプルなコンクリート舗装には様々な目地が映えます。
せっかくですので、他の施工例も少しだけご紹介させていただきます。

こちらはコンクリート+草目地です。
カーポートなど屋根がある下にはあまり向かないのですが、このように少しでもグリーンがあると、ナチュラルな雰囲気が感じられて素敵ですよね。
草目地に限らずですが、型枠の段階で曲線にも設計することができますので、お好きなデザインに目地を入れて楽しむのもおススメです。

こちらはコンクリート+レンガ目地です。
あたたかみのあるオレンジブラウンのレンガが印象的ですね。曲線と直線を組み合わせたデザインで、駐車スペースのみならずお家全体を優しく包み込んでくれているようです。
使用するレンガの色によってカジュアルにもモダンにもなり得る素材です。

いかがでしたでしょうか。

今回は駐車スペースをメインでご紹介させていただきました。
他には、広々としたコンクリート舗装の駐車スペースの中心に、どんっと存在感のある木目調の機能門柱を設置。玄関前の程よい目隠しにもなっていますね。建物の裏は防草シートと砂利を敷いて雑草対策を行い、管理のしやすいお庭づくりを目指しました。
改めて、素敵な建物を主役に引き立てるシンプルな新築外構に仕上がりました。

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