シンプルモダンとは？お家の顔にふさわしい高級感ある門柱が主役の新築外構

こんにちは！ガーデンプラスの安藤です。

新築の外構デザインを考えるとき、「せっかくならおしゃれにしたい」「でもどうまとめればいいの？」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回は、シンプルモダンをベースにしたおしゃれな外構事例をご紹介します。駐車スペースから門まわり、お庭に至るまで、日々の暮らしに寄り添いながら、洗練された印象を叶えたプランです。

中でも、浮遊感のあるフローティングステップや質感豊かなタイルがアクセントに。シンプルなだけでなく、素材感や立体感を活かすことで、デザイン性と使いやすさを両立した外構が完成しました。

ぜひ最後までご覧ください！

まずはじめに、「シンプルモダン」とはどのようなデザインスタイルなのでしょうか。

シンプルモダンとは、装飾を最小限に抑えた、直線的で洗練されたデザインが特徴のスタイルです。無機質な素材やモノトーン系のカラーを用いることで、すっきりとした上質な印象を与えます。

今回ご紹介する外構事例では、建物の雰囲気に合わせたブラウンやグレーを基調に、門柱やステップに立体的な変化をつけることで、平坦にならないよう工夫しました。

色味を抑えながらも、素材や配置で魅せる。そんな“引き算の美しさ”が光るシンプルモダンな新築外構を、これからご紹介いたします。

外構の印象を左右する門まわりは、ブロックを積み、タイル貼りで仕上げました。

使用したタイルはリビエラの「フィオラクォーツ」です。天然石クォーツサイトの持つ雰囲気をタイル上で表現しています。

1枚の柄が様々な表情を持つ商品であり、同一商品の同一色を貼ったとは思えないほど、表情豊かで高級感のある仕上がりとなりました。

外構にタイルがあるとおしゃれに見えます！

下側の階段は通常の階段とは異なり、蹴込をつけた「フローティングステップ」を施工しました。
路面が蹴込部分よりも前に突き出しているのでステップが浮いているように見えます。
さらに、斜めに設けた配置によって、視覚的にも印象的な玄関まわりに仕上がりました。

できたスペースにはシンボルツリーのシマトネリコを植え、建物と外構のつながりを感じる柔らかな空間となっています。

駐車スペースは、お車が2台止められる駐車スペースはコンクリートで仕上げました。
先ほどご紹介した玄関アプローチのフローティングステップと同じように、斜めに目地を入れることで一体感と広がりを感じられる空間へ。

手前側には今回、高低差のある土地で雨などによって土が流れてしまう可能性があるため、駐車スペースと犬走の間を「型枠ブロック」を使い、しっかりと土留めを施工。上下両方の土地を安全に利用できるようにするための重要な工事です。

土留めブロックの上にはYKK AP社「イーネットフェンス2F型　Sブラウン色」を設置して転落防止に配慮しました。

玄関ポーチはハウスメーカー様によって施工されたのですが、ポーチと階段の一体感を出すために同じタイルを貼り仕上げました。
お写真では見えにくいですが目隠しフェンスは土新建材「エコモックフェンス　オリジナル　ブラウン色」を設置。
ある程度の隙間があるため通気性も確保しつつ、ほどよく目線をやわらげてくれます。

そして主庭は下地調整と防草シートまでお手伝いさせていただき、人工芝はお客様で施工されました！
季節に関係なく青々と美しい緑を楽しんでいただけるメンテナンスフリーのお庭が完成しました。

いかがでしたか？

今回は、シンプルモダンなデザインをベースにした新築外構をご紹介しました。

余計な装飾を省きながらも、素材の選び方や配置、植栽の取り入れ方で、印象的で心地よい空間が生まれます。

特に門まわりやアプローチにはちょっとした工夫を加えることで、帰宅するたびに嬉しくなるような外構に。

毎日の生活が自然と豊かになるような、そんなお庭づくりの参考になれば幸いです。