建物外観の雰囲気に合わせた門柱・塀の色

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する施工事例は、ご新築の二世帯住宅建設に伴いまして、建物全体の雰囲気を広い敷地の外構工事にも生かそうとご提案した工事です。

先ず、敷地が広いために南側敷地は、駐車スペースとプライベート部分を分離させました。
門扉・門柱周囲から門塀を連続させて敷地を区切っています。

門柱・門袖は建物バルコニー部分の外壁に合わせ、細割ボーダー調のタイル仕上げとしました。門扉はリクシル「開き門扉AA TS1型　親子04・08-14」、ポストは埋め込み式の宅配ボックスを組み合わせ、表札・インターホン子機を取付けています。ランダムカラーのボーダータイルによって、門まわりが優しく繊細な印象に仕上がっています。

周囲に照明を4か所設置し、植栽を配置してライトアップも楽しめます。

門柱内側の様子です。足元は、コンクリート平板の「フラグペイブ（東洋工業）」の300×600mmと300×300mmサイズを組み合わせて舗装しました。やや濃いめのカラーと大きなサイズの敷石によって、アプローチは重厚で落ち着いた雰囲気になりました。

連続した袖壁は、高さ約1.6m程度の仕上がりで、モルタル下地に塗装仕上げとしました。建物全体の外壁の色に近い、落ち着いた茶系の色にてローラーで塗装しています。

南側5台分の駐車スペースの床は、道路からの入口全体をコンクリート洗い出しを行って、表情に変化をつけています。

土間コンクリートだけですと、これだけ広い場合はのっぺりとした印象になりがちです。お車で乗り上げても問題ない耐久性を持たせたまま、コストを抑えながらデザインを入れるのに、洗い出しや目地を使った変化はおすすめですよ。

中央の1台分はアプローチ兼用として、乱形石貼りとコンクリート洗い出しで舗装しました。ピンク色の乱形を使用しましたので、コントラストがより強調された形になっています。お車がないときはアプローチらしい華やかなスペースとして目を引きますね。

また敷地全体をクローズにする計画でしたので、東側塀はブロック積のうえ、リクシル「フェンスAB  YS3型　T-12」を施工しました。視線が入らない程度の隙間が入った横板デザインで、しっかり目隠ししながらも圧迫感が軽減します。

北側は犬走りに沿ってブロックを積み、YKKAP「イーネットフェンス3F型　T80」を施工しました。

また北東角地に1台用の駐車スペースを配置しましたので、跳ね上げ門扉としてバリューセレクト「スイングアップゲート1型（横パネル）手動式　ハイルーフタイプ」を設置。カーポートも同じくバリューセレクト「プレシオスポート　巾2700  奥行5052　ハイルーフタイプ」を取り付けました。床はコンクリート刷毛仕上げとして、タイヤ止めも設置しました。

その他に物置のご希望がありましたので、イナバ物置「シンプリー　MJX-219EP」を北側敷地の勝手口近くに利用しやすいよう設置しました。

今回の外構工事は、南側敷地から見た景観を主体的にお施主様と十分な検討を行いました。建物外観の雰囲気が外構部分とイメージが調和したものとなり、とてもよく仕上がっています。

お客様も大変ご満足でした。皆様も、ご参考にされては如何でしょうか？