賢く素材を選んで工事費用を抑えたおしゃれな新築外構工事

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する外構工事は、玄関前のアプローチと駐車場をスッキリとしたデザインで、使いやすさをアピールした事例になります。

外構をおしゃれに、かつ工事費用を抑えたいというご要望にお応えしました。あわせて、ごみ捨て場が隣接している環境にも配慮したプランをご提案しています。

敷地は西側道路と南側道路の角地に位置しており、建物玄関が西側にあるため、アプローチと駐車場を西面の道路に配置しました。 

工事費用を抑えながらもおしゃれな外構を重視されておられましたので、シンプルなデザインとコストダウンの素材を意識してご提案。

ファサードは2台分の駐車場にからめて、曲線のアプローチを複合させたデザインになります。アプローチを2本の曲線ラインでレイアウト。素材は御影ピンコロ石を使用して、内部をコンクリート骨材洗い出しの仕上げとして、おしゃれな印象になりました。

駐車場はコンクリート刷毛仕上げとして、アプローチとの一体感を大切にしながらも、差別化のあるデザインになっています。

南西角地部分は、少し空間をおいて高さ約40cm程度の「低床型フレームフェンス」を南側道路沿いに地盤から直接柱を固定し配置しています。

「ルシアス　フェンスAL　2スパン　延長4.2ｍ」になります。プライベート部分と道路などのパブリック部分の境界を示すためのシンプルでおしゃれなフェンス製品になります。

オープンな外構の雰囲気と仕切りで人の侵入防止を間接的にアピールする狙いがあります。無駄のないスタイリッシュなフェンスは、違和感のない自然な仕上がりになりました。

南側のフレームフェンスが終わったところからは、化粧ブロックを組積して目隠しフェンス「リクシル　フェンスAB　YS3-K型　T-10　アルミ形材色＋ラッピング形材色」を設置しました。
フェンス本体の表側が木調カラーで、裏側と柱や胴縁がアルミ形材色になっています。こちらもコストダウンを意識した商品になります。道路から見ると、化粧ブロックと木調カラーのフェンスの色味が合っていて綺麗に仕上がっています。

また今回の敷地特徴として、南側道路沿いの敷地に、コの字型にごみ捨て場が隣接配置されていたため、囲うように化粧ブロックとフェンスを設置せざるを得ない状況でした。

今回のゴミ集積所が隣接したケースは、たまに見かける敷地の形状ではあると思いますが、違和感がなく目隠しの塀が出来たと思います。お施主様もご満足いただきました。

その他の工事としまして、建物南側の掃き出し窓にテラス屋根とウッドデッキを施工しました。

「YKKAP　ソラリアテラス屋根　壁付けタイプ　間口2間3670mm　出幅4尺1170mm」　屋根材は熱線遮断ポリカーボネート仕様のクリアマット。太陽光の明るさを求めながら、太陽熱を軽減する工夫になっています。

ウッドデッキは、ガーデンプラスのオリジナルブランド商品である、「バリューセレクト　マージウッドデッキ　間口2間3651mm　出幅3尺920mm」　どちらもコストパフォーマンスに優れた商品になります。

また機能門柱は、お客様ご自身が買い付けられたお好きな商品を、支給品として取付施工をさせていただきました。

今回の工事は、シンプルでおしゃれな雰囲気になるよう意識しながらも、コストダウンに意識を持った提案になりました。

外構工事の費用を抑えるためには、素材感を揃えつつ骨材を工夫した舗装を選ぶことや、エクステリア商品の選定に気を配ることがポイントです。

皆様もご参考にされては如何でしょうか。