外構工事で使用する代表的な組積材4選!それぞれの特長・選び方をご紹介します!
最適なブロックの選び方を知っておくと、より満足度の高い外構が完成します!

みなさんこんにちは、ガーデンプラス三重北勢です。
今回は、レンガやブロックといった代表的な組積材(ブロックやレンガなど、積み重ねて使う外構用の材料のこと)に注目し、外構をつくる現場目線で見たそれぞれの魅力や使い方をご紹介していきます!
外構に使われる組積材は、敷地の境界や高低差の処理、デザインの土台として欠かせない存在で、選び方次第でお住まい全体の印象や安心感が大きく変わるポイントです。見た目の美しさはもちろん、耐久性や使い勝手も踏まえた組積材の選び方を知っておくことで、より満足度の高い外構計画につながります。
外構づくりを考えている方にとっての参考になる情報をお届けできればと思います。
その1.コンクリートブロック
まず最初にご紹介するのは、外構工事でもっともよく使われる素材のひとつ、コンクリートブロックです。
コンクリートブロックは中が空洞になっているため、見た目よりも軽く、扱いやすいのが特長です。その中に鉄筋を入れたり、モルタルを流し込んだりすることで、使う場所に合わせた強さを持たせることができます。外構の形や用途に合わせて調整しやすく、施工がスムーズで工期を短くしやすい点も魅力です。もし一部に不具合が出た場合でも直しやすく、見た目だけでなく実用面でも使いやすい組積材として、さまざまな外構に選ばれています。基礎のつくりや排水計画をしっかり行うことが、長く安心して使うためのポイントです。
メリット
・材料費を抑えやすいため、広い範囲の外構に採用しやすい。
・施工がスムーズで仕上がりが安定しやすく、工事全体の予定が立てやすい。
・補強により塀や基礎といった構造的な部分にも使え、日々の維持管理の手間が比較的少ない。
デメリット
・ブロックそのままの見た目はシンプルなため、外構の見せ場として使う場合は表面仕上げや塗装を加えると費用が増えことも。
・寒冷地での凍結や沿岸部での塩害など、地域の環境によって影響を受けやすく、ブロックの選び方に注意が必要。
おすすめの施工場所
・境界塀・ブロック塀(高さが低〜中程度の塀)
・基礎下地(仕上げ材を支える下地として)
・花壇の縁取り・目隠し塀(コストを抑えたい場所におすすめ)
・補強が可能な個所の補強材として
その2.化粧ブロック
お次に紹介するのは、化粧ブロックです。
外構のブロック選びで「見た目も大事にしたい」という方に人気の素材です。表面にタイルのような模様や石の質感、色付きの仕上げが施されており、塗装をしなくても美しさを長く保てるのが特長。門まわりや外構の見せ場となる塀に使われることが多く、短い工期でも外構全体に統一感のある印象をつくりやすい点が魅力です。
メリット
・デザイン性が高く、外構の雰囲気に合わせてブロックの選び方を楽しめる。建物や植栽ともなじませやすい。
・汚れが付きにくく、色あせしにくい製品が多いため、完成後のお手入れの手間を抑えやすい。
・仕上がりのばらつきが少なく、完成したときの印象が安定しやすい。
デメリット
・一般的なコンクリートブロックより材料費が高めで、外構工事の初期費用が上がりやすい。
・目地の仕上げや基礎の精度によって見た目が左右されるため、丁寧な施工が必要。
・デザイン性の高い柄や特殊な色を選ぶ場合、納期が延びたり追加費用がかかることがある。耐候性や保証内容を事前に確認しておくと安心。
おすすめの施工場所
・門柱・門袖(外構全体の印象を左右する箇所)
・見せ場の塀・境界の意匠壁(景観を重視したい場所)
・デザイン壁
・テラスまわりの低い塀や花壇の縁(景色に統一感を出したい場所)
その3.レンガ
続いてご紹介するのは、レンガです。
外構の中でも、やさしい雰囲気や温かみを出したいときに選ばれる素材で、ブロックの選び方の中でもデザイン性を重視したい方に人気があります。焼いてつくられる焼成レンガは、一つひとつ色味や質感に微妙な違いがあり、積み方によって表情が変わるのが特長。アプローチや小さな塀、花壇の縁取りなどに使われることが多く、時間が経つほど風合いが増していく「経年美」を楽しめる点が大きな魅力です。
メリット
・温かみのある風合いで、年月とともに味わいが深まり、外構全体の景観価値が高まる。
・色の組み合わせや積み方によってデザインの幅が広がり、細かな演出がしやすい。
・一部に取り入れるだけでも、外構に高級感を加えられる。
デメリット
・施工精度が仕上がりを大きく左右するため熟練の施工スタッフが必要で、施工費や工期が高くなりがち。
・レンガは水を吸いやすい性質があるため、凍結や寒さによる劣化に注意が必要で、寒冷地では下地や目地の工夫が欠かせない。
・目地の劣化や割れに対する定期的な点検・補修が求められる。
おすすめの施工場所
・アプローチや歩行スペースの縁(自然な導線づくりに)
・低めの装飾塀・花壇の縁取り(細部へデザインの演出)
・門まわりやデザイン塀(素材感を活かした見せ場)
・テラスまわりやベンチの腰壁(手や目に触れる場所での質感演出)
その4.天然石(自然石)
最後にご紹介するのは、自然石です。
外構の素材の中でも、重厚感や高級感を大切にしたい場合に選ばれる素材です。自然石は一つひとつ色合いや模様が異なり、同じものが二つとない表情を楽しめるのが特長。自然石を加工した方形石は形やラインが整っており、きちんと感のある格式高い仕上がりになります。耐久性と景観性のどちらにも優れており、外構全体に落ち着いた存在感を与えたい場合の素材選びとして適しています。
メリット
・見た目の美しさと耐久性のどちらも非常に高く、時間が経っても外構の価値を保ちやすい。
・門まわり・アプローチなど、部分的に取り入れるだけでも、外構全体に高級感や重厚感をプラスできる。
デメリット
・材料費・施工費ともに高くなりやすく、広範囲に使うとコスト負担が大きい。
・重量や排水・納まりへの配慮が必要なため、専門的な設計と施工管理が欠かせない。
おすすめの施工場所
・門袖・門柱(外構の第一印象を高めたい場所)
・塀や擁壁の化粧面(景観を重視したい見せ場)
・テラスやパティオの床、縁取り(上質な雰囲気を出したい部分)
・アクセントウォールやガーデンのポイント使い(部分的に取り入れてコスト調整)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
外構に使われるブロックやレンガ、自然石といった組積材は、敷地の境界を区切るだけでなく、お庭全体の印象を大きく左右する大切な要素です。
外構の使い方や暮らし方に合わせて素材を選ぶことで、実用性とデザイン性のバランスが取れた、長く愛着の持てる空間づくりにつながります。
ガーデンプラス三重北勢では、今回ご紹介したような外構に使用するブロックについてのご相談はもちろん、お庭全体のプランニングまで、ひとつひとつ丁寧にお手伝いしています。外構のこと、お庭のことならどんな小さなことでも構いません!どうぞお気軽にご相談ください。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております!

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