建築工事前のブロック積み工事について

こんにちは！ガーデンプラス名古屋西店の海田です。

今回はよく聞くかとは思いますが、「造成工事」や「先行外構工事」についてご説明させていただきます。

家を建てるとなりますと

・土地探し

・ハウスメーカー選定

・外構業者選定

というフローで進んでいきます。

その中で、土地を決めた後自然と流れで“造成工事・先行外構“　をハウスメーカーで契約してしまう方が多いと思いますが、実際にはどのような工事内容になるのでしょうか。

ハウスメーカーの営業の方から

・周りにブロックを積みましょう

・GL（グランドライン）よりも土が多いため土を出しましょう

などと言われたことありませんか？？

今回は、先行工事でよく出てくる「ブロック積」について説明していきます。

ブロック積みと言葉では簡単に耳にしますが、実は現場で作業する側からすると、事前の準備も非常に重要となってきます。

30年40年も前に施工完了していている既存のブロック塀は、昨今の地震で傾いてしまったり、倒壊してしまったニュースを聞いたことがありませんか？

現代では、ブロックを積む前にしっかりと基礎を造作しておりますし、ブロック塀の高さによっても基礎の大きさや形状を変えています。

上記写真でもわかる通り、ブロックの重みで沈下せぬようクラッシュ砕石で路盤を作り転圧をかけてから配筋を組みます。

弊社では配筋ピッチ写真なども撮影し、お客様がご不安な際は写真を提出できるようにしております。

上記の作業完了後、コンクリートを充填し基礎工事が完了致します。

ここからやっとブロック積みの作業が開始です。

ここからも問題がたくさんあります。

一番の問題は、天候の都合にも左右されやすくなる点です。

ブロックとブロックの間にはセメント材料を使用する為、雨が降ってしまうとセメントが固まりません。

なので僕たち外構業者は、皆さん口酸っぱく天候都合といいます。

もちろん完成を急ぐのは百も承知ですが、仕上がり悪ければ意味がありません。

雨だから作業をしたくない！！濡れたくない・寒いから！！等の理由では全く御座いません…。

ブロック積みを終えると最終作業になります。

基礎を造作する際に掘り起こした土を埋め戻す作業を行います。

基礎を造作する前に整地・土出しの作業を行いますが、そのときに掘り出した土を元通りに戻し、道路の清掃などをして作業完了となります。

こうしてやっと建物の工事にはいっていくことになります。

ハウスメーカー様の工事も後に控えている為、非常に急を要すこともある工事ですが、時間がないからといってハウスメーカー様で必ず施工しなければならないという規定もございません。

もし工事が急でお困りな際でも一度お声掛けください。

ガーデンプラス名古屋西では、下記日程で「お庭の無料相談会」を開催いたします。
新築外構からお庭のリフォーム工事まで、お気軽にご相談ください。

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