広い敷地は”エリア分け”ですっきりと。

こんにちは！ガーデンプラス宇都宮店の大久です。

家を建て、さあ庭を造ろう！となった時、色んなお家を見て参考にする方はたくさんいると思います。

どう配置を考えているのか、生活していく上で使いやすいお庭であるには…？

迷ったとき、分からない時もぜひご相談にいらしてください。

お庭は、

①主庭（お庭としてメインで使うスペース）

②サービスヤード（勝手口など家事のためのスペース）

③カースペース（お車を停めるスペース）

④アプローチ（玄関までの動線）

と、大きく分けることができます。

そこに敷地の高低差や近隣の建物との関係性・バランスを考えながら配置するものを決めていきます。

例えば、主庭にはウッドデッキを設置すると、家の中だけではなくお庭でも過ごせる空間に。
気持ちの良い天気の日には、お友達や家族と一緒にお庭でわいわい楽しめます。

楽しめる幅がぐっと増えますね♪

勝手口まわりやお隣に近い掃き出し窓などは、家事スペースとして利用できます。

今回のお写真は洗濯物干し場にできるように施工しました。

目隠しパネル付きのテラス屋根には物干し用の竿掛けをプラス。足元はコンクリート舗装で、万が一洗ったものを落としても泥だらけになることがありません。

他には自転車を置いたり、物置を置くスペースにもなります。

建物の周りは防犯も考え、防草シートと砂利敷きなどを行うと安心感も増します。

お車の台数、お車の車種に合わせてカーポートを設置したり、道路の幅にも応じて駐車位置を決めていきます。

こちらの例は2台分をコンクリート（奥に見える白い部分）、その他は砕石を敷き、お車は計4台分を停められるようにしました。

メインで使う台数、ご来客用のスペースを分けて施工するとコストも抑えられますし、デザインの自由度も増しますよ。

工事前は砂利交じりの土で雑草も多く生えてしまい、草むしりが大変でした。今回はご来客用のスペースということで、普段は雨ざらしになることを考えて、防草シートと砕石を敷き、雑草対策もしっかり行っております。

こちらのお施主様は、段差は極力無いようにご希望でしたが、高低差があり、スロープにすると急勾配となってしまうため１段ステップをつけました。
広めに踏面をつくることで安全面を考慮しております。

敷いてある平板は玄関タイルと色を合わせ、つながりをもたせた仕上がりです。

広いお庭でもエリア分けをすることで、すっきりとまとまりのある外構を造ることができます。

少しでも草むしりの手間を省き、のんびりできる、わいわいできる、そして趣味を楽しんでいただける空間をご一緒に造れましたら幸いです。

日々の生活や使用方法に合わせたお庭を作ることで、より豊かな暮らしとなりますように。