プライバシーを守る玄関まわりの目隠し

こんにちは、ガーデンプラス千葉中央の能瀬です。

今回は新築外構の施工事例をご紹介いたします。施主様からは「予算に合わせてできる外構を」とのご要望をいただきましたので、まずは安全性を守る外周フェンスの設置と、毎日通られる玄関の目隠しをご提案させていただきました。
早速施工ポイントごとにご紹介いたします。

こちらのお宅のように、道路にお庭が接している場合は特に安全性には気を配らなくてはいけません。まずは外構の中でも優先すべき施工場所として、外周フェンスを設置させていただきました。

道路とお住まいの境界にコンクリート製のブロックを積み、メッシュフェンスを設置。通気性のよいメッシュフェンスは強風や雨による汚れにも強いため、コストパフォーマンスに優れており、境界用のフェンスとしては安定した人気を誇ります。また積んだブロックも景観に配慮して、ベージュの化粧ブロックで色味をプラスしています。道路からしっかり区切られることで精神的な緊張感も解けてくれますので、今後は安心してお庭づくりの作業に取り組んでいただけそうですね。

こちらは玄関まわりのお写真です。最近では前庭によって道路と玄関の間にやや距離があるレイアウトも多いのですが、こちらのお宅は、ドアが道路に面する配置に。道路との距離が近いため、どうしても玄関を行き来する際に歩行者の視線が気になります。

そこでアプローチ階段に沿って化粧ブロックを積み、目隠し塀を作りました。またドアの前には木目調の目隠しフェンスを追加して高さを出しています。

こちらの目隠し塀も外周フェンスに使ったものと同じ化粧ブロックを使っており、斜めから見ると複雑な形状が良くわかりますね。タイルやインターロッキングブロックと同じく、積み上げたり並べたりすることでデザイン性が増すように設計されています。外構工事でも登場回数の多い化粧ブロック、皆様もぜひこだわってみてください。

今回は玄関前の目隠しが施工のポイントとなりました。それでは残りのスペースを使って、ガーデンプラスの豊富な施工事例から、玄関まわりの目隠しアイデアをご紹介いたします。

玄関前をしっかり隠してしまうと少し重たい雰囲気になりそうな際には、こういった角柱や格子状のスクリーンフェンスを使うと軽やかです。縦格子タイプは正面から見ると遮蔽率50%程度でも、歩行者の視線となる斜めの角度からの遮蔽率はかなり高くなります。

最近では機能門柱でも幅広の門塀タイプが出ています。角柱や植栽と組み合わせれば目隠し効果を狙いつつ、彩りを追加できます。他にもアルミ角柱を使ってスタイリッシュにしたり、角柱の高さを変えてリズミカルな雰囲気にするなどデザインテイストもコントロールできますよ。

足元を隠したいと思うとどうしても幅広な門柱を選択しがちですが、地震による倒壊の危険性や、控え壁によるデザインの制限もできてしまいます。そんな場合は、こういった重ね門柱もおすすめ。高さの違う2つの塀を並べて、奥行きを感じさせます。足元にできる小さなスペースは植栽をプラスしたり、ガーデンライトの設置にも使えますね。

こちらはアプローチ階段に美しいロートアイアン調のデザイン手すりを使った事例。玄関を隠すのではなく視線を他へ向けるというアイデアです。こちらはフェンスでよく使われる「シャローネシリーズ」の手すりタイプで、縦の桟もピッチが細かいのがポイント。白い外壁にアクセントとなる黒い手すりで、自然と視線が集中します。

いかがでしたでしょうか？玄関と道路が近くて視線が気になるというときには、ぜひこういったアイデアも試してみてくださいね！

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