変形地のデッドスペースをデザインに活かしたお庭
変形地にありがちな「使い道に困るスペース」を、デザインスペースとして利用した施工事例です。

こんにちは、ガーデンプラス姫路の井内です。
今回ご紹介する施工事例は、敷地面積が広いものの、旗竿地かつ変形地で敷地の形が独特のお客様の外構です。
こちらはお客様にご提案させていただいた平面図ですが、敷地全体のかたちがお分かりになりますでしょうか?
赤い矢印が道路からの進入方向になりますが、角があったり斜めになっていたりと「どう使ったらいいのかな」と思う部分の多い敷地のかたちです。
もちろん砂利や土間コンクリートでフラットにしてしまうのもいいですが、今回はこのデッドスペースになりがちな部分をお庭のデザインスペースとして活用させていただきました。
それではポイントごとにご紹介いたします。
■敷地に合わせてカーポートの屋根もカットした駐車スペース
まずは駐車スペースや玄関まわりです。玄関前の広い場所を駐車スペースにし、直線的な屋根がモダンなカーポートを設置しました。お写真から見て奥が狭くなっている敷地なので、形状に合わせて屋根をカットしています。屋根の梁材に注目いただくとカットした部分が分かりやすいです。
また土間コンクリートで舗装した床面にも大きな格子状に目地を作り、変形を感じさせないようにしました。
お車の出入り口すぐ右手の小さなコーナーはデッドスペースになります。ここには三角形の花壇を作り、門柱を設置。お車の出入りの邪魔をせず、植物の彩りを添えられるようにしました。
■玄関前のアプローチ
ここもお車の進入方向から見ると死角になる玄関前スペース。
タイヤの乗り入れのない場所ですので、アプローチとして、ホワイトトーンの乱形石を貼りました。
お車の動線を考えてアールのシルエットにしましたが、玄関前のアクセントになり、高級感も出すことができました。
ファサード全面を駐車スペースにしたオープン外構の場合、土間コンクリートを打っただけでは手付かずの印象になってしまいがちです。乱形石やタイル、インターロッキングなどで施工した質感の違う造作物を取り入れると、アプローチとしてゾーニングもでき、外構のデザイン性を高められますね。
■アプローチと同じ上品なホワイトトーンのテラス
主庭のテラスはアプローチと同じ、クールなホワイトカラーの乱形石を貼りました。両側には少し人工芝も配置して、緑と白のコントラストをお楽しみいただけます。
■使いにくい形のデッドスペースを扇形の花壇に
出隅と入隅が合わさった正にデッドスペースになりがちな部分は、扇形にピンコロ石を配置した花壇に仕立てました。通常ならばエクステリアを配置しにくい変わった形でも、植栽ならばサイズや形も様々で余白をうまく埋められます。
植栽を植えたときのイメージ図がこちら。背の高い木を植えて隅を隠したり、フェンス沿いに背の高い植栽を植えてもいいですね。
お庭に面した2つの掃き出し窓から見える位置の花壇なので、植栽があることで室内からも季節の彩りを感じられるスペースになります。
いかがでしたでしょうか?
一見すると使いにくそうな変形地のお庭も、デッドスペースをデザインのためのスペースととらえることで、手を掛けたお庭にすることができますね。

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ガーデンプラス姫路
店長・ガーデンプランナー
井内健三
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兵庫県姫路市ガーデンプラス 姫路
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