【南欧風の戸建て外構デザイン】レンガ笠木や鋳物が印象的で緑いっぱいの新築外構！

皆さんこんにちは。ガーデンプラス熊本中央店の坂本です。

今回ご紹介する外構工事は、芝生や樹木のあるお庭になります。敷地面積約130坪の2戸分もある広い土地に、平屋建てをご新築されました。

お施主様は

「南欧風の外構デザイン」「緑のある庭」

をご希望になり、配置や仕様など建物着工前より何度も打ち合わせをさせていただきました。

是非ご覧ください！

敷地入口周囲はアプローチを挟み駐車場4台が駐車できるスペースを設けました。

カーポートは3台用のアーチ型をご希望されていましたので、「YKKAP アリュース 600タイプ　57-80 H2」になります。

曲線ラインの多い南欧風の外構デザインにもフィットする駐車スペースが完成しました。

アプローチには、コンクリート製の敷石「ユニソン　ティーナ」を敷設して、入口にはレンガの笠木をつけた白壁の門柱を配置し表札を取り付けました。

アプローチ沿いには門柱の裏側から玄関近くまで天然芝をレイアウトし、緑とオレンジのコントラストが温かな南欧風の門周りが完成しました。

そもそも南欧風の外構デザインとは？

南欧風の外構デザインとは、明るい白壁と赤瓦や自然素材（漆喰・レンガ・木材）の組み合わせが象徴的なデザインです。温かく陽気な雰囲気のデザインにされたい方におすすめのデザインです。

玄関まわりを抜けた先で、アプローチと南側のお庭をゆるやかに分けるため、中央にアルミ鋳物門扉の両開きタイプを設置しました。門扉の両側には白壁の塀を設け、視線をやさしく区切りながら空間にメリハリをプラス。門柱と同じレンガを笠木に採用することで、全体に統一感のある南欧風デザインに仕上げています。

塀はコンクリートブロックを下地とし、モルタルで丁寧に下塗りを行ったうえで仕上げているため、表情も美しく、上質な印象です。

門扉には、「三共アルミ キャスリート8型 両開き08-10」を採用し、白壁の上部には「LIXIL ディズニー ミニフェンス ミッキーD型」をアレンジして取り付けました。

南欧風のやわらかでおしゃれな雰囲気が建物外観と調和し、あたたかみのある空間が心地よく広がります。

南側の庭に入ると直ぐに建物の掃き出し窓前に間口４.5m　階段を含め出幅2.7mの大きなタイルデッキを施工しました。門扉からは全て天然芝を施工しています。
芝生面積は約130㎡程度の広さになりました。地盤が低かったために施工前にかなりの量の盛り土を行いました。山砂整地のうえ芝付けと目土施工を行っています。

植栽はご希望の常緑性の樹木3本植え付けしました。キンモクセイ　常緑ヤマボウシ　シマトネリコなどになります。後日追加もありました。
また、施工時期が夏場になりましたので、芝や樹木の植え付けする時の水分の蒸散を避ける工夫をしながらの施工となり、朝と夕方2回の灌水を行い水の管理を徹底しました。天然芝はその日の朝に圃場からの剥ぎ取りが条件となりますので、特に根茎の乾燥に注意する必要があります。
施工完了後は、全体工事がすべて終わるまでの期間、毎日の灌水作業が欠かせません。お引き渡しの際には、特に夏場の水やり管理について、しっかりとご理解・ご納得いただけるよう丁寧にご説明を行いました。

その他の工事としては、照明工事として一部お客様からの支給品を、玄関やアプローチ周囲の主要な場所に照明用の配管埋設のうえ配置施工しました。

駐車スペースには物置を設置し、必要な箇所には防草シートを施工して雑草対策を行いました。アプローチまわりにはレンガチップを敷き、南欧風デザインに調和するやわらかな雰囲気に仕上げています。
約2か月にわたるボリュームのある工事となりましたが、緑が映える南欧テイストの、温かみのある素敵なお庭が完成しました。

後日お伺いした際、お施主様はご在宅時に自走式の小型ロボットを使って芝刈り管理をされていました。芝地の上を忙しく動き回るロボットを見て、幸せそうに見つめられるお施主様がほほえましく感じました。便利な時代になりましたね。皆様もご参考にされては如何でしょうか。

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