角地をうまく使った外構プラン

こんにちは。ガーデンプラス姫路の井内です。

今回ご紹介するのは角地をうまく使い、車を5台以上停められ、プライベート空間もしっかり確保できている外構プランです。

お客様のご要望は

・来客が多いので5台以上は駐車スペースが欲しい

・カーポートと自転車を置くスペースが欲しい

・居室の掃出し窓前にテラス、タイルデッキ、人工芝、目隠しフェンスをつけたい

・花壇や家庭菜園が出来るスペースを作りたい

・趣味で釣りをするので勝手口の上に屋根が欲しい

・和室の下窓のところに目隠し代わりに植栽を植えたいので、花壇のスペースをつくりたい

・車の駐車時に気にならないようなポストの配置にしたい

といった、ご要望をいただきました。
早速施工内容をご紹介いたします。

施主様が趣味で釣りをされるとのことで、お庭からキッチンへ直接出入りしやすいように勝手口まわりにテラス屋根をご希望いただきました。勝手口はドアではなく掃き出し窓ですが、物置も近く、便利にご利用いただけそうです。
テラス屋根には物干し竿セットを取り付けています。洗濯物を干していても雨が降っても気にならないからいいですね！釣りで濡れたものなどもささっと干せそうです。

また正面にも目隠しパネルを取り付けています。お隣さんが横板フェンスを設置されていましたが、やはり出入りの多いところは外から見ても気になるので、お互いのプライベートに配慮できる一工夫です。

玄関前に駐車スペースを作るため、コンクリートで舗装しました。道路と垂直に停めるスペースが2台分、平行に停めるスペースが2台分と計4台分をレイアウトしています。駐車スペースの奥を駐輪スペースとして使われる予定ですが、カーポートも延長タイプを使って、1台分＋αの屋根の広さに。サイクルポートを兼ねることができました。

また、ポストは施主様のご要望通り、駐車に邪魔にならないように、ポーチ柱の横でシンプルかつ省スペースな機能門柱を採用しました。

玄関を引き立たせるためにタイヤに踏まれない位置で、おしゃれな白系の乱形の天然石を貼りました。玄関ポーチのホワイトのタイルと、グレーの土間コンクリートのどちらにも上手く調和しています。コンクリートと乱張りの間は排水のことも考えて砂利で区切っています。雨水桝もありましたが、段差なく納めることができました。

リビングの掃出し窓を出た主庭には元々タイルデッキがあり、新しくテラス屋根を設置しました。
道路に面したお庭でしたが、周囲はL字型の目隠しフェンスで囲ってプライベート空間を作っています。塀のフェンスの高さは1.6mありますので、道路からの視線を遮ることが出来ますね。

庭には人工芝を敷き詰めていますので、ご家族でいっぱい楽しめることが出来そうです。ご来客が多いとのことなので、タイルデッキを使ってBBQパーティもできそうですね。
また雨の日もテラス屋根がありますので、ご主人様がゆっくり煙草を呑んで…..くつろぐ空間にもなっています。

主庭の横は1台分の駐車スペースを設けています。先ほど紹介した玄関まわりの4台と、この駐車スペースでご要望通り5台分の広さを確保できました。
予備として使われるとのことで、コストが抑えられるようコンクリートにはせずにタイヤ部分のみ平板の御影石を貼っています。周囲は防草シートの上から砂利を敷きました。

また予備駐車スペースの横は、菜園スペースに。道路と同じ高さなので、畝の間に入ってお手入れをするのも楽ですよ。

和室の地窓が道路面にあるので、目隠しの為に窓の前に花壇のスペースを作りました。車の駐車に支障がない大きさで、花壇縁はブラックピンコロで仕上げています。
和室は基本的には畳の上に座ったり寝転んだりするので、地窓のような低い位置の窓からの景色も眺めて楽しむことができます。植栽スペースは目隠しだけでなく、窓からの眺めを楽しむためにも活用できそうですね。

いかがでしたでしょうか。角地の広いお庭の立地メリットを生かして、5台分の駐車スペースを確保できました。逆にプライバシー性の確保が課題となりますが、目隠しフェンスを使って主庭もプライバシーが保たれています。犬走りが広く取られた設計も、活かすことができましたね。

新築のお住まいを建てる際には、ぜひ外構プランも頭に思い浮かべながら検討していただけたら嬉しいです。