お庭で育てられる美味しい冬野菜Vol.2
前回に引き続き、お庭で育てられる美味しい冬野菜をご紹介します。持て余しているお庭のスペースを、家庭菜園で有効活用しませんか?
①大根
根菜類の代表格でもある大根は、冬のお料理にも欠かせない存在。ビタミンC、カリウムや消化を助け胃腸の働きを整えるジアスターゼを含み栄養価も高い野菜です。煮物や汁物、お鍋やサラダなど、幅広く活用できます。基本的に寒さには強いですが品種によっても植える季節は様々ですので、植え付け時期に合わせて品種を選んでくださいね。種は畑に地植えします。植える2週間ほど前に土に苦土石灰と堆肥を入れて耕し、1週間前に化学肥料を入れて再度耕します。畝を作ってビール瓶などの底を押し当て穴をあけ、そこに5、6粒まきます。3回ほど間引きをして6枚~7枚で1本立ちに。追肥は2回目と3回目の間引きのタイミングで化学肥料をまき、よく耕してから土寄せします。大根は病害虫がつきやすいので、種まきのタイミングで浸透性殺虫剤をまいたり、マルチを畝に張るなどして対策しましょう。特にアブラムシがつくとウイルスにもかかりやすくなるので、防虫ネットなどで対策するのも手です。外葉が垂れて、中心部の葉が開いてきた時が収穫適期です。
②カブ
カブは栄養価が豊富で、和洋中どの料理にも活用できる万能の野菜です。カブは品種が多く、色も多彩。大きいものから小さいもの、丸い形から長いものまで形も大きさも様々です。最近では京都の「聖護院カブ」が有名ですね。高温に弱く冷涼な気候を好みますが、あまりにも寒いと早期に花が咲いて生長がとまってしまうトウ立ちという現象を起こしてしまいます。トウ立ちが起こると、カブの場合は根がやせてしまいますので、植える時期や地域の気候に合わせた品種を選ぶことが大切です。種まき準備は大根と同じ。耕して土の準備ができたら畝をつくります。種は地植えしますが、カブの大きさによって間隔は調整してください。間引きは合計3回行います。病害虫に侵されているもの、生長が早すぎたり遅いものを間引きます。小さい品種の株は追肥なしで育てられますが、大きい品種のものは間引きのタイミングで追肥と土寄せします。土寄せすることで、根の部分がきれいにできます。害虫は見つけ次第駆除しましょう。カブに起こる根こぶ病は発生すると治せないので、抜き取って処分します。根こぶ病を防ぐためには、畝を高くすること、完熟堆肥を使用することがポイントです。収穫期は品種によって違いますが、遅れると根がヒビ割れたりするので早めに収穫しましょう。
③ブロッコリー
抗酸化成分や抗がん成分も含むことから、健康野菜として注目されているブロッコリー。茹でると鮮やかな緑になり、お料理の彩りにも重宝されますよね。そんなブロッコリーも地植えはせず、ポットや箱で発芽させます。葉が混みあわないうちに間引きし、1本立ちに。定植する時はは株間を40~50cmとして、深植えにならないよう株元が少し高くなるくらいに植えつけ、たっぷり水やりをします。40cmほど間隔を離して植えましょう。加湿に弱いので、水やりは土が乾いてから朝のうちに少しやる程度にとどめます。比較的病害虫には強いですが小さいうちは虫がつきやすいので、防虫ネットがおすすめ。生育状態をみながら途中追肥します。大きくなると美味しくなりますので、即効性のある液肥や化学肥料を使うのもいいですよ。
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美味しい採れたての冬野菜を手軽に味わえるだけでなく、野菜の生長に一喜一憂するのも生活にハリが出て楽しいですよ。今年は家庭菜園に挑戦されてみませんか?家庭菜園のことならガーデンプラスにお任せください。
ガーデンプラス本部 担当:中谷麻美
この庭レシピが活かされている「お庭自慢!お客様インタビュー」の記事はこちらです
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