梅と桜と桃の木の見分け方
最近よく見かける淡いピンクのお花。今回は分かるようで分からない、梅と桜と桃のお花の見分け方をご紹介します!
②桃
桃の花びらは尖っているのが特徴です。桃は1つの場所で花弁が2つ出るので、梅に比べると少し華やかな印象です。桃も梅と同様、枝から花が直接咲いているように見えますが、梅と桃の違いは葉の出る時期。梅は花が落ちてから葉が出るのに対し桃は同時に出るので、花が咲いている時期に葉が出ていれば桃です。「桃色」といわれるように桃の花といえばピンク色のイメージが強いかもしれませんが、品種によって色も様々。白に近いものから赤っぽく色づくものまで、色々なお花の色が楽しめます。葉の形は楕円形なので、お花が咲いていない時期は葉を見ることで見分けることができますよ。ちなみに幹の白っぽく、薄く縞模様が見えます。
お花と葉が同時に出ているようでしたら、それは桃です。
③桜
桜の花は先端が割れていて、ハート形のような形。桜は花柄が長く、枝からこぼれるように咲きます。この花柄が後にサクランボになるんですよ。そして一か所に密集して咲くのも特徴の一つ。色は品種によって、淡い色の物から濃いピンク色まで様々です。葉は桜餅を思い出していただけると分かるように、楕円で縁がギザギザ。幹は比較的つるっとしていて、縞模様が見えるのが特徴。ソメイヨシノは花が咲いてから葉が出ますが、八重桜は葉が出ると同時に花が咲きます。桜の開花時期は枝や幹が花で見えなくなるほどで、桜のお花に見ごたえがあるのは花の数が多いからなんです。3つの中で日本では桜が一番植えられていて、もう少し暖かくなった頃に、きれいな桜の花がたくさん見られるようになりますよ。
枝からたくさんのお花がこぼれ落ちるように咲いていれば桜です。
今まで何気なく見ていた梅・桃・桜も、特徴を知ってから改めて見てみるとその違いに驚かされます。見かけたらよく観察してみてくださいね。
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梅と桃と桜の見分け方。それぞれの特徴を知ることで、違った角度からお花見が楽しめそうですね。お花見のできるお庭のことなら、ガーデンプラスにご相談ください。
ガーデンプラス本部 担当:中谷麻美
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