外構を美しく彩るタイルの施工場所とメリット
家の内外装として広く使われるタイル材。今回はお庭でタイルを使用できる場所とメリットをご紹介いたします。

タイルとは建物の壁面や床などに使われる陶磁器製の板状の素材です。レンガ同様、その起源は古く、紀元前2000年以上前のエジプト文明でもその使用が確認されています。タイルはその表面の美しさだけでなく、耐久性や撥水性などの機能面もメリットとして挙げられ、外構においても様々なシーンで使われます。今回はそんなタイルのお庭での使い道やメリットをご紹介いたします。
①タイルデッキ
お庭でタイルを使う場合に真っ先に挙げられるのがタイルデッキではないでしょうか。タイルデッキは、建物室内からフラットな状態でせり出したデッキにタイルを貼り付けたものを差します。タイルデッキにすることで、お庭とお部屋の段差がなく移動が楽になり、洗濯物など荷物を持っての出入りや小さなお子様の転落防止にもつながります。またタイルは水や非にも強いため、バーベキューやお子様のプールなど用途を選ばず利用できるのもポイントです。
こちらはタイルデッキの中でも、エクステリアに分類される組み立て式のタイルデッキです。LIXIL社から発売されたこのタイルデッキは、従来のようにコンクリートでの大型の基礎をアルミフレームに変えたことで、工期の短縮化やコストダウンを実現しました。表面のタイル材はLIXIL社のラインナップからしか選ぶことができませんが、もともとLIXIL社はタイルの世界シェアトップクラスのINAX社を含んだ会社ですので、表面の美しさ、機能面では定評があります。タイルデッキはコスト面が最大のネックでしたが、このLIXIL社のタイルデッキなら、サイズも大きく機能的なタイルデッキが検討いただけると思います。
②タイルテラス
こちらはタイルテラスです。デッキと異なるのは、建物の床面に合わせたデッキとは異なり、地面の高さに合わせているため、室内と高低差が生まれる点にあります。使用用途はタイルデッキ同様、バーベキューや庭遊び、お洗濯と幅広くご利用いただけます。お庭の衣裳やアクセントとしても人気の施工方法です。
③門柱・塀
タイルは床面だけでなく、壁面でも使用いただける素材です。こちらは門柱にタイル材を用いたデザイン。ボーダーのタイル材を使用することで、洗練された美しさを表現しています。門柱はやはりお客様を迎える最初の場所ですので、長く美しいデザインにしたいという方はタイルの門柱を検討してみてはいかがでしょうか。また門柱はタイル張りだけで仕上げることもできますが、タイルを部分的にアクセントとして用いる方法も有効です。塗り壁の色やガラス材、表札のデザインを組み合わせることで世界に一つだけのオリジナル門柱をデザインすることができます。
こちらはタイルを塀に使用した施工例です。塀など広い面積にタイルを使用する際は、ボーダーのような細かな意匠以外にも、大判のタイル材を使用することもできます。いずれも高級感のある風合いをお楽しみいただけますので、建物の外観とのバランスを考慮してお選びください。
④玄関ポーチ・アプローチ
タイル材は玄関のポーチやアプローチでも使用いただくことができます。毎日のお出かけの際、必ず通るポーチやアプローチ。タイル材を用いれば、お出かけの都度、その美しさに触れることができます。タイルデッキ同様、機能面でも汚れにくく、美しい舗装面を長くおたのしみいただけるので、メンテナンスの手間も軽減することができます。
⑤ガーデンルームの控壁
装飾に特化するなら、ガーデンルームなどの控壁に使用することもできます。お気に入りのタイル材に囲まれた空間は、きっと心も満たしてくれる居心地のいい空間になることと思います。タイルは汚れにくいので、こちらもお掃除などの手間が省け、快適な空間を長くお楽しみいただけます。ひっかき傷も付きにくいので、ワンちゃんや猫ちゃんなどを飼われている方にもおすすめです。
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