かんたん庭レシピNo. RCP21964外構・お庭の基礎知識

posted by  ガーデンプラス本部

黄色の花が咲く春の庭木

心を明るくするイエローカラーをお庭に取り入れてみませんか?毎年咲く育てやすい庭木をご紹介します。

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黄色の花が咲く春の庭木

黄色の花が咲く春の庭木

皆さんこんにちは!ガーデンプラスの中川です。

 

突然ですが、皆さんはお庭にどんな色を取り入れていますか。
エクステリアでは、アルミやスチールなどの金属カラー、木調カラー、レンガやタイルのテラコッタ系など、お住まいの外観に合わせた落ち着いた色味が選ばれることが多いですよね。一方で、お庭に取り入れる花や庭木の色は、お洋服を選ぶような感覚で、少し冒険したり、季節感を楽しんだりできるのも魅力のひとつです。ガーデンデザインの中では、花の色も空間の印象を左右する大切な要素で、お庭のテーマカラーを決めてから植物を選ばれる方も増えています。

 

今回は、数ある花色の中でも、春の日差しのように明るく、お庭をぱっと照らしてくれるイエローカラーの花に注目してみようと思います。
最近ではファッションの世界でもトレンドカラーとして取り入れられていますが、お庭の中では春や夏、太陽をイメージさせる「ホットカラー」に分類されます。黄色の花は視認性が高く、遠くからでも目に入りやすいため、お庭全体の印象を引き締めたり、メリハリをつけたりする役割も果たしてくれます。

 

イエローカラーの花は、選ぶ種類や組み合わせによって印象が大きく変わるのも特徴です。はっきりとした黄色や個性的なシルエットの花を選べば、お庭の中でアクセントとして存在感を発揮してくれますし、淡いクリーム色や小花が集まるタイプを選べば、主張しすぎず優しい雰囲気にまとめることもできます。存在感がありながらも調整しやすく、ナチュラルガーデンからモダンなお庭まで幅広く取り入れやすい色味といえそうです。

 

今回は、庭木を中心に、春から夏にかけてイエローカラーの花を咲かせる植物をご紹介します。シンボルツリーとして楽しめる庭木から、さりげなく彩りを添えてくれる低木まで、種類によって咲き方や雰囲気もさまざまです。黄色の花がもたらす明るさや季節感をイメージしながら、ご自宅のお庭づくりの参考にしてみてください。

年が明けたら咲き出す「ソシンロウバイ」

清々しい冬空に、香りと共に春を告げるソシンロウバイの花

清々しい冬空に、香りと共に春を告げるソシンロウバイの花

いきなり少し渋めの庭木ですが、寒さ厳しい新春の頃、お庭で真っ先に咲き出すのがこのソシンロウバイです。

 

中国原産の落葉樹で、葉を落とした枝先に、春を待ちきれないかのように黄色の花を咲かせます。
「蝋梅」と書く名前の通り、ロウでできたような透明感のある黄色い花はとても個性的で、花の少ない冬のお庭の中ではひときわ目を引きます。控えめでありながら、確かな存在感を放つ花姿もロウバイならではの魅力です。

 

ロウバイのよいところは、上品な見た目だけではなく、その香りにもあります。梅よりも香りが強いといわれ、清々しい冬の空気の中にふわりと漂う香りは、新春のお庭に心地よいアクセントを添えてくれます。花が終わったあとは瑞々しい若葉が芽吹き、夏の間は葉を茂らせて涼しげな姿に。
耐寒性・耐暑性ともに優れており、丈夫でよく育つため、四季を通して楽しめるお庭向きの樹木です。

まだ寒さの残るころに咲く「サンシュユ」

落ち着いた印象の花をさかせるサンシュユ

落ち着いた印象の花をさかせるサンシュユ

早春になると、葉が出る前の枝いっぱいに小さな黄色の花を咲かせるサンシュユ。

 

まだ冬の名残が残る頃、枝先に集まって咲く黄色の花は、遠くから見ると木全体がほんのり色づいたように見え、お庭にいち早く春の気配を運んでくれます。
花は一つひとつが小さく控えめですが、数が多いため自然な華やかさがあり、落ち着いた印象の中にも明るさを感じさせます。
春の花が終わったあとには葉が茂り、秋には赤く色づく実を楽しめるのもサンシュユの魅力のひとつ。季節ごとに表情を変えるため、長くお庭を彩ってくれる庭木として親しまれています。
派手すぎない黄色の花は、和風のお庭はもちろん、ナチュラルな雰囲気のお庭にもよくなじみます。

早春の足元を彩る「ヒュウガミズキ」

上品でナチュラルな印象のヒュウガミズキ

上品でナチュラルな印象のヒュウガミズキ

春先に、淡い黄色の小さな花を枝から垂らすように咲かせるヒュウガミズキ。

 

やさしい色合いの黄色の花は主張しすぎることがなく、とても上品で、ナチュラルなお庭や和風のお庭によくなじみます。花が連なるように咲く姿は控えめながらも風情があり、春の訪れを静かに感じさせてくれます。
樹高も抑えやすく、落葉樹の足元や半日陰の場所にも取り入れやすい庭木です。直射日光が強すぎない環境でも育てやすいため、植える場所の選択肢が広いのも魅力のひとつ。
春のやわらかな雰囲気を大切にしたい方におすすめの庭木です。

春本番を告げる鮮やかな「オウバイ」

埋めのような姿のオウバイ

埋めのような姿のオウバイ

名前の通り、梅のような姿の黄色い花を咲かせるオウバイ。

 

早春から春本番にかけて、枝いっぱいに鮮やかな黄色の花を咲かせ、お庭を一気に明るい雰囲気に変えてくれます。葉が出る前に花が咲くため、花色がよく映え、遠くからでも春の訪れを感じさせてくれる庭木です。
枝はしなやかで、垂れるように自然に広がる樹形が特徴。フェンス沿いや斜面に植えると、流れるような枝ぶりと黄色の花が合わさり、やわらかな景色をつくり出します。
比較的丈夫で育てやすく、剪定にも強いため、毎年安定して花を楽しめるのも魅力。手間をかけずに、春らしい黄色の花を取り入れたい方におすすめの庭木です。

日差しに暖かさを感じるころになったら、「ミモザ」と「エニシダ」の季節

葉まで個性的でおしゃれなミモザと花つきの良いエニシダ

葉まで個性的でおしゃれなミモザと花つきの良いエニシダ

黄色の小さく丸い、ふわふわとした花が枝いっぱいに咲くミモザ。

 

春の訪れを感じさせてくれる代表的な黄色の花で、遠くからでもぱっと目を引く存在です。
ミモザと呼ばれる樹木の中でも、最も多く流通している品種が「銀葉アカシア」。
その名の通り、シルバーカラーの葉が特徴で、黄色い花とのコントラストがとても美しく、お庭の中でも軽やかな印象を与えてくれます。苗のうちは幹が細く、根も浅いため、風による倒木を防ぐためにも支柱を立ててあげることが大切です。時間をかけて大きく育った姿は圧巻で、花の季節には枝いっぱいに黄色の花が咲き誇り、まるでお庭全体が明るくなるような華やかさ。
シンボルツリーとしても人気が高く、ガーデンプラスのプラントプランのプレゼント樹木にも採用されています(≫プラントプランについてはこちらをどうぞ)。

 

しかしミモザは、成長するとボリュームが出やすく、管理が難しそうと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方におすすめなのがエニシダです。
マメ科の常緑低木で、品種によっては落葉するものもあり、ライフスタイルやお庭の条件に合わせて選びやすい樹木です。枝先から垂れ下がるように咲く黄色い花は、フジを思わせる優雅な姿で、動きのある景色を演出してくれます。園芸店では苗木の鉢植えでも多く流通しており、植え付けたその年から華やかな黄色の花を楽しめるのも魅力。コンパクトながら存在感のある花木として、花壇やお庭の一角に取り入れやすい種類です。

やさしい春景色をつくる「ヤマブキ」

丸みのある花が可愛らしいヤマブキ

丸みのある花が可愛らしいヤマブキ

やわらかな枝ぶりと、丸みのある黄色の花が印象的なヤマブキ。

 

古くから親しまれてきた庭木で、和風のお庭はもちろん、ナチュラルガーデンにも自然になじみます。
春のやさしい日差しの中で咲く黄色の花は、派手すぎることなく、それでいてしっかりと存在感があり、お庭の足元を明るく彩ってくれます。
枝はしなやかに広がり、株全体でふんわりとした雰囲気をつくるのも特徴です。樹高も抑えやすいため、木の足元や小径沿いなどに取り入れやすく、植栽にやさしいリズムを与えてくれます。
春らしい穏やかな景色を楽しみたい方におすすめの庭木です。

つるばら初挑戦の方にもおすすめの「モッコウバラ」

華やかな八重咲のモッコウバラとフェンスに誘引したモッコウバラ

華やかな八重咲のモッコウバラとフェンスに誘引したモッコウバラ

春も半ばを過ぎると、いよいよモッコウバラの季節です。

 

黄色の花が房になって咲き誇り、お庭全体をやさしく包み込むような景色をつくってくれます。
一般的につるバラを育てる場合、誘引や剪定が欠かせず、棘の扱いに悩まされることも多いのですが、中国原産のモッコウバラは棘がなく、強健な性質を持っているのが大きな特徴です。
そのため、バラに初めて挑戦する方にも取り入れやすい品種といえます。冬には葉が半分ほど落ちて少なくなりますが常緑性があり、パーゴラやフェンスに絡ませれば、春から夏にかけて黄色の花と葉で木陰をつくることもでき、お庭の中で立体的な景色を楽しめます。

 

鉢植えでも育てることはできますが、大きく伸ばして花をたくさん楽しみたい場合は、やはり庭植えがおすすめです。
フェンスやアーチ、パーゴラなど、支えとなるものの近くに植えることで、自然に枝を伸ばしてくれます。誘引の方法も難しくなく、枝を横に広げるように誘引すると、花数が増えてボリューム感のある姿に。ややクリームがかった優しい黄色の小さな八重咲の花が一斉に咲く様子は、まるで映画のワンシーンを切り取ったようなエレガントさで、春のお庭を華やかに彩ってくれます。

梅雨の気配とともに咲く「キンシバイ」と「ヒペリカム」

梅に似た花を咲かせるキンシバイとキンシバイの仲間のヒペリカム

梅に似た花を咲かせるキンシバイとキンシバイの仲間のヒペリカム

梅の花芯に似た花を咲かせるキンシバイ(金糸梅)。

 

初夏に向かうお庭で、鮮やかな黄色の花を次々と咲かせる半常緑低木です。春先に枝をたくさん伸ばし、その枝先に花芽をつけるため、自然と丸みのある姿に育ちます。花は湿度が高くなり、梅雨の気配を感じさせる頃から咲き出し、濃い緑の葉の中で黄色の花がアクセントのように映えます。派手すぎない落ち着いた花姿は、初夏のお庭にしっとりとした季節感を添えてくれます。

 

樹高はそれほど高くならないため、木の足元やアプローチ沿いなどにも取り入れやすく、植栽にリズムをつけたい場所にもおすすめです。和風のお庭との相性も良く、自然な雰囲気を大切にしたガーデンデザインによくなじみます。
また、海外から来たキンシバイの園芸品種は「ヒペリカム」と呼ばれ、黄色の花が終わったあとにできる実も楽しめるのが特徴。花屋さんでは切り花として流通しているのを見かけることも多く、花はすぐに散ってしまいますが、ドングリのような実が徐々に赤くふくらみ、10月頃まで色づいていく様子を長く楽しむことができます。

おわりに

イエローカラーで彩った花壇

イエローカラーで彩った花壇

いかがでしたでしょうか。

 

黄色の花が咲く庭木の中からピックアップしていくつかご紹介させていただきました!
ご紹介した樹木以外にも、春のお庭にはさまざまな表情を持つ黄色の花を咲かせる庭木があります。花の大きさや咲き方、樹形によって印象も異なり、それぞれが違ったかたちでお庭に季節感と明るさを添えてくれます。
黄色は、見ているだけで明るさを感じさせ、気持ちを前向きにしてくれるカラーです。毎日疲れて帰ってきたときでも、ふとお庭に目を向けた先に黄色の花が咲いていたら、それだけで心が和らぎ、元気を取り戻せそうな気がします。朝のやわらかな光の中で咲く黄色の花や、日差しを受けてきらきらと映える花の姿は、お庭の中に小さな幸せを運んでくれます。

 

今回は庭木を中心に、春から夏にかけて楽しめる黄色の花をご紹介しましたが、もっと気軽に取り入れたい方には、一年草の花苗で黄色の花を楽しむのもおすすめです。花壇や鉢植えに少し加えるだけでも、お庭全体の印象がぱっと明るくなり、季節感もぐっと高まります。ぜひ、お住まいの雰囲気やお庭の広さに合わせて、黄色の花を取り入れながら、自分らしいガーデンづくりを楽しんでみてください。

 

ガーデンプラスでは、今回ご紹介した庭木の映えるお庭づくりだけでなく、新築外構から外構リフォームまで幅広く承っております!
お庭のことなら何でもおまかせください!皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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中川知春(ガーデンプラス本部)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
我が家に元々あったアプローチのバラは咲いてみると見事な大輪の黄色いバラで(品種は未だ不明)、毎日見るのが楽しかったです。
今年も丈夫に咲いてくれますように!

ガーデンプラス本部
Web担当

中川知春

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