福を呼び込む縁起木
毎月29日はふく(福)の日!そこで福を呼び込む縁起木をご紹介します。

毎月29日はふく(福)の日。幸福の「2(ふ)」「9(く)」の語呂合わせが由来とされていて、総合食品商社の株式会社日本アクセスによって制定された記念日となっています。和菓子は季節の食材を取り入れたり表したりすることで風情を演出できるお菓子で、そんな和菓子の魅力をより多くの人に伝えること、和菓子の販売を促進する目的で「ふくの日」が制定されました。
「福」といえば、お庭に関していうと縁起木があります。せっかく植えるなら、縁起のよい木がいいですよね。そこで今回はお庭におすすめの縁起木をご紹介いたします。
こちらはオリーブ。
オリーブの葉は国連の国旗にも描かれていて、世界的にも平和の象徴とされています。その由来となっているのが有名なノアの箱舟。旧約聖書にも記されているノアの箱舟のお話の中の、ハトがくわえてきたオリーブの枝を見て、ノアは洪水が引いたことを知ったというエピソードが由来とされています。オリーブは樹形がとても美しく、剪定などのお手入れが苦手な方にもピッタリ。日当たりの良い場所に植えてあげれば、その後のお世話は必要最低限で大丈夫です。銀色に輝く葉が美しく、一年を通して葉が茂るのでシンボルツリーとしてもおすすめですよ。自家受粉が難しいため、実をつけたい場合は2本セットで近くに植えてあげてください。オリーブはお庭だけでなく、採れたオリーブで食卓にも華を添えてくれます。
こちらはゲッケイジュ。
古代ローマやギリシャ時代から勝利者の栄光のシンボルとされていて、そのことから日本でも縁起木とされています。オリンピックなど、スポーツの大会で頭にかけられる葉っぱで作られた冠はゲッケイジュの葉が使われていることも有名ですね。そんな葉のイメージが強いゲッケイジュですが、春先には小さな花を咲かせてお庭を賑わせてくれます。根付けばあまり手をかけなくても育ちますが、どんどん大きくなりますので、コンパクトに育てたい場合はこまめに剪定してあげましょう。観賞用としても美しい月桂樹ですが、葉を乾燥させると食用のハーブとしても活用できます。洋風の煮込み料理に使うと、肉や魚の臭みを消してとってもおいしく仕上がります。お庭に食卓に、福を呼び込む縁起木としておすすめです。
こちらはライラック。
花言葉が「初恋の感動」のライラックは新婚さんのご家庭にもピッタリです。小さな花が集まって咲くライラックは見た目の美しさもさることながら、香りも魅力の一つ。香水の原料としても使われ、開花時期には甘く優しい香りを漂わせます。そしてお子さまと一緒に楽しんでいただきたいのが「ハッピーライラック探し」。通常4枚の花びらのライラックですが、まれに5枚の花びらを持つ花があります。四葉のクローバーのように幸福のシンボルとされていますので、開花時期にはぜひ探してみてくださいね。
こちらはキンカン。
キンカン(金柑)は金冠とも書き、金運を呼び込む縁起木とされています。原産地の中国でも大願成就、子孫繁栄を約束するいわれていて人気のキンカン。冬に収穫期を迎えるので、さみしくなるお庭にも元気な黄色の実で華やかにしてくれます。柑橘類の中では珍しい皮ごと食べられる果実で、皮に甘味が集中しています。たくさん収穫できたらはちみつに漬けたり、ジャムにしても美味しく召し上がれます。ビタミンCなどの栄養価も豊富で、風邪予防にもおすすめ。お庭にキンカンがあるだけで、元気に冬を越せそうですね。

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お庭の彩りとして、福を呼び込む縁起木としておすすめの植栽をご紹介しました。季節によって違った楽しみ方があるのも魅力です。
ガーデンプラス本部
Web担当
中谷麻美
野菜や植栽の育て方、お庭の楽しみ方などを詳しくご紹介します。
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