冬の植栽をおしゃれに仕上げる這性コニファー 種類と育て方について
お庭の冬らしさを演出してくれる針葉樹。今回は花壇でも使いやすい這性コニファーをご紹介いたします!
こんにちは、ガーデンプラスの中川です。
早いものでもう12月。クリスマスが近づくと寄せ植えに重宝されるのがパンジー・ビオラ、シクラメン、そして今回ご紹介するコニファーですね!モミの木のような大きなサイズから、寄せ植えようの苗木、スワッグやリースづくりのための切り枝まで、お花屋さんや園芸店にはこの時期、様々なコニファーが集まります。
海外から来た針葉樹や園芸品種をまとめて「コニファー」と呼んでいますが、もちろん「スカイペンシル」や「エレガンテシマ」など品種によって名前があり、色や形が様々。お庭でも目隠しや生垣としてよく列植されていますね。また日本の森にも自生するヒバや杉も針葉樹。寒さに強く、常緑樹であり、木や葉に含まれる成分が虫を除けることから「不老長寿」のシンボルです。
這性コニファーとは…
這性コニファーとは文字通り、グラウンドカバーの植栽のように水平に伸びる品種の針葉樹のこと。寒さや乾燥に強く、常緑樹である針葉樹の性質はそのまま、空に向かって伸びる枝はあまり出ず、地面と水平方向に成長する品種です。
植栽スペースではシンボルツリーの足元を隠したり、グリーンガーデンの寄せ植え用素材として使われます。もともと針葉樹には寒冷地向きの品種が多いため、ドライガーデンやロックガーデンに似合う植栽としてもおすすめです。人気の「塩系」「男前系」イメージのお庭を演出できますよ。また繊細な緑の葉は、和モダンのお庭にもよく合います。
お庭でも育てやすい這性コニファー
■フィリフィラオーレア
明るい黄緑の枝垂れる長い葉が特徴です。這性というよりは低木に分類される品種で、大きく育つとこんもりとした円錐形になるのですが、剪定して低く保たれることが多いです。日陰にも耐える丈夫な性質ながら明るく個性的な葉を持っているので、葉物を集めた植栽スペースや落葉樹の足元に重宝する存在です。
■ゴールデンモップ
フィリフィラオーレアの変種で、芯が立たず枝垂れる性質が強いのがゴールデンモップ。フィリフィラオーレアは剪定してやや高さを出すことができますが、低く保ちたいならゴールデンモップの方がよりおすすめ。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。這性コニファーには葉がしっかりトゲトゲした品種もありますので、お子様やわんちゃんが遊ぶお庭では気をつけてくださいね!
ガーデンプラス本部 担当:中川知春
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